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【社員インタビュー Vol.2】大学中退から地方のエンジニアになった話

C-table株式会社は、官民連携まちづくりに関する事業 / イノベーション事業 / デジタルマーケティング事業に特化したDX事業を行うデジタル企業です。詳しくは以下の公式サイトをご覧ください。

弊社では採用活動を兼ねた自社の取り組みの情報発信として、社員へのインタビューを公開することにいたしました。第2回の今回は新入社員の山本がエンジニアの御手洗へC-tableで働くってどういうこと?とお話を聞きました。

プロフィール

御手洗勇樹
はこだて未来大学中退後、独学でプログラミングを学習。学びの場を探して北海道から都留市へ移住し、UXエンジニアとしてジョイン。新社会人向けシステム開発研修のIT講師としても活躍。

はじめまして。山梨県都留市でエンジニアとして働いているC-tableの御手洗です。

エンジニアは小学生の頃からの夢

ーどうしてエンジニアになろうと思ったのですか?

 小学校に上がる前からゲームが大好きでした。ゲームボーイアドバンスのポケットモンスターサファイアでのめり込んでいき、小学生の頃からいつか自分が作る側になりたいと思い始め、ゲームクリエイターが夢でした。高校生になってもプログラミングへの興味は持ち続けていて、その頃はC言語に触れていました。

 将来はIT関係の仕事に就きたいと考え、プログラミングなどを学べる情報系の大学を志望し、静岡から北海道まで進学しました。しかし、カリキュラムにギャップを感じ中退しました。その後フリーター時代を経るのですが、友人(で現在同僚)の須貝さんに「エンジニアは職業としていいよ」と言われ、独学で勉強もしていました。すぐに就活をするほどではないけれど、ぼんやり職業としていいなと思っていました。


フリーター時代を振り返って

–エンジニアになる前は何をしていましたか?

 大学を中退してからニートとGEOのバイトをしたフリーター期間を5年過ごしました。フリーター期間は、「一生このままなのかな」という鬱々とした気分でした。

 バイトをする傍ら、趣味でゲームの改造をしていました。プログラミングへの勉強意欲はあったので、プロゲート(プログラミングを学べるWebサービス)を使ってプログラミングを覚えようとしていました。
 独学の期間を経て、「これをやったからといって、これから先プログラミングで食っていくにはどうやったらいいんだろう?」という不安がありました。コードの書き方はわかったけど、これをどこで活かすかわからなくて。

 今振り返ると、持っているスキルを職業に結びつけるにはかなり遠回りをしてしまったなと思います。同じような境遇にいる人にはプログラミングスクールに行くのをおすすめしますね。


C-tableとのきっかけ

–どうしてC-tableで働く流れになったんですか?

親戚の紹介でC-tableを教えてもらい興味を持ちました。自分のスキルが仕事に結びつくイメージがわかない漠然とした不安を抱えた中だったので、スキルをキャリアに変えるチャンスだと思いました。

–いきなり働けるものなんですか?

 いきなりではなく、入社前にC-tableに体験期間を設けてもらいました。そこで矢野さんの仕事の手伝いを始めて、初めてエンジニアってどういうことができればなれるのかというビジョンが見えました。約半年の修行期間を経て、本格的に働き始めました。


独学→指導→運用開始という超短スパンキャリアアップ法

–この3年でエンジニアとしてのキャリアを確立した方法を教えてください。

 エンジニアとしても駆け足なのに、プログラミングを教える側である、IT講師(IT企業での新卒研修の講師)の登壇を目指した講座の受講も同時に始めました。他人に教えなければいけないということは、自分がやってることを完全に理解しなければいけなかったので、結果的に自分の力になりました。
 その後、ちょうど「ゴミの日チェッカー」の開発に携わり、これをリリースしてから、エンジニアと名乗れるくらいのレベルになりました。


現在の仕事内容

–現在の仕事はエンジニアの中でもどういった仕事ですか?

 Webエンジニアです。その中でも仕組みを考えて実装するサーバーサイドエンジニアです。Cーtableでは、施設予約の予約システム、製造業のDXのためのシステム開発・運用、まちマーケットの開発・運用、その他Webアプリケーションの開発・運用をしています。
 

駆け出しなのに要件整理まで

C-tableで働く中で思い出に残ってるエピソードは何ですか?

 最初に携わった「ゴミの日チェッカー」の開発です。田邉さんに「都留市の誰でもゴミの日がわかると便利だよねー」と言われ、「なんか頑張れば作れそうですね。」「じゃあ2週間くらいで作ってみようか。」という何ともC-tableらしいフットワークの軽さとスピード感で作る流れに。都留市内の誰でもゴミの日がすぐわかるということを実現するために要件を整理して、初めて市役所までヒアリングもしに行きました。要件定義の段階から開発に関われたので思い入れがあります。
 施設予約もロジックが複雑で、エンジニアとしてのスキルアップになったので思い出に残っています。


C-tableの仕事の魅力

–C-tableの仕事の魅力は何ですか?
 端的にいえば自由度が高いところと自分でロジック考えられる楽しさです。
まず、自由度に関してはベンチャーだからというところが前提としてあります。私も実際に大手企業とかで働いていないので、友人からの又聞きになりますが、基本的に企業所属のエンジニアは工程ごとに役割が決められているところがほとんどで、実装工程を担当する場合には、すでにロジックや機能要件がほぼほぼ決められており、それをプログラミング言語に落とし込む、というような仕事です。なので、「こういう機能必要だよね?」とか、「こういうロジックにすると効率上がるんじゃない?」みたいに考えることがそもそもない、ということの対比として、「自由度が高い」というところがあったりします。

「ロジックを考えるのが楽しい」というのは、パズルゲームをやってるような感覚と似ています。ゴールがあって、そこに辿り着くための手段はいくつもある。その中で一番スマートにたどり着けるのはどういう手段か、というのを考えていくのが楽しかったり、そもそも解くのが超難しいものを、いろんなアプローチをかけて解けた時の達成感みたいなのが、プログラミングの楽しさだと個人的に思ってます。


アイデアを形にしたい人、お待ちしております!

–御手洗さんの思う、C-tableのエンジニアに向いている人ってどんな人ですか?

 アイデアを形にしたい人、クリエイティブな人ですね。クリエイティブと言っても、0→1ではなく、さまざまな条件の中でどれが最適か考えられる人、それを楽しめる自発的な人が向いていると思います。
 反対に言われたことをこなしたい人には難しいのかなと感じています。
 


エンジニアって人混みが苦手じゃないの?

–御手洗さんの思う、地方でエンジニアをやるメリットは何ですか?

 満員電車に乗って通勤しなくていいところです。個人的に人が多いところが苦手なので、落ち着いた地方には居心地の良さを感じています。
エンジニアは首都圏の仕事だと思われがちですが、地方に向いている人が多いと思っていて。僕含め人が多いところは苦手な人が多いんじゃないでしょうか(笑)そういう人にとっては、地方でエンジニアをやることをおすすめしたいです。
 今だとAmazonなどのおかげで物流も発展し、地方に住んでいると手に入らないもの、みたいのが減少したからこそ不自由もそこまで感じていないです。


最近バイクを買いました。地方ならではの長閑な風景を眺めながら山道を走るのが楽しみです。

現役エンジニアからのアドバイス

–それでは最後にエンジニアを目指す方にアドバイスをお願いします。

 やったらやっただけ自分に帰ってくるのが、プログラミングです。まだ、プログラミングに触れたことのない人でも今から勉強すれば大丈夫です。現状を変えるためには動きましょう!
 

【採用情報】プロジェクトマネージャー / エンジニア(新卒・中途)

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