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【今をやめる】第2章 言語化 ✅退職から起業までの道のり ✅転職・独立で悩むすべての方へ ✅超具体的な“社会人向け”参考書

転職や起業以上にハードルが高いもの。
それが退職
新しい何かを始める以上に、
今をやめる方があまりにも難しい。

これは起業するまでに至ったぼくが
最も感じていたことで、
多くの人もこのハードルで
立ち止まってしまう。

しかし、より良い人生を送るためには
今をやめるという選択をすることが
必要になる場合は往々にしてある。

第1章では【習慣】の重要性について
具体的な例を提示しながら紹介しました。
ぜひそちらもご覧ください。

前置きが長くなっても仕方ないので
早速今回の本題へ。

第2章 言語化

キャリアを悩む人は日々、
頭の中で様々なことを考えている。

こんなことをして、こうなったら…
といった妄想に近いことも。

しかし、ほとんどの人はそこまでだ。
それで終わってしまう。
そんな方へ伝えたいこと。

あなたの頭の中だけで完結したことは
誰にも影響を与えていないし、
何も成し遂げていない。


起業や転職について考えたり悩んだり、
それは素晴らしいことだ。
新しいことを始めようとする意思は
リスペクトに値する。

でも残念なことにあなたの頭の中から
その意思が出てきていない限り、
そこに価値は存在しない。

ダイエットするぞ!と思っているが
いつまでも痩せない人がと良い例だ。
(良い例という名の皮肉)

ダイエットもそうであるが、
人間は意思を行動に移してこそ
初めて価値を生み出すのだ。

何も行動していない人は
何も考えていない人と同じなのだ。

違う!俺は色々考えてるんだ!
そう叫んだとしても無意味だ。
他者から見れば行動していない人は
どれも同じなのだ。

では行動すればいいのか。
転職や起業をしたければ
さっさと行動に移せと言うのか。

そんな声も聞こえてきそうだが、
それができないから困っているのは
百も承知である。

そんな方にまずやってほしいこと。
それが今回のテーマである【言語化】

ここで言う【言語化】とは
頭の中にある意思や考えを
頭の外に出すことだと定義する。

そして言語化するステップとして、
ぼくが実践してきたことを
紹介していく。

言語化ステップ①
【付箋に書いて見える位置に貼る】

また付箋だ…
でも付箋は最高のツールだ。
今すぐダイソーで買ってきてほしい。

なぜ付箋に書くのか。

それは単純で、
付箋に書ける文字には限りがあるからだ。

物事には順序というものがある。
いきなり自分の意思を長々と書こうとするから
すぐに挫折するのだ。
自分の意思を言葉にすることは
想像以上に難しい。

だから付箋のスペースの少なさを
ぼくは逆手に取って利用したのだ。

(この大きさがおすすめ)

書くときの注意事項
・大きな字で書く
・2行以内で書く
・最低限の単語で書く

これは言語化の最初のステップだ。
とにかく簡単でいいから書き出す。
自分の頭にあることを
とにかく世界へアウトプットするのだ。

ぼくは自分の意思や考えだけでなく、
偉人の名言なども書いて貼っていた。
(ジョブズとか、ジョブズとか、スティーブとか。)

書いた付箋はどうするか。

貼る。ドアなり壁なり
自分の目に入りやすい場所に。
とにかく貼ってみる。

そうすると頭の中が視覚化される。
なぜ視覚化してほしいのか。

それは自分を客観的に見れるからだ。

頭の中で考えているときは
常に主観的である。

それを付箋に書き出し
目で見える形に変えるだけで、
あぁ、こんなことを思っているのか。
と客観的に自分を捉えることができる。

何より、付箋を書いて貼るだけで、
今までの自分以上の行動をしたことになる。

ぜひ付箋を活用して、
部屋中を付箋だらけにしてほしい。

名言ゾーンを作るとそこを見る度に
モチベーションも上がるからおすすめだ。

付箋を利用して最初のステップを踏んだら、

言語化ステップ②
【理想の行動を書き出す】

自分の意思を客観視したら、
次は理想の行動を書き出してみよう。
※これに関しては付箋はおすすめしない。

理想の行動とは?
ぼくが書いていたのは
・塾を始める
・本を出版する
・年収を3倍にする
・塾を3教室まで拡大する

要は、できるできないは度外視した
『夢』のようなものを書くということだ。
だからなんでもいいんだ。

・金を稼いでモテまくる
極論、これでもいい。

自分の理想や夢をアウトプットする機会は
大人になると滅多になくなる。

子どもの頃はことあるごとに
将来の夢を書かされていたのにだ。

まだ転職も起業もしていないなら、
未来をどう想像しようが勝手だ。
ただし、頭の中に留めるのではなく
世界にアウトプットするのだ。

思い描く未来もまた、
客観的に捉えてみるのだ。

書いて少しして読んでみると、
何これ(笑)と思うものもあるだろう。
これはちょっと恥ずいな…
なんてものもあるだろう。
(だから付箋はやめておいてほしい)

理想や夢を書き出したなら

言語化のステップ③
【理想を達成するための具体案を書き出す】

ここまできて初めて、
自分が何をするかを具体的に言語化しよう。
ただし!細かくなくていい。
ここで気負いすぎると
これまでの努力が無になってしまいかねない。

ざっくりとでいい。
『塾を始める』を例にしていく。

塾を始めるための具体案。
・場所は〇〇
・対象の生徒は中学生

これくらいざっくりとしていて、
なおかつ簡単なところから。

ここでやりたいことは戦略作りではない。
大体、今をやめることも決まってないのに
戦略なんて考えたってしょうがない。
そんなのはもっと後でいい。

何度でも言うが最も難しいのは
今をやめることだ。

ぼくたちはまだ、今をやめるための
準備期間であることを忘れてはいけない。

具体案がいくつか浮かんだら

言語化ステップ④
【人にその具体案を話す】

理想とそれに対する具体案を言語化したら
いよいよ人に伝えてみよう。

ここまでステップを踏んできたのは
人に伝えるためだ。

人に伝えることの威力は
これまでのどのステップも比じゃない。
ぼくも本格的に起業を考え始めたのは、
人に話し始めてからだ。

初めて人に話していた頃は
〇〇で中学生対象の塾やろうと思ってて…
くらいしか決めてなかったが話していた。

そんなので人に伝えて意味あるの?
そう思うかもしれない。

でも、人に話すと必ず反応がある。
興味をもち質問してくれるかもしれない。
一緒に考えてくれるかもしれない。
力になりそうな人を紹介してくれるかもしれない。

これは実際に話をしたからわかるのだが、
人と話すと今までに考えていなかった案が
どんどん浮かんでくるのだ。

また、話をすることで頭の中が
整理されていくのだ。

話が終わる頃には、
その人と会ったときよりも
前に進んでいることはよくあることだ。

ぜひここまでのステップを踏んだり、
今、少しでも具体的な案があるならば、
誰かに話してみてほしい。
前に進むことを約束する。

今回、言語化に拘った理由は、
【人に話す】という行動
引き起こしたいからだった。

1人で考えていても何も進まない。
行動しない人は何も考えていない人と同じだ。

頭のにある意思を、理想を、夢を、
まずは頭の外に出そう。

次に、簡単なものでいいから
具体的な案を1つ書き出してみよう。

そして、それを持って人に会おう。
話してみよう。

頭の中で思うだけでダメだ。
本を読むだけではダメだ。
この記事を読むだけでダメだ。

今をやめるという
最も難しい課題を解決するために。
今から行動するのだ。

最初の行動はもうわかってるはずだ。
そう、ダイソーで付箋を買うことだ。

このサイズの付箋を買おう。

そして、より良い人生のために
言語化しよう。

ではまた!

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