ひろ

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★学芸員 ★54歳 男性 ノンケ 妻と2人の娘 ★Snow Manは箱推し ★https://booklog.jp/users/hironovu ★専門ではないけど好きレベルは超えている分野:哲学、文学、数学、物理学。絵本、芸術、人権、法律、社会福祉、カウンセリング。

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  • SnowManについて

    私が書いた記事でSnowManについて触れているものを集めました

記事一覧

固定された記事

Snow Manのファンであること

1.ファンになるまで プロフィールの属性をみていただくとわかるのだが、私はSnow Manのファンとして少数派である。52歳の男性だ。  Snow Manを知ったきっかけは、すでに…

ひろ
1年前
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お勧めシリーズ~「社会と人間を深く知る本」編

はじめに 私は高校生まで読書の習慣がなかった。しかし、一人暮らしで自己を見つめ始めた大学生になってから、急激に読書を始めた。一人暮らしを始めたというのが大きかっ…

ひろ
1か月前
3

現代の数学と物理を研究者でもない自分が学び続ける意義

 11年前、43歳の時。おもむろに物理と数学の勉強を再開した。大学生のときに書いた自分の卒業論文(並列計算機によるクォーク閉じ込めのシミュレーション)が理解でき…

ひろ
1か月前
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SnowMan深澤辰哉さんへの届かない手紙

  Xに今日、投稿した内容をnoteバージョンでも残しておきます。  ドラマ「春になったら」のふっかさん(※深澤辰哉さんの愛称)のメッセージ動画を見て、なんとなく気…

ひろ
3か月前
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2023年を振り返る~闘病、そして希望、喜び

<わるいこと 主にうつ病体験記>  2023年は正月から多難だった。  日記を見ると、ずっと無気力で、微熱があり、肩こりと目の痛みがひどく、両鼻には面疔ができてい…

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4か月前
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54才。

 今、54才です。  0~9才は幸せだったと思う。そして、10代をあがき、20代をあがき、30代をあがき、40代をあがき、今に至る。  10代前半はいじめに遭った…

ひろ
4か月前
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お勧めシリーズ~「崩壊と死に直面し続ける主人公たち」編

はじめに うつ病を患うようになって、たびたび自死を考える自分ですが、おかしなことに人が実際に亡くなった場所に行くと「生きよう」と思える。力がみなぎるというか、感…

ひろ
1年前
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履歴書的なもの

職歴 大学時代は、哲学や宗教学の辞典の執筆、校閲のアルバイトを3年間していました。  大学卒業後2年間は社内SEとして、基幹業務システムを構築し、運用していました。 …

ひろ
1年前
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幼い頃に出会った、忘れられないおじいさん

幼い頃、私はいい大人に囲まれて育ちました。 特に印象に残っているのは、二人のおじいさん。 一人は、お米屋のおじいさん。 配達で私の家の近所を通るとき、バイクを止…

ひろ
1年前
4

重い宿題

1.ある若い人からの質問 「人は信じれる生き物なんですか??」ーーある人からメールで、私に寄せられた質問です。  私は、「人は信じられる生き物だと思います。」とだけ…

ひろ
1年前
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「今から探しに行こう」「まだきっとあるよ」

1.序 ひたむきな、という言葉が好きです。ひたむきな人、ひたむきな思い、など。  英語で何というのでしょうか?辞書を引いたら、「single-minded」って出てきました。な…

ひろ
1年前
5

お勧めシリーズ~「絵本」編

1.シリーズの始まりは絵本 趣味と専門の両方の実益を兼ねて、様々なジャンルのお勧めシリーズを始めたいと思います。  まずは、絵本です。 2.能書き 大学生になって、…

ひろ
1年前
3

「悪魔の証明」にいどむ。それは命がけ。

 一般論ですが、経験者として綴ります。  自分が「無罪」(白)なのに、状況証拠から「有罪」(黒)と推定され、査問、尋問を受けた経験があります。  知らないところ…

ひろ
1年前
13

私の身体はわたしのもの

1.はじめに 今回は、犬飼さんのnote記事「性行為を断ったら整形を勧められた挙句フラれた話」を読んで、自分なりに数日間、考えたことを書く。 2.あなたが幸せになってい…

ひろ
1年前
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モンゴル・大草原の知恵

1.はじめての海外渡航はモンゴルだった わたしの生まれて初めての海外渡航はモンゴル。展示の仕事でいきました。26歳の時です。実際に一ヶ月ぐらい生活して、現地の人とも…

ひろ
1年前
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滝沢さんが退所しても、Snow Manはさらに先へ進む~「人狼ゲーム」が示した今の立ち位置

1.ノロケ話 いきなりノロケ話で恐縮だが、聞いて欲しい。  リビングの大きなTVで、YouTubeチャンネルを開いたところ、ちょうど大学4年の娘が帰宅した。  娘「あれ?なに…

ひろ
1年前
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Snow Manのファンであること

Snow Manのファンであること

1.ファンになるまで プロフィールの属性をみていただくとわかるのだが、私はSnow Manのファンとして少数派である。52歳の男性だ。
 Snow Manを知ったきっかけは、すでに佐久間担であった大学生の娘から。YouTubeを見て、ダンスがすごいと思い、ただただ楽しんでいた。そんななか、ある日、娘が感極まって、ライブのチケットが当たったと言う。しかし、もう1枚は誰と行くかは決まっていない。すかさ

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お勧めシリーズ~「社会と人間を深く知る本」編

お勧めシリーズ~「社会と人間を深く知る本」編

はじめに 私は高校生まで読書の習慣がなかった。しかし、一人暮らしで自己を見つめ始めた大学生になってから、急激に読書を始めた。一人暮らしを始めたというのが大きかった。
 自分とは?社会とは?このことをいろいろな形で考えてきた。54歳の今も新たな課題が次々と現れているが、それをより根源的な視点で捉えられないかと読書し、思索する日々を送っている。
 そんな中で強烈に自分の思考、価値観の基盤を与えてくれた

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現代の数学と物理を研究者でもない自分が学び続ける意義

現代の数学と物理を研究者でもない自分が学び続ける意義

 11年前、43歳の時。おもむろに物理と数学の勉強を再開した。大学生のときに書いた自分の卒業論文(並列計算機によるクォーク閉じ込めのシミュレーション)が理解できず、ショックを受けたから。
 現在、仕事は美術展示などのプロデューサーをしていて、理科系の世界と縁遠くなっている。自分の手になるものなのに、その論文の理解が壊滅的だったのは驚きだった。
 そして、8年1ヶ月をかけて、ついに物理学の重要仮説で

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SnowMan深澤辰哉さんへの届かない手紙

SnowMan深澤辰哉さんへの届かない手紙

  Xに今日、投稿した内容をnoteバージョンでも残しておきます。

 ドラマ「春になったら」のふっかさん(※深澤辰哉さんの愛称)のメッセージ動画を見て、なんとなく気になって、ふっかさんの昔のMyojoの10000文字インタビュー記事、久々に読み返した。このとき、心の柔らかい部分をさらけ出してくれたことに、あらためて尊敬と尊重、そして感謝の気持ちしかない。

 インタビューのなかに、「俺、Jr.

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2023年を振り返る~闘病、そして希望、喜び

2023年を振り返る~闘病、そして希望、喜び

<わるいこと 主にうつ病体験記>
 2023年は正月から多難だった。
 日記を見ると、ずっと無気力で、微熱があり、肩こりと目の痛みがひどく、両鼻には面疔ができていた。
 仕事始めを前に激しい不安にも襲われている。うつ病の主訴でもある「貧困妄想」もひどく、何度も夜中にお金の計算をし、眠れなくなっている。お金をめぐる不安はその後も何度も大きくなり、家族ともぶつかっていた。本当に迷惑を掛けた。ネット詐欺

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54才。

54才。

 今、54才です。
 0~9才は幸せだったと思う。そして、10代をあがき、20代をあがき、30代をあがき、40代をあがき、今に至る。
 10代前半はいじめに遭ったり、不登校だったり。
 10代後半は大学を目指して、独学し始めたり。
 20代は生きる意味が分からなくなり、でも、かけがえのない友達にであって生きようと思い、そこから今日までずっと夢見がちだ。
 30代前半は結婚、育児を楽しみ、後半はミド

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お勧めシリーズ~「崩壊と死に直面し続ける主人公たち」編

お勧めシリーズ~「崩壊と死に直面し続ける主人公たち」編

はじめに うつ病を患うようになって、たびたび自死を考える自分ですが、おかしなことに人が実際に亡くなった場所に行くと「生きよう」と思える。力がみなぎるというか、感覚がシャープになるというか、とにかく前に進もうと覚悟ができるのです。
 同じように、「すぐその向こうは死という中で生きる主人公」の作品に強く惹かれるようになりました。
 出典が思い出せないのですが、物語を読んでいるとき、脳は主人公と同じ経験

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履歴書的なもの

履歴書的なもの

職歴 大学時代は、哲学や宗教学の辞典の執筆、校閲のアルバイトを3年間していました。
 大学卒業後2年間は社内SEとして、基幹業務システムを構築し、運用していました。
 それ以後、現在にいたるまでの29年間は展示会のプロデュースを主とする学芸員として働いています。
 学芸員になっても展示会用に、VBAやiOSシステム、PHP、データベースなどを使い、独自にゲーム、インタラクティブコンテンツを作るなど

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幼い頃に出会った、忘れられないおじいさん

幼い頃に出会った、忘れられないおじいさん

幼い頃、私はいい大人に囲まれて育ちました。

特に印象に残っているのは、二人のおじいさん。

一人は、お米屋のおじいさん。
配達で私の家の近所を通るとき、バイクを止め、ポケットから氷砂糖を出し、子どもたちに配ってくれました。お米屋のおじいさんが話したことは何も覚えていません。どんな声だったかも思い出せません。でも、その顔、手、風貌は忘れられません。

氷砂糖は当時の自分や友人にとって、どうしても欲

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重い宿題

重い宿題

1.ある若い人からの質問 「人は信じれる生き物なんですか??」ーーある人からメールで、私に寄せられた質問です。
 私は、「人は信じられる生き物だと思います。」とだけ答えて、というか、「人は信じられる」と信じて、続きの言葉を自分の生活の中で深く考えてみようと思った。
 重い宿題だった。試されているのは私の誠実さ、いや人間性そのものか。

2.ある日の出来事 先日のこと。
 帰りの横浜駅のホームはいつ

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「今から探しに行こう」「まだきっとあるよ」

「今から探しに行こう」「まだきっとあるよ」

1.序 ひたむきな、という言葉が好きです。ひたむきな人、ひたむきな思い、など。
 英語で何というのでしょうか?辞書を引いたら、「single-minded」って出てきました。なんか少し違うなぁ。
 私の言うひたむきさは、相手の心に真っ直ぐ向かう感じ。それも疑いようのないほど。ゆるぎない。
 大人になると色々と言い訳が増えます。小さくまとまってしまいがちな自分を、娘が突き崩してくれた話です。

2.

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お勧めシリーズ~「絵本」編

お勧めシリーズ~「絵本」編

1.シリーズの始まりは絵本 趣味と専門の両方の実益を兼ねて、様々なジャンルのお勧めシリーズを始めたいと思います。
 まずは、絵本です。

2.能書き 大学生になって、一人暮らしを始めた。自分を見つめることが多くなった。これまでの自分、これからの自分。初めてのうつ病の発症もこの頃だ。生きる上で、また、物事を見る上で、自分の座標軸をしっかり作りたかった。
 周りの友人や先輩は、とても読書家だった。本の

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「悪魔の証明」にいどむ。それは命がけ。

「悪魔の証明」にいどむ。それは命がけ。

 一般論ですが、経験者として綴ります。

 自分が「無罪」(白)なのに、状況証拠から「有罪」(黒)と推定され、査問、尋問を受けた経験があります。
 知らないところで、証拠らしきものは固められていました。「こいつならばやりかねない」という偏った立場からでした。
 私が黒であることはすでに結論されていて、上層部にもあがってました。

 そこで、突然、「お前は黒だ」と迫られるわけです。

 二重、三重、

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私の身体はわたしのもの

私の身体はわたしのもの

1.はじめに 今回は、犬飼さんのnote記事「性行為を断ったら整形を勧められた挙句フラれた話」を読んで、自分なりに数日間、考えたことを書く。

2.あなたが幸せになっていい 犬飼さんの記事は、自分の経験をさらして、絶対に忘れてはいけないことを伝えてくれる。それは、犬飼さんが文章の中で「自分のことも大切にしなくては」「もう少し自分を大切にしよう」と書かれているところだ。
 自分のことを大切にする。そ

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モンゴル・大草原の知恵

モンゴル・大草原の知恵

1.はじめての海外渡航はモンゴルだった わたしの生まれて初めての海外渡航はモンゴル。展示の仕事でいきました。26歳の時です。実際に一ヶ月ぐらい生活して、現地の人とも深く触れあい、その魅力にどっぷりはまってしまいました。
 大草原の文化や知恵、礼儀、誇り、とりわけホスピタリティ(おもてなしの精神)など紹介したいことは山ほどあります。
 当時、椎間板ヘルニアの痛みでひいひい言っていた私が、ウランバート

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滝沢さんが退所しても、Snow Manはさらに先へ進む~「人狼ゲーム」が示した今の立ち位置

滝沢さんが退所しても、Snow Manはさらに先へ進む~「人狼ゲーム」が示した今の立ち位置

1.ノロケ話 いきなりノロケ話で恐縮だが、聞いて欲しい。
 リビングの大きなTVで、YouTubeチャンネルを開いたところ、ちょうど大学4年の娘が帰宅した。
 娘「あれ?なに?」
 私(父)「Snow Manの最新動画だよ」
 娘「まじか、私見てない。一緒にみよう」
 彼女とYouTubeを一緒に見るのは、初めてである。日頃の会話は少ないから、この瞬間、謎にテンションがあがる。
 今回登場する、5

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