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【全てが一流の名作】ラーゼフォンを紹介

今回は超名作SFロボット・ラブストーリーアニメ「ラーゼフォン」を紹介したい。

「ラーゼフォン」

どんなアニメ?

ボンズ制作のTVアニメ。2002年1月〜9月まで放送されていた。
当初は月曜夕方に放送されていたが、枠消滅に伴い深夜へ移動した経緯を持つ。異次元からの侵略者と人類の戦いの中で、主人公が自らの運命や使命に気づき、世界を作り変える壮大なSF作品となっている。
また、ある事情で引き裂かれたヒロインと主人公のラブストーリーも必見。
キャッチコピーは「美と神秘に彩られた究極のSFロボットアニメ」

あらすじ

2015年、東京で暮らす高校生の「神名綾人」は模試会場へ友人たちと向かっていた。その途中、乗車していた地下鉄が大きな衝撃と共に脱線、停止する。事故の衝撃で気を失った綾人は目を覚ますと、友人たちの無事を確認し安堵した。そして地下鉄の扉をこじ開け、助けを求め地上へ向かうのだった。

「神名綾人」
突然事故に見舞われる綾人たち

地上で綾人が目にしたのは、防衛軍と謎の戦闘機が激しく争っている光景だった。東京の街は破壊され、戦時下のような様相を呈していた。
2年前、世界は東京を残して滅亡したとされ、現在は「MU東京総督府」が政治を担っている。防衛軍の正式名称は首都防衛軍であり、文字通り東京を守護している。

ただ事ではない東京の街

戦闘に巻き込まれた綾人はひとまず、安全な場所へ避難することを決める。そして、瓦礫となった街を彷徨っていたところ謎の少女と遭遇する。

瓦礫に佇む「謎の少女」

綾人は少女に危険が迫っていると告げる。振り返った彼女は同級生の「美嶋玲香」だった。知り合いと遭遇し安心した綾人は、二人で安全な場所を求め、再び導かれるように地下鉄のホームへ向かっていた。

「美嶋玲香」

ホームの階段を下り、綾人が振り返ると彼女の姿は消えていた。そして、呼びかけ捜す、綾人の前に黒服の男たちが現れた。政府の者と名乗るその男は綾人に同行を求めた。ホームに電車が到着する直前、腕を掴み半ば強引に連れ去ろうとする男たちに綾人は不信感を覚える。さらに、説明を求め、同行へ拒否を示すと銃を突きつけ脅されるのだった。

「謎の男」

直後、一人の女が現れ、瞬く間に男たちを制圧した。その時、蹴り飛ばされた男の返り血が綾人の顔へ散った。思わず手で拭うと、驚くことにその血は青かったのである。

謎の男たちの血は青かった…

謎の男、青い血、そして現れた女、突然の出来事に驚く綾人は、その場に落ちていた銃を拾い、彼女へ突きつけた。何者かと問う綾人にその女は正義の味方を自称した。

戸惑い銃を突きつける「綾人」

”自称”正義の味方へ疑念を募らす綾人だったが、男たちから救ってくれたことは事実だった。形式的なお礼を述べて、銃を彼女へ渡しその場を去ろうとした。だが、女は問いかける。青い血の謎、そしてこの世界の真実を知りたくないかと。綾人は青い血のことも気になっていたが、生憎年上に興味はないと釣れない返事をした。すると、彼女は綾人に銃を突きつけ、同行を呼びかけるのだった。

青い血、世界の真実を知るという女
銃を突きつけ有無を言わせない

綾人は男たちと同じく武力に訴える彼女に呆れた。そして、背後の列車の中で、先ほど見失った美嶋玲香の姿を見つける。玲香はどこか導き誘うような視線でこちらを見つめる。綾人もそれに応じるかのように列車に乗った。

意味ありげに見つめてくる玲香

列車の扉が閉まり、発車しようとしたその時、先ほどの女は窓を叩きながら何かこちらに呼びかける。何故か綾人の名前を知っていた彼女は発車した列車を見送った。

彼女は何故か綾人の名前を知っていた…

列車の中で綾人は玲香は必ず自分が守ると告げる。その時、車内アナウンスが終点「世音神殿」へと到着したことを知らせる。聞き慣れない駅名に困惑する綾人、列車は到着し扉が開いた。

謎の終着駅

ホームへ降りた二人は一直線に続く長い道を見つける。進むしかないと決心した綾人は恐る恐る、玲香と共に一歩を踏み出した。坑道のような薄暗いその道を進むと、ひらけた空間へ出た。そこで二人は神殿のような場所で、謎の物体が鎮座している光景を目にする。

謎の空間と物体

さらに進んだ綾人たちは、先ほどよりも広大な空間に出た。地面が水で満たされたその空間の中央には、巨大な卵のような物が配置されていた。突如、謎の声が響き渡り綾人は苦しみだした。

広大な空間に巨大な卵

苦しみもがく綾人を見つめる玲香は、どこか待ち望んだような表情をしていた。そして、巨大な卵が光りだし、呼応するかのように玲香は「ラーー」と叫ぶ。さらに綾人は心の中で「目覚めなさい」という言葉を聞く。
そして、割れた卵から頭部に翼を生やした巨人「ラーゼフォン」が姿を現した。

「ラーゼフォン(翼で顔を覆っている)」

綾人が目を覚ますと病院にいた。どうやら気を失っている間に日を跨いでおり、謎の戦闘機は防衛軍に撃退されたらしい。
そして、近くにいた看護師へ一緒にいた少女のことを尋ねた。だが綾人は発見された時、一人であったと告げられる。
体に異常はなく、母の迎えで綾人はすぐ自宅へ戻ることになった。

「綾人」とその母

その夜、自宅から電話をかけた綾人は玲香の無事を確認する。心配していたこと、何故姿を消したのか聞こうとしたが、母が通りがかったので明日学校でまた話そうと約束したのだった。

玲香の無事を聞き安堵する

翌日、学校で綾人はあれから離れ離れになっていた友人と再会し、談笑していた。友人たちに脱線した列車を出てからの動向を聞かれた綾人は、「美嶋玲香」と一緒にいたことを話した。すると怪訝な顔をされ、話が見えないと告げられる。まるで友人たちは美嶋玲香を知らないような素振りを見せたのだ。

空いた席を見つめ「美嶋玲香」の話をする

その時、教室へ玲香が現れた。綾人たちに「おはよう」と呼びかける玲香に、友人たちは一瞬間を置いて挨拶を返すのだった。先ほど知らない素振りを見せた友人たちは、旧知の仲のように接した。

教室へ現れた「玲香」

放課後、綾人は玲香と昨日の出来事について会話する。幻だったと考える綾人に巨人は実在すること、そしてそれは「真実を映す鏡、調律をするもの」と玲香は呟いた。さらに続けて、望めば再び会えるとも告げた。

巨人について何か知っていそうな玲香だが…?

学校から帰宅した綾人は、郵便受けに自分宛ての封筒を発見する。中には昨日の巨人を映した写真が入っていた。そして、裏側にはメモも残されていた。

写真の裏には意味深なメモが

その夜、待ち合わせ場所で綾人と合流したのは、昨日の地下鉄で出会ったあの女だった。女の用意した車へ乗り込み、どこへ向かうかも分からないドライブが始まった。
綾人は彼女へ世界の真実について尋ねた。すると、逆に世界人口について質問われた。2年前、東京を残して世界は滅亡したと教えられていた綾人は2300万人と答えた。だが、彼女は現在地球上には60億人の人々がいると語った。

世界の真実とは?

驚愕する綾人を尻目に、防衛軍の基地へと車は突入した。そこで、倉庫のような建物で戦闘機を見つけた。言われるがまま、彼女と共に戦闘機へ乗り込んだ綾人は「”壁”を突破して外に出る」と耳にする。

しかし、東京の上空へ飛び立った機体は何者かにより制御を奪われてしまう。MU東京総督府の施設へたどり着いた機体は、二人を乗せたまま独りでに最深部へ向けて降りていくのだった。

謎の施設の最深部へ…

最深部へ降り立った二人が目にしたのは、綾人が昨日、巨人と出会った広大な空間だった。直後、キャノピーが突然開き綾人だけがパラシュートと共に放り出された。

昨日と同じ広大な空間

その巨人、ラーゼフォンの近くへ着地した綾人は中へ吸い込まれていった。直後、ラーゼフォンが開眼し動き出した。

ラーゼフォンの元へ歩み寄る

ラーゼフォンの操縦席で目を覚ました綾人は、辺りを見渡す。そこで、母の姿を見つけた。どうやらラーゼフォンが起動した際に怪我をしたらしい。だが、母の顔からは青い血が流れていた…

綾人の母からも青い血が…

ラーゼフォンの前に謎の兵器が姿を見せる。そして、綾人の母はそれを操るかのような仕草を見せた。一方、墜落した戦闘機からなんとか生還した昨日の女は、ラーゼフォンの元まで近づいていた。
直後、壁を破りもう一体の兵器が現れた。そのはずみで瓦礫が彼女を襲う。

操縦席から全てを見ていた綾人は咄嗟に手を伸ばし、女を助けようとした。すると、ラーゼフォンの腕も連動するように動き、瓦礫から彼女を防いだ。そしてそのまま、ラーゼフォンは手のひらから光球を作り出し、気を失った女を包み込むように覆った。

その後、ラーゼフォンは光球と共に最深部から上空目掛けて飛翔した。都心の上空へ現れたラーゼフォンを、先ほどの兵器が追いかける。いつの間にか、ラーゼフォンの肩には玲香の姿があった。彼女はラーゼフォンに「歌いなさい」と告げる。

都心上空へ飛翔した「ラーゼフォン」
肩には「玲香」の姿が

困惑する綾人だったが、謎の兵器が攻撃を仕掛けてきた。両腕で攻撃を防いだラーゼフォン、綾人は肩に立っていた玲香を心配する。
だが、そこに玲香の姿はなく彼女が身につけていた黄色いスカーフが空中を舞っているだけだった。

玲香…

綾人は玲香が死亡したと思い感情を爆発させる。そして、謎の兵器の喉元をラーゼフォンの腕で貫いた。そしてそのまま兵器の首を締め上げると粉々に崩れ去った。兵器を撃破したラーゼフォンは、上空に巨大な光のゲートを開き姿を消した。

苦悶の表情を浮かべる兵器

綾人が気づくと、そこは知らない港だった。眼前にそびえ立つラーゼフォンに驚き、走り出した綾人は、木星の表面によく似た壁のような光景を目にする。
そして、近くの漁船からあの女が出てきた。どうやら通信設備を探しているらしい。綾人は女に駆け寄り、近くに存在する壁について尋ねた。

壁について尋ねる「綾人」

女は壁を「TOKYO JUPITER」と答えた。そして、港を歩くと滅亡したはずの外の世界が広がっていた…

東京以外は滅んだと教えられていたが…?

世界の真実

2012年、東京に「MU」と呼ばれる異次元からの侵略者が現れた。MUの外見は人類と酷似しており、唯一の違いは血液が青いことである。血液の青い人間はムーリアンと呼ばれる。
首都を占拠したMUは「TOKYO JUPITER」と呼ばれる障壁を形成し外部と隔絶させた。行政組織を乗っ取り東京総督府を樹立したMUは、障壁内の人類へ東京以外は滅亡したと教え込み、マインドコントロールを行っている。
また、TOKYO JUPITER内外では12年の時間差が生じており、綾人が2015年だと思っていた現在は、実は西暦2027年だったのである。


首都を覆い尽くす「TOKYO JUPITER」

MUは「ドーレム」という機動兵器を用いる。綾人がラーゼフォンで東京を脱出する際に撃破したのもその内の1体だ。ドーレムは泥で出来ており、バリアのような障壁を発生させることから、通常兵器では全く歯が立たない。

「ドーレム」

MUの侵攻により、首都を失った日本は既に国として存在せず、東京以外のエリアは地球連合という組織によって統治されている。地球連合はMUに対抗および、TOKYO JUPITER攻略のため、「TERRA」を組織した。

「TERRA」のマーク

綾人たちが港に着いた翌日、TERRA所属の航空母艦が二人を迎えに現れた。続けて女は自らを、TERRA情報部所属の特務大尉「紫東遥」と綾人に改めて名乗った。その後、綾人とラーゼフォンは母艦へ収容され、TERRA本部がある「ニライカナイ」へ向かうのだった。
ニライカナイは九州に存在する「根来島」と、併設された海上実験都市の「神至島」を総称した名称である。

「紫東遥」

実は遥は綾人が中学時代に交際していた恋人「美嶋遥」と同一人物である。TOKYO JUPITER出現時、遥は母の実家に帰省しており、綾人と離れ離れになっていたのだ。父はその際に行方不明となっており、以後母の旧姓である紫東を名乗っていた。障壁内外では12年の時間差があるため、綾人が17歳なのに対し遥は29歳となっている。

中学生時代の「遥」

さらに、綾人の同級生として登場した「美嶋玲香」は、ラーゼフォンの心が具現化した「イシュトリ」という存在であり、ラーゼフォンのパイロット=奏者が望む姿で現れるのだ。つまり、綾人は離れ離れになった恋人(美嶋遥)のことをいつまでも想っていたのだ。
イシュトリは人によって視認できたりできなかったり、また他者の記憶を都合の良いように操作する能力がある。実在しない人物である美嶋玲香がクラスメートとして綾人の友人たちと馴染んでいたのもその能力によるため。

調律

MUから差し向けられるドーレムをラーゼフォンによって次々と撃破したTERRAは、TOKYO JUPITER攻略の最終計画「ダウンフォール作戦」を決行した。T・Jバスターと呼ばれる兵器により、障壁は消え去った。

消滅した「TOKYO JUPITER」

直後、MU総督府からTERRA本部へ向けて通信が入る。内容は24時間の猶予を与え、その内に全ての武装解除を行い、ラーゼフォンを引き渡すことだった。提案が受け入れられない場合には、実力行使に出るという。
到底受け入れられる条件ではなかった。TERRAは徹底抗戦を決定し、ニライカナイに住む全島民を航空母艦へ収容し出発した。

航空母艦へ避難する全島民

約束の時間、ニライカナイに巨大なドーレムが現れ島を破壊し尽くした。TERRA本部も甚大な被害を受けたが、TERRA司令の決死の自爆攻撃によりドーレムと刺し違えることに成功する。

TERRA司令「功刀」の手により本部が自爆した

ニライカナイを出発した母艦は地球連合の補給基地へ向かい、そこで民間人を下船させた。そして、最終決戦が迫る中、遥はこれまで秘めていた綾人への想いで告げる。自分がかつて交際していた「美嶋遥」ということ、12年前から今もずっと好きなこと。東京で暮らし、MUからの洗脳状態にあった綾人は、昔の記憶を完全に思い出すことは出来なかった。だが、綾人は今の君が好きだと遥に答えた。

MUによって引き裂かれた恋人は再び結ばれた

その後、太平洋上にドーレムの群れが現れ、地球連合とTERRAの艦隊は交戦状態へ突入した。そんな中、綾人はイシュトリと一体化しラーゼフォンが真なる姿「真聖ラーゼフォン」へ変貌しようとしていた。

真の姿へ変わろうとする「ラーゼフォン」

そして、覚醒し変貌を遂げた真聖ラーゼフォンは一撃でドーレムの群れを壊滅させた。ラーゼフォンは綾人が搭乗しているのではなく、もはや綾人自身となっていた。ドーレムは一掃されたが、地球連合・TERRA双方の被害も激しく、さながら戦場は終末を思わせるような様相となっていた。

「真聖ラーゼフォン」

綾人は奏者として自らの使命に気づき、世界の「調律」を開始した。世界は光に包まれ、地球は卵のような物体に覆われた…
調律とは世界を望むままに作り変えることである。MUはムーリアンの世界を作るためラーゼフォンによってMUのための調律を行おうとしていた。

世界の調律が果たされた

そして、調律後の世界。綾人と遥は幸せな家庭を築いていた。二人の間には娘も生まれており、綾人は考古学者となっていた。
綾人は恋人の遥と結ばれる世界を望み調律したのだった…

世界は綾人の望むように作り変えられた
部屋にはラーゼフォンを思わせる絵が飾られている

総評

ハイセンスな設定、演出、音楽、作画、全てが一流の超名作アニメである。
本記事では紹介し切れなかったが、サブキャラクターにも多くの人間ドラマが存在する。MUの出現によって様々な影響を受けた人物が、己の過去と向き合う姿も描かれるのだ。
特に気に入っているのが、TERRA司令「功刀」とMU総督府「九鬼」の因縁だ。詳しくは割愛するが、九鬼はかつて功刀の上官だった。しかし、MU側へ寝返った九鬼の策謀により、功刀は愛娘を失っているのだ。終始徹底して悪役として描かれた九鬼は最期、功刀の自爆によって道連れにされる。

「九鬼正義」
「功刀仁」

功刀は亡き娘と同じ名前の青い小鳥「ミチル」を飼っているなど、非常に人間味のある人物として描写されている。全話視聴した際は、調律後の世界で功刀も報われて欲しいと強く感情移入してしまった。

また、ラーゼフォンをセカイ系と論評しているネット上の記事がいくつか散見されるが、これは甚だ遺憾である。ラーゼフォンはよくポストエヴァンゲリオン系の作品としてカテゴライズされる。ポストエヴァだからラーゼフォンも同様にセカイ系という浅い見立てから、そのように帰結しているのだろう。
セカイ系とはヒロインと主人公の関係性に主眼を置き、理由や原因などの物語的文脈を排した作品である。
これを踏まえた場合ラーゼフォンは、作中で明示された伏線や設定は全て活かされており、文脈としてしっかり語られているのだ。さらに、ヒロインと主人公だけでなく、サブキャラクターにも上で述べたようにスポットが当てられ、それぞれの人間ドラマが描写される。つまり、全くセカイ系の要素や定義とは外れている。
確かにラーゼフォンもエヴァに強く影響を受けている作品である。だが、それは舞台設定的なガジェットがインスパイアされているに過ぎず、物語の構造は全く異なっている。
したがって、ラーゼフォンをセカイ系と見做す意見は非常に表層的で見当違いな論評であると言えよう。

最後にTVアニメ版に新規カットを加えた劇場版「ラーゼフォン 多元変奏曲も同様に名作である。

「ラーゼフォン 多元変奏曲」

この劇場版は新規カットにより、TVアニメ版では理解しづらかった点が補完されている。特に綾人と遥の出会いはMU侵攻前の前日譚として描写され、シームレスに本編と繋がるため非常に理解しやすくなっている。
総集編の劇場版ながら、大きく変更されている点も多く、TVアニメ版を視聴した人も楽しめる作品となっている。結末もTV版とやや違うので必見だ。

長くなったが、視聴したことがない人にはぜひおすすめしたい!



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