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「アマデウス」感想

“ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト”

モーツァルトの天分を見抜く能力だけを与えられた宮廷作曲家“アントニオ・サリエリ”の嫉妬と愛憎の映画です。

これ傑作です。
見どころ、聞きどころが満載の宝石箱のような作品です。
・サリエリ役のF・マーリー・エイブラハム、モーツァルト役のトム・ハルスの演技
・違和感なく物語に没入できる映像
・モーツァルトの音楽 などなど…


特に印象深いサリエリのことば

仰天した

とても信じられなかった

曲想が浮かぶまま書いた ―
オリジナルが…

どこにも書き直しがない

1か所も

書く前に完成しているのだ

頭の中で曲が

どのページも すべて
写したように整っている

その音楽も見事なまでに
完ぺきそのものだった

音符1つ 変えるだけで
破綻が生じる

楽句1つで曲全体が壊れる

私は思い知った

大司教の屋敷で聞いた音楽は
偶然の作品ではない

それは神の声による
響きなのだ

五線紙に閉じ込められた
小さな音符の彼方に ―
私は至上の美を見た

「アマデウス」字幕翻訳:松浦 美奈/1984年作品

「クラシックはどうも苦手」というあなた、映画「アマデウス」でお試しください。

#映画が好き


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