見出し画像

3年7組クラス会

4/21は伏見の味福さんというお店で
高校三年生の時のクラス会があった。
先生を入れて13人が参加した。
横浜や神戸、大阪から駆けつけた人もいた。

自分たちより14歳年上の先生のお誕生会でもあった。
おおらかで優しげな雰囲気は今も変わらない。

先生は先だっての書道展にも参加されており
水泳もなさっておられるそうで
そんなお元気な様子にこちらが励まされる。

人生で一番愉快なクラスだったと思う。
学年全体がそうだったのかもしれないが
個性的なメンバーがたくさんいて
その中では個性的でないこともまた個性で
みんながおんなじでないことが素敵なことだと
ここで学んだような気がする。

それぞれにたくさんの経験をしてきて
人生の山場修羅場をなんとか越えてきたのだと思う。
いや今も笑えないことを抱えてるかもしれない。

それでもこのメンバーのなかで
18歳のあの頃の自分が過ごした記憶が
笑顔を連れてくる。

当時の呼び名で呼ばれて
当時の思い出を突き合わせ
他愛のないことで笑い合う。
その楽しさもまた思い出になっていく。

味福さんでいただいた若竹煮がすこぶる美味で
その味もまた記憶の1ページに残る。


会場に行く前に納屋町商店のレトロなササキパンで
メロンパンとサンライズを買った。
マクワウリ型のメロンパンには白餡が入っている。
普通のメロンパンはサンライズという。
そうだったそうだったと思い出す。
まるで様子の変わった商店街に
そこだけはずっと変わらない空間だった。

この商店街の
今はもうない子供服のお店の息子も
クラスメートだった。
もう会えない人になってしまった。
ほかにもそういうひとがいる。
会えるうちに会うことの意味が次第に深くなる。


万理先生からいただいた色紙


たくさんの笑い声を耳に残しながら
また来年も会いましょうと約束し
雨の中を、晴れやかな気分で
思い出し笑いなどしながら帰路についた。

読んでくださってありがとうございます😊 また読んでいただければ、幸いです❣️