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★学芸員 ★54歳 男性 ノンケ 妻と2人の娘 ★Snow Manは箱推し ★https://booklog.jp/users/hironovu ★専門ではないけど好きレベルは超えている分野:哲学、文学、数学、物理学。絵本、芸術、人権、法律、社会福祉、カウンセリング。

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  • SnowManについて

    私が書いた記事でSnowManについて触れているものを集めました

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Snow Manのファンであること

1.ファンになるまで プロフィールの属性をみていただくとわかるのだが、私はSnow Manのファンとして少数派である。52歳の男性だ。  Snow Manを知ったきっかけは、すでに佐久間担であった大学生の娘から。YouTubeを見て、ダンスがすごいと思い、ただただ楽しんでいた。そんななか、ある日、娘が感極まって、ライブのチケットが当たったと言う。しかし、もう1枚は誰と行くかは決まっていない。すかさず、「僕もいきたい。。」とお願いしたところ、受け入れてもらった。もちろんチケット

    • お勧めシリーズ~「社会と人間を深く知る本」編

      はじめに 私は高校生まで読書の習慣がなかった。しかし、一人暮らしで自己を見つめ始めた大学生になってから、急激に読書を始めた。一人暮らしを始めたというのが大きかった。  自分とは?社会とは?このことをいろいろな形で考えてきた。54歳の今も新たな課題が次々と現れているが、それをより根源的な視点で捉えられないかと読書し、思索する日々を送っている。  そんな中で強烈に自分の思考、価値観の基盤を与えてくれた本を以下に紹介したい。 本の紹介まずは、対人援助の専門書である。「バイスティッ

      • 現代の数学と物理を研究者でもない自分が学び続ける意義

         11年前、43歳の時。おもむろに物理と数学の勉強を再開した。大学生のときに書いた自分の卒業論文(並列計算機によるクォーク閉じ込めのシミュレーション)が理解できず、ショックを受けたから。  現在、仕事は美術展示などのプロデューサーをしていて、理科系の世界と縁遠くなっている。自分の手になるものなのに、その論文の理解が壊滅的だったのは驚きだった。  そして、8年1ヶ月をかけて、ついに物理学の重要仮説である「超弦理論」までを専門書レベルで学習し終えることができた。その間、ひもとき、

        • SnowMan深澤辰哉さんへの届かない手紙

            Xに今日、投稿した内容をnoteバージョンでも残しておきます。  ドラマ「春になったら」のふっかさん(※深澤辰哉さんの愛称)のメッセージ動画を見て、なんとなく気になって、ふっかさんの昔のMyojoの10000文字インタビュー記事、久々に読み返した。このとき、心の柔らかい部分をさらけ出してくれたことに、あらためて尊敬と尊重、そして感謝の気持ちしかない。  インタビューのなかに、「俺、Jr.歴長いけど、弱音って人前で一切吐いたことなくて。なんか恥ずかしいんですけど、最年

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        • SnowManについて
          5本

        記事

          2023年を振り返る~闘病、そして希望、喜び

          <わるいこと 主にうつ病体験記>  2023年は正月から多難だった。  日記を見ると、ずっと無気力で、微熱があり、肩こりと目の痛みがひどく、両鼻には面疔ができていた。  仕事始めを前に激しい不安にも襲われている。うつ病の主訴でもある「貧困妄想」もひどく、何度も夜中にお金の計算をし、眠れなくなっている。お金をめぐる不安はその後も何度も大きくなり、家族ともぶつかっていた。本当に迷惑を掛けた。ネット詐欺にも遭ってしまった。詐欺はクレジットカードにキャンセルを申し入れ、なんとかなった

          2023年を振り返る~闘病、そして希望、喜び

          54才。

           今、54才です。  0~9才は幸せだったと思う。そして、10代をあがき、20代をあがき、30代をあがき、40代をあがき、今に至る。  10代前半はいじめに遭ったり、不登校だったり。  10代後半は大学を目指して、独学し始めたり。  20代は生きる意味が分からなくなり、でも、かけがえのない友達にであって生きようと思い、そこから今日までずっと夢見がちだ。  30代前半は結婚、育児を楽しみ、後半はミドル・クライシスの大波が訪れた。自分の社会的価値に疑問を感じ、もがく。うつ病発症は

          54才。

          お勧めシリーズ~「崩壊と死に直面し続ける主人公たち」編

          はじめに うつ病を患うようになって、たびたび自死を考える自分ですが、おかしなことに人が実際に亡くなった場所に行くと「生きよう」と思える。力がみなぎるというか、感覚がシャープになるというか、とにかく前に進もうと覚悟ができるのです。  同じように、「すぐその向こうは死という中で生きる主人公」の作品に強く惹かれるようになりました。  出典が思い出せないのですが、物語を読んでいるとき、脳は主人公と同じ経験をしているというのを読んだことがあります。死にたい願望を持っているにもかかわらず

          お勧めシリーズ~「崩壊と死に直面し続ける主人公たち」編

          履歴書的なもの

          職歴 大学時代は、哲学や宗教学の辞典の執筆、校閲のアルバイトを3年間していました。  大学卒業後2年間は社内SEとして、基幹業務システムを構築し、運用していました。  それ以後、現在にいたるまでの29年間は展示会のプロデュースを主とする学芸員として働いています。  学芸員になっても展示会用に、VBAやiOSシステム、PHP、データベースなどを使い、独自にゲーム、インタラクティブコンテンツを作るなど、SE的なことは続けています。 国内訪問歴 日本の47都道府県に行き、その地で

          履歴書的なもの

          幼い頃に出会った、忘れられないおじいさん

          幼い頃、私はいい大人に囲まれて育ちました。 特に印象に残っているのは、二人のおじいさん。 一人は、お米屋のおじいさん。 配達で私の家の近所を通るとき、バイクを止め、ポケットから氷砂糖を出し、子どもたちに配ってくれました。お米屋のおじいさんが話したことは何も覚えていません。どんな声だったかも思い出せません。でも、その顔、手、風貌は忘れられません。 氷砂糖は当時の自分や友人にとって、どうしても欲しいお菓子ではありませんでした。でも、おじいさんがくると駆け寄らずにはいられなか

          幼い頃に出会った、忘れられないおじいさん

          重い宿題

          1.ある若い人からの質問 「人は信じれる生き物なんですか??」ーーある人からメールで、私に寄せられた質問です。  私は、「人は信じられる生き物だと思います。」とだけ答えて、というか、「人は信じられる」と信じて、続きの言葉を自分の生活の中で深く考えてみようと思った。  重い宿題だった。試されているのは私の誠実さ、いや人間性そのものか。 2.ある日の出来事 先日のこと。  帰りの横浜駅のホームはいつにもまして、混んでいた。私がいつも使っている出口の階段付近に人が溢れている。あま

          重い宿題

          「今から探しに行こう」「まだきっとあるよ」

          1.序 ひたむきな、という言葉が好きです。ひたむきな人、ひたむきな思い、など。  英語で何というのでしょうか?辞書を引いたら、「single-minded」って出てきました。なんか少し違うなぁ。  私の言うひたむきさは、相手の心に真っ直ぐ向かう感じ。それも疑いようのないほど。ゆるぎない。  大人になると色々と言い訳が増えます。小さくまとまってしまいがちな自分を、娘が突き崩してくれた話です。 2.小さな旅 上の娘が小2のとき、学校で「小さな旅」に出ました。グループで行動し、自

          「今から探しに行こう」「まだきっとあるよ」

          お勧めシリーズ~「絵本」編

          1.シリーズの始まりは絵本 趣味と専門の両方の実益を兼ねて、様々なジャンルのお勧めシリーズを始めたいと思います。  まずは、絵本です。 2.能書き 大学生になって、一人暮らしを始めた。自分を見つめることが多くなった。これまでの自分、これからの自分。初めてのうつ病の発症もこの頃だ。生きる上で、また、物事を見る上で、自分の座標軸をしっかり作りたかった。  周りの友人や先輩は、とても読書家だった。本のことを生き生きと語るその姿に驚きを覚えた。読書と思考は「座標軸」をつくる要なのだ

          お勧めシリーズ~「絵本」編

          「悪魔の証明」にいどむ。それは命がけ。

           一般論ですが、経験者として綴ります。  自分が「無罪」(白)なのに、状況証拠から「有罪」(黒)と推定され、査問、尋問を受けた経験があります。  知らないところで、証拠らしきものは固められていました。「こいつならばやりかねない」という偏った立場からでした。  私が黒であることはすでに結論されていて、上層部にもあがってました。  そこで、突然、「お前は黒だ」と迫られるわけです。  二重、三重、四重の言い方で「罪を認めて、あとから時間をかければ、分かる人には潔白は証明される

          「悪魔の証明」にいどむ。それは命がけ。

          私の身体はわたしのもの

          1.はじめに 今回は、犬飼さんのnote記事「性行為を断ったら整形を勧められた挙句フラれた話」を読んで、自分なりに数日間、考えたことを書く。 2.あなたが幸せになっていい 犬飼さんの記事は、自分の経験をさらして、絶対に忘れてはいけないことを伝えてくれる。それは、犬飼さんが文章の中で「自分のことも大切にしなくては」「もう少し自分を大切にしよう」と書かれているところだ。  自分のことを大切にする。そこはすべての人間関係の始まりであり、目的である。これは自己愛やエゴイズムとは違う

          私の身体はわたしのもの

          モンゴル・大草原の知恵

          1.はじめての海外渡航はモンゴルだった わたしの生まれて初めての海外渡航はモンゴル。展示の仕事でいきました。26歳の時です。実際に一ヶ月ぐらい生活して、現地の人とも深く触れあい、その魅力にどっぷりはまってしまいました。  大草原の文化や知恵、礼儀、誇り、とりわけホスピタリティ(おもてなしの精神)など紹介したいことは山ほどあります。  当時、椎間板ヘルニアの痛みでひいひい言っていた私が、ウランバートル空港に着いたとたん、痛みがウソのように無くなり、さらにその後、馬上の生活を送る

          モンゴル・大草原の知恵

          滝沢さんが退所しても、Snow Manはさらに先へ進む~「人狼ゲーム」が示した今の立ち位置

          1.ノロケ話 いきなりノロケ話で恐縮だが、聞いて欲しい。  リビングの大きなTVで、YouTubeチャンネルを開いたところ、ちょうど大学4年の娘が帰宅した。  娘「あれ?なに?」  私(父)「Snow Manの最新動画だよ」  娘「まじか、私見てない。一緒にみよう」  彼女とYouTubeを一緒に見るのは、初めてである。日頃の会話は少ないから、この瞬間、謎にテンションがあがる。  今回登場する、5人が冒頭、みなメガネ。その時点で二人の気持ちは爆上がり。”かわいい”が共有される

          滝沢さんが退所しても、Snow Manはさらに先へ進む~「人狼ゲーム」が示した今の立ち位置