刺さる本能を増やす-鈴木祐「進化論マーケティング」Stage3
1.刺さる本能を増やす-鈴木祐「進化論マーケティング」Stage3
今回で連載4回めだ。この連載は、下のリンクからまとめ読みすることができる。今回の記事も、アナタのnoteの運営に役立つよ。
刺さる本能を増やさなきゃいけないんだね?
そうなんだ。刺さる本能を増やすことを、鈴木祐さんは勧めている。
2.「”刺さる本能”の種類を増やす7つの問い」(本書より)
いわゆる、SEIQ (The Seven Essential Innovation Questions)ってのが、上の7つの質問だ。
難しそうだね。
あまりに抽象的な質問なので、本書では、さらにつっこんで、より具体的な質問例をたくさん挙げている。
それを読むには、本を買うしかないんだね。
そうだね。ここで、引用するには、あまりに分量が多すぎるんだ。
3.ボクの曲を例に考えてみよう
ボクの曲を例に考えてみよう。
まず1個め、私の曲を新たな視点で見ることは可能だろうか?
これは、もう実は対策を打ってあるんだ。今度の6月3日土曜日に出る、ボクのニューアルバム「LIVE# Vol.2」(ライブシャープボリュームツー)では、3曲も、ボーカルバージョンを入れているんだ。実は、ボクは、自分の曲がリアルタイムミックスだから、当然インストだという既成概念にとらわれていた。しかし、新たな視点でみて、ボーカルを入れてみようと思ったんだ。
次に2個め、私の曲を新しい方法で使うことはできるか?
これは、上の1個目と同じだ。ボーカルを入れることで、新しい方法で曲を使っている。
次に3個め、私の曲が機能する時間や場所を変えることができるだろうか?
実は、「LIVE# Vol.2」から、中間業者を、ROUTER.FMから、TOWER CLOUDに変えたんだ。だから、配信サービスの内容が若干変わることになるんだよね。
次に4個目、私の曲に何かを新たに結びつけることができるだろうか?
これは、さっきも書いたけれど、ボーカルを入れることで、新たに結びつけてるよね。
次に5個目、私の曲のデザインや性能を変えることはできないだろうか?
これも、同じ。ボーカルを入れることで、新たに、歌モノにした。
次に6個目、私の曲に”新しさ”を感じるものを加えられないだろうか?
これも、同じ。ボーカルを入れることで新しさを加えている。
次に7個め、私の曲のまったく違う価値を想像できないだろうか?
これも、同じ。ボーカルを入れることで、歌モノというまったく違う価値を想像できる。
・・・結局、ほとんど、ボーカルを入れることで、SEIQの7つの問いには答えてるわけね。
そうだね。
3.自分の商品は2つ以上の基礎本能を満たしているか?
これも大事だ。
たとえば、今度の6月3日発売のニューアルバム「LIVE# Vol.2」だとどうなるの?
32個の二次本能でいえば・・・
①個性の主張
②没頭の体験
③多様の確保
④感覚の報酬
の4つは満たしているよね。
そうだね。
4.結局、紙の本がいいのよ
前回の連載のときには、手元になかったけれども、今は手元に、紙の本があるよ。
やっぱり、紙の本のほうがいいの?
うん、この本の場合は、Kindleでは、読みにくい。紙の本のほうが絶対にいい。
Kindle Unlimited版↓
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