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#読書感想文
329日目(ぐずる子どもを楽しい気持ちにさせて保育園まで行く方法)
「今日は保育園だよ」
「行かない!おうちにいる!」
こんなやりとりから始まった祝日明けの木曜日。さあ、どうしたものか
妻をあっさり見送るいつもなら、
「母ちゃん送りにいく」
と言いだすの次女だが、今日はあっさり
「バイバイ。」
母ちゃんになんともそっけない態度。昨日はずっと「母ちゃんがいい」と言い続けて、長女が一緒に遊ぼうとすると突っぱねる始末だったのに。
妻曰く、
「きょうは昨
【『鬼滅の刃』ネタバレ注意】 竈門炭治郎と煉獄杏寿郎(改)
鬼滅の刃は当初、私の周りではファッション性、キャラクター性がどちらかといえば注目されがちで、そこまで真剣に見ようとはしていなかった(実際コロナ禍がなければ観ていなかったのかもしれない)。しかし、娘がはまったのをきっかけに、鬼滅の刃のアニメ版を一気に見てから、既刊を全巻注文。無限列車の映画も観に行った。この物語は、登場人物の誰かに自分を投影し、誰もが「私の物語」として読めるのが人気の秘密かなと思う。
もっとみる【『鬼滅の刃』ネタバレ注意】We are all alone「二人だけでいることについて」~妓夫太郎と堕姫のエピソードから~(改)
第10話のラストシーン。向かい合わせの首が第11話に展開していく。悲しき運命の意味を考えてみる。
共依存関係の鬼妓夫太郎と堕姫は非常に過酷な運命をたどった。
遊郭で生まれたことで命が軽んじられるばかりか、醜く罵詈雑言を浴びせられ続けた妓夫太郎。
そして美貌のために遊郭で働くことになり、処女が奪われる前に客の目を指し、生きたまま焼かれる堕姫(=梅=梅毒で死んだ母からつけられた名前)。
二人は
【『鬼滅の刃』ネタバレ注意】古事記から見る物語構造、あるいは、中空ではないヤンキーとしての炭治郎
鬼滅の刃は古事記をモチーフにしている鬼滅の刃は、その物語の構造を古事記に由来しているという考察は、いくつか見られる。
上記の記事のような見解に、わたしも概ね同意する。おそらく、古事記を鬼滅の刃はモチーフとし、イザナギ=産屋敷、イザナミ=鬼舞辻という構造で物語が展開されている。そして、カグツチ=竈門炭治郎、ということになる。ただし、アマテラス=縁壱、ツクヨミ=黒死牟、というのは、表面的にはそのよ