- 運営しているクリエイター
記事一覧
そんな日がありました。
冬の日、思い出すこと。反省すること。
*****
物事を最後までやり遂げること 、ちかごろのわたしは、そいつがなかなかむずかしい。
こっちをやるとあっちが気になる。 あっちにいくとこっちの遣りっぱなしがまた気になって 、こっちへ戻ろうとすると 、その途中にあるものに気を引かれてしまって そこでまた何かし始める。
あかんあかん、とこっちに戻ると また、あっちが気になって・・・ 家の中でこ
愛でる
「mayumiさんのこと」https://note.com/bunbukuro/n/n7f76c0a31974のところで書いた料理屋「田園」のご亭主さんのこと。
*****
ときどきうかがう料理屋がある。ここのご亭主は今年80歳なのだが、なんとも色気がある。
カウンターに向かうすらりとした立ち姿、とくにその背が美しい。かくしゃくとして、品もある。
この店を紹介してくれた友人によると、なん
物憂げなドイツ文学者
それはかつて住んだ大井町駅でのこと。
*****
駅のエスカレーターで、出かけるたびにすれ違う男性がいる。あたしが降りるとき、いつもそのひとはあがっていく。
すれ違うひとの顔をいちいち覚えているわけではないのだが、そのひとはいつもおなじ服を着ていた。
それも、35度を越えようという真夏の盛りに、濃紺のシャツをのど元まできちんと留め、そのうえに裏地の付いた厚手のジャケットを着込んでいた。