富裕層向け物語サービス
例の企画案(固定記事参照)で、実現可能なものをまとめておく
固定記事リンク 真ん中に企画書関連
まず先に「富裕層のみ」サービスを紹介。
後に「全ユーザー共有可能」サービスだ。
1 直筆サイン送付サービス
2万円-10万円
何故幅があるのか? 無論サインだけでなくイラスト付きなら手間もかかる。ものによるだろうが、安売りは不可能だ。
仮に5000円で出してみろ!! 配送料だけでかなり減る上、何千枚も注文が入ったら指が潰れる!! なので、妥当な価格だろう。
そも忙しくなっては本末転倒だ。何故あんな色紙が欲しいのか私にはわからないが、仮にビジネスとして出すなら少なくていい。
何せ、人力だからな───百枚でもかなり、指を痛める。それに、夢の無い話をするなら希少でなければ価値も無い。
いやあるのか? 少なくとも、特定ファンに関して言えば。
2 特定の物品へのサインサービス
8万円-20万円
テレビの裏側に書いて欲しい奴がいるのかはわからないが、一応書こう。
現実的に考えて配送された何某かにサインし更に大型商品なら特に送り返すだけでも手間が大きい───頼む奴が、いればだが。
まあ野球バッドにサインするようなものだが「高過ぎない?」という奴は発想力が足りておらん───バットが大量に送られてきたらどうするんだ?
サインそのものより、その辺の対応に人手がかかるし、手間も凄い。大体、まとめて配送でも書き手がわざわざ動くのだ。
指定の場所にサインを、となると配送の手間を含めて「片手間」では難しい。
何が送られるかわからんしな───限界まで送る馬鹿は、どこにでもいるものだ。
3指定イラスト(大型)配送サービス
50-120万円(相場変動)
こちらは漫画家向けだろう。私が書いた場合「呪いの絵画」になるのは間違い無い。
入口に置いたら、泥棒が悲鳴を上げる自信がある───とにかく、イラストサービスだ。
言わば「絵画」のような形で出す訳だ。無論場合によっては更に高くつく。作家と違って羨ましい限りだ。漫画は金に変え易い。
いや、大型サインとかなら───だとしても相場は30-60くらいか?───まあ、可能性はあるだろう。
4 握手会実施 累計 360万円-1200万円
さて、安めから紹介しようと考えていたが、現実問題安くするのは難しい。
握手するだけ、と考える愚か読者は「経済」という観念を勉強しろ──────当たり前だが、まず人件費だけでもかなりかかる。
場所代も凄い。仮にホテルの一室でやるなら360万では足りないだろう───利益を求めるなら3000は欲しい。
と、いうのも漫画家にしろ私以外の作家共がやるにせよ、仮にサービスを走らせ本格的に利益が出てから「握手会実施を買いたい」と思う富裕層まで出たとしよう。
だが、スケジュールはどうなる? 連載中であれば尚更だ。大体、さっきも言ったが別に握手する本人がいれば良い、訳ではない。
利益獲得を考えれば安いくらいだ。何せ必要もないのにやるのだからな!! 参加料での縛りにするなら、参加者50人以上、料金だと数十万は欲しいところか。
無論、私のような表に出ない作者には関係が無い───いや、その辺のアイドルを代わりに出したいところだが自重しよう。
ちなみに(累計)で集まれば良いので、読者の方でクラウド式でも代金を用意可能にしてもいい。ただし、参加作者の負担を考えると何百人には無理だろう。
同じ要領でパーティー出席に300万、とかも有りかもしれない───ウケの良い人気作者を、パーティー会場へ派遣するのだ。
アリだな••••••儲かりそうだ••••••
5 指定(場所)への大型サイン
2000-5000万
仮に家の前、あるいは建築物にという場合がこれに当たる。
やる奴がいるのか? という声には「経済的効果」という言葉を返しておこう。
仮に有名作者のイラストでもサインでも良いが、を出し「続け」たら、それだけで集客に対する効果は計り知れない。
大口専用というか、まさに富裕層ないし法人向けのサービスだろう。
現代でも既にあるが、要は「誰でも利用可能なサービス」として形態化するのはまだだ。
動画サブスクじゃないが、一種のコンテンツとして、業界の新たな形としなくてはな。
さて、共通サービスへ移ろう。
忘れがちな読者の為にしつこく断っておくが「全サービスがクラウドファンディング可能」という部分を忘れるな。
また、企画案にも書いたが「必要金額を突破した場合のみの前払いシステム」にすれば、必要金額が足りない時には決済そのものすらされず、必要金額を超えた場合のみ支払いが現実のものとなる。
つまり、絶対に損をしないのだ。
前払い登録が可能であれば、別段難しいことではあるまい───大体、足りない金だけを集めたところで、意味があるまい?
以下、ユーザー総当たりで出資可能で、かつ実現すれば全員が恩恵を受けられるサービスだ。
カネさえ出せば、そんなものだ。
1 声優による音読サービス 相場変動
頼む相手によるが、数百万円かかるとも思えない。むしろ、若手連中は安いだろう。
それに、多少高くついても「やりたいユーザーがクラウドファンディング式で」出しても良い───出資者にはポイントやノベルティ還元を行い、先行試聴やそれこそサイン配送でも良いだろう。
2000円でノベルティ、10万でこれが貰える。とかを段階的にな。
割と実現の難易度は、低いだろう。
2 声優などのラジオサービス 変動性
こちらも同じだ。私は才能だの華やかな成功を収めた連中というのが虫唾が走るほど嫌いなので、精々読者だけでやってくれ。
楽しいラジオを回数無制限で、任意のやり方で出来る訳だ。勿論、支払われる金次第だが
3 未完作品における続編制作 8000-億単位
圧力や業界都合で、連載停止や次クール制作されなかった、あれこれの続きを作る。
漫画なら作者との契約金が最低でも1000万は無ければ話になるまい───というのも生活基盤を漫画にすぐさま預けられるか?
無理だ。企画案にも書いたが数千万から人気漫画家なら数億。野球もそうだが物語業界を安く見過ぎて、現実が見えていな過ぎる。
まずアシスタントを雇い広告を出しアプリの中へデータとして入れるなら、そちら方面の人件費もいる。だが、ある程度コスト低減も出来なくは無い。
例えば、いずれも「数話分」だけを制作依頼しても良い訳だ。そして、おひねりでも代金でも良いがカネが集まれば作ればいい。
とはいえ、それでも急に漫画制作やらアニメ制作やらを依頼するのは難しい。特に数話分とはいえ、別の生計を立ててる最中に漫画を書けるかは分かる筈だ。
なので、更新を遅くするなりして誤魔化すか大金を払うかだ───無論、一括の方が望ましい。
貧乏読者に、合わせて良い事は無いしな!!
4 劇場版制作 億単位
勿論、可能になる───全て金次第だ。
とはいえ、アプリ内での配信に限れば億単位でかかるかは怪しいだろう。ああいうのは、宣伝やらハコ代にもかかるものだ。
あれこそ複合的にカネがかかる。宣伝に人件費に制作費用に各方面への情報のやり取りと大いにかかる。
だが、出資者には「先行上映」は勿論のこと「握手会」や「直筆サイン」なども、全てが合わせて入るだろう!!
まさに、富裕層専用サービスだ。
5 指定作品の制作依頼 不明 相場制
あのキャラの読み切りが見たい。あるいは、どこそこの話を書いてくれ───
何とも図々しい話だ。だが読み切りや短篇に関して言うなら可能だろう。勿論、書き手は別に特定の欲望に応える為には書けない。
故に、満足するかは謎だろう。
前向きに考えれば「イラストは誰それで」と注文すら出来るだろう。挿絵が欲しいだけであっても実現は可能だ。
アプリサービスなら、指先一つだからな。
分かり易く、出資先を出せば良い。
出資先の登録、募集などもある程度自由決済可能で良いが、あまり増やすと問題だ。
全てに対応しきれないからな••••••特に短篇の制作なんぞ、知らない内に承諾されても断るぞそんなもの。
ある程度の、管理はいるだろう───だが、逆に言えばそれだけだ。
これだけ素晴らしい「物語業界の未来」を、あろうことか非人間作家の「私」が語って、しかも一銭も貰わず頑張っている。
───意味がわからない。世界の終わりか?
まあ、無料配布が無駄なのは理解した。
このサイトがまさしくそうだが、タダで広めても得られたものは、作家独り業界未来への苦悩をばら撒き、とにかく「疲れた」という感想だけだ。
やれやれ、これで私が何の「得」を得る?
ひたすら疲れタダ働き。シリーズ完結23冊も書き上げてコレだ!!
全く、これ以上何も出さんぞ!!!
腕を磨くのに15年、シリーズ完結に10年以上───ほぼ30年か。
天上天下において並ぶ者無い、唯我独尊だと胸を張れる物語だ。しかし、まさか一円すらならぬとは。
後悔は無い。無念すら消えた。何せやるべき「全て」をやったのだ。
とはいえ、金になっていないのは惜しかった
やれやれ
例の記事通り「悪運」だけは天下一だ!! サポートした分、非人間の強さが手に入ると思っておけ!! 差別も迫害も孤立も生死も、全て瑣末な「些事」と知れ!!!