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風向き日誌

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過ぎた日を遡ったり、 今日のフレッシュな出来事を綴ってみたり、 どちら向きに風が吹くかわからない 日記のようなエッセイのようなものです。
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2018年4月の記事一覧

たぶん17回目になるであろう引越しの前に。

たぶん17回目になるであろう引越しの前に。

人生で、引っ越ししたことはあっても、
普通はそんなに回数数える程じゃないと思う。

・・・タイトルの通り、
私はそうではなかった。

ちなみに、私の父は人生で3回(3軒)家を建てている。(爆)

もしかして、血筋ぃ???
いや、それとはまた違う。

回数が膨らんだのは、
当時の連れ合いの社宅暮らしがひどかったせい。(絶対)

ほぼ1キロ圏内で、8年の間に
3回社宅が移動になったのだ。

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キツネが走る夜。

キツネが走る夜。

注)トイレの手洗いに潜んでるのは猫です。笑
まだ小さくて拾ったばかりの時のラテ。

さて、、、
このご時世に、旦那さんは煙草を吸う。

別に無理してやめなくてもいいと思っているけれど、少し気難しいオーナーさんからお借りした賃貸一軒家な住まいなので、煙草は二階のベランダでお楽しみいただいております。

寒い夜や雨の日でも外で煙草を吸う後ろ姿は、
けなげささえも感じます。笑

このところ夜も少し寒さが

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三日夜の餅の話。

三日夜の餅の話。

むかしの日本。
まだ平安の時代・・・くらいかな?
結婚の形式が自由なころ。
性に大らかな時代と言うべきか。

通い婚が主流で、
女性の部屋に、俗にいう「夜這い」的な感じで
男性が訪れ逢瀬を結ぶ時代がありました。

念のため、
ソレに至るまでの手続き的な暗黙の過程というものがあり、
当人同士の気持ちはもちろんのこと、
女性側のお付きの者や家族が逢瀬の可否を判断し、
知っても知らんぷりする辺りが、

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猫のいる生活。

猫のいる生活。

猫との暮らしから離れて、すでに10年。

住空間に「猫がいる」という幸せを、
どんなに願ったことだろう。

視線のどこかに猫がいて、
とろとろと時間の流れる和やかさ。

リズミカルな足音で駆け下りてくる
小さな階段の物音。

ふと振り向くと、
尻尾を体に巻きつけるようにちょこんと座って「にゃ」とかすかな声で鳴く。

普段外で働いている私にとって、
猫のいる生活を楽しむ美しい時間だった。

愛する彼

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眠っている間に。

眠っている間に。

目が覚めてすぐにする行動は、いつも
「さっきまで、どんな夢見てた?」
と、振り返ろうと試みること。

そして、夢辞典的なもので
解析をしようとし始めるのだから、
そりゃ、なかなか起きられない。。。

眠っている間に、自分の中で見たもの。

その街並み、人の姿、名前、持ち物、行動、、、
すべてがふわふわとしていて定かでないものごとを、
絞り出すように思い出そうとするのだけれど、
容易に出

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満月の帰り道。

満月の帰り道。

仕事が長引いてしまって、
中秋の名月がぽっかり上っていた。

電車も、いつもより一本遅い便。

そして、いつもなら、
駅からは自転車に乗って風を感じながらびゅんびゅん走るのに。

今夜に限って、息子と同じ電車に乗り合わせたので、
晩御飯のメニューをどうするかとか、
どうでもいい話をしながら
歩調をあわせてみる。

最近、総合格闘技を習いに行き始めた息子。
指導者から褒められたことな

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母の日のカーネーション。

母の日のカーネーション。

母の日。

小学生の頃の話。

母からおこづかいをもらったら、
斜め向かいのスーパーマーケットに隣接した
お花屋さんへ走って行って、
花屋のお姉さんにカーネーションくださいと言い、
100円で買えるだけの花を貰っていました。

だいたい、ひと枝だけのカーネーション。
でも、ホントはもっと高かったはず。
たまに、かすみ草を一緒にあしらってくれたこともありました。

ご近所だったので、

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瀬戸大橋開通30周年の日に。

瀬戸大橋開通30周年の日に。

故郷の四国を出て30周年だと気づきました。

はじめまして。
noteを今日登録したばかりで、
使い方もなにも流し読みしただけですが
よろしくお願いいたします。

1995年からネット上に実験と称して
いろいろな所でそれぞれに公開していた
ブログやコラムや私小説や創作文を
こちらに移してくる作業を行います。

そのほとんどは数度の人生の節目で(苦笑)
消えてしまいましたが、
とりあえず、残っている

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要約すると警察のお世話になった話。

要約すると警察のお世話になった話。

ある日の出来事をダイジェストで( ´ ▽ ` )ノ

夜7時半: 会社を出て駅へ。

電車乗る。

呟いたり、LINEしたり。

電車下りる。

旦那さんに駅に着いたのよLINE。

iPhoneを上着ポッケにイン。

駅の階段を羽のように下る。

小雨降る夜道を歩く。

歩く、歩く。

青信号点滅を確認。

ロデムのようにダッシュ。

有森裕子さんのように道を渡りきる。

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