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TOSACOのこと。

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2018年4月、クラフトビール空白地帯だった高知県に誕生したTOSACO。TOSACOの生まれた背景や想い、ビジョンなどについて語ります。
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お客様との会話のなかで気づいたこと

お客様との会話のなかで気づいたこと

TOSACO TAP STAND店長の山田です!
新緑が美しい季節がきましたね!^^ お店にお越しいただくまでの道路脇には色とりどりのアジサイが花を咲かせてまさに今が見ごろという風景です。屋外テントから見える場所にも咲いていますので是非ご覧くださいね!

さて、今日はTOSACOのNOTE編集長の瀬戸口からも依頼されました、TAP STANDにお越しいただいているお客さんとのかかわりの中で、私が店

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運命の地、高知で作る人と土地にやさしい”高知スタイル”ビール

運命の地、高知で作る人と土地にやさしい”高知スタイル”ビール



8年間の空白を経てお酒天国に誕生した”人と土地にやさしいブルワリー”
可杯(べくはい:穴の開いたおちょこ)や空吸(そらきゅう:底が尖っていて机に置くと倒れるおちょこ)など独自の酒文化が生まれたお酒天国の高知。お酒との関わりが深い土地柄にも関わらず、2010年以降の8年間、クラフトビール醸造所が不在だったことはご存知ない方も多いのではないだろうか。

この状況に風穴を開けたのが合同会社高知カンパ

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2023年の思い出を振り返る~その②~

2023年の思い出を振り返る~その②~

こんにちは!TOSACOの代表兼note編集長の瀬戸口です。その①では2023年の6月まで、今回のその②では7月からの思い出を振り返っていきたいと思います。

◎TAPSTAND初のイベント「燻製ワークショップの開催」(2023年8月6日)燻製って楽しい!私も、結局その後の開催会も含めて全3回すべて参加しております。2回目では土佐和紙の原料の楮の木で燻したモルト(麦芽)を使ったビールをお披露目しま

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2023年の思い出を振り返る~その①~

2023年の思い出を振り返る~その①~

こんにちは! TOSACOの代表兼note編集長の瀬戸口です。ついに6周年イベントがスタートしました!スタッフたちも数か月前から準備してきたものをようやくお披露目することができて張り切っております。
今日はこの節目に、新工場が竣工してからの1年数か月間を振り返ってみようと思います。(少々長いです!!)

◎工場の竣工と試運転兼初仕込み(2022年12月23日)この日は南国高知では珍しい、超ホワイト

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ブランドムービー、できました。

ブランドムービー、できました。

高知の海に、ふたりでビールの種をまく。
高知の素材にこだわり、高知らしい、高知だからこそできる。
そんなビールを目指して誕生したのが、
高知カンパーニュブルワリーのクラフトビール『TOSACO』です。

そんなTOSACOも、なんやかんやでもうすぐ3周年が近づいてきましたが、
この度、なんとブランドムービーができました\(^o^)/!!↓↓

これでTOSACOについて伝えやすくなりました!
1分

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和醸良生 /TOSACO  和醸ケルシュ | ニンカシの横顔

和醸良生 /TOSACO  和醸ケルシュ | ニンカシの横顔

初夏の気持ちの良い夕暮れ時。
まだまだ強さの残る日差しの下、窓の外では木々が大きく揺れている。
「みてぇ。この子わたしの孫なのよ。わたしももうおじいちゃんなの」
「かわいいですね。ちっちゃな手!」
常連客である原さんのスマホ画面をのぞき込んでいると、ほろ酔いの女性がふらふらと店の中へと入ってきた。

「すいませぇん~クラフトビールを買いたいんですけど」
サマーニットのトップスに、ダメージジーンズ。

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どっしりとした苦みをにごりで柔らかに包み込む 「ARIGA TOSACO」で伝える たくさんの「ありがとう」

どっしりとした苦みをにごりで柔らかに包み込む 「ARIGA TOSACO」で伝える たくさんの「ありがとう」

本と囲碁を愛する、優しくて穏やかな父
父は「自分のことは自分で決めなさい」が口癖で、少し放任気味。でも相談すればどんなに疲れていても眠そうな顔ひとつせずに話を聞いてくれたし、いつだって最強の味方でいてくれた。
わたしはそんな父が大好きだったし、心底かっこいいと思っていた。

でもいつからだろう。

父に相談をすることはなくなった。相談事は友人や先輩にしたし、「甘える」先は恋人になった。多忙で家にい

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