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初めての短編小説/エッセイ/petit trip

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とにかく初《うぶ》なのです。 少しずつ階段を上がるつもりですので、お手柔らかにご覧下さい。
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記事一覧

note村の一日 春弦サビ小説|#歩行者b様

note村の一日 春弦サビ小説|#歩行者b様

歩行者b様のnoteを拝読。
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~BRILLIANT₋S 顔を出す~

「失礼します」

ひとりの女が灯台の中に入ってきた。ショートカットの髪。大きめのオレンジ色のシャツの衿を立てて、白い細身のパンツにエスパドリーユを履いている。

「灯台のまわりを散歩していたら、ここから音楽が聴こえてきて。ミニライブでもなさるんですか?」

「・・・まあ、ライブではないけど。ちょっとしたセッションな

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メルカリでSDGS♡|#メルカリで見つけたもの

メルカリでSDGS♡|#メルカリで見つけたもの

専業主婦のため最近は鳴りを潜めたが、何を隠そう、(いや隠さなくても良いのだが)私は無類の買い物好きである。

偏愛するものは、洋服でも和服でも小物類でも、まず「研究」してから好みのものを蒐集する癖がある。音楽などと同じだ。

とくに、衣類と違って小物類は、それひとつで世界が完結するので、選ぶ段階でわくわくする。

まず、アクセサリー。前職でデザインの仕事をしていたので、拘りが強い。自分で身に着ける

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束縛系男子|#親子のひとこま

束縛系男子|#親子のひとこま

最近、14歳の息子は身長も高くなり、170cm近くなっているのではないかと思う。大人みたいだ。

彼は私がnoteのために携帯を手にしているのを、完全に毛嫌いしている。

然し私は、恐ろしく遅筆のため、執筆に半日くらい優にかかる。文章を考えるのに何度も何度も読み返して、流れを頭に入れてやっと、次の文章が書けるタイプだ。FMラジオのパーソナリティー時代は、シナリオ的な原稿を番組前に書いていたが、真夜

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気難しい作家先生〜前日譚

気難しい作家先生〜前日譚

このnoteは、以前投稿した「気難しい作家先生」の中の、小説家深谷浩介の前日譚です。

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深谷浩介は、昔から女性が苦手だった。何を考えているか理解できない。
数式なら誰よりも早く解く自信があるし、答えが定まっているものは、道筋を正しく辿れば済むことだ。

・・・然し。と、深谷は苦々しく思う。
女というものは、ふらふらしていてファジーそのもの。こちらの神経を逆なでし、振り回すだけの生き物

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🌿現在執筆中🌿

先般執筆した「気難しい作家先生」の
前日譚を書き進めているところです📝

後ほど投稿いたします。
《以下過去投稿分です》
https://note.com/brilliant_s/n/na19c439639c5

朧《おぼろ》まぼろし〜#春弦サビ小説|ショートショート

朧《おぼろ》まぼろし〜#春弦サビ小説|ショートショート

歩行者b様のnoteを拝読。
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この詩が極私的に格好良かったので、 #呑みながら書きました #春弦サビ小説 (ショートショート)で、まいります!!

朧まぼろし

―――君は何処にいるの?

目覚めたとき、僕の心に浮かんだ言葉・・・。

毎朝そう思う、何故君に辿り着けないのかと。

ある日、僕は君を見付けた。

最初の出会いは、大学のカフェテラス―――友だちと仲良く笑い合っている姿が目に

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手書きの名刺〜忘れられない恋物語〈ラストソング追加版〉|#短篇小説

手書きの名刺〜忘れられない恋物語〈ラストソング追加版〉|#短篇小説

「何でこんな所に来てるんだろう・・・」

和美はその店の天井辺りで目線が泳いでいた。場違いも、甚だしい。

其処はホストクラブだった。久し振りに会ったフォトグラファーの絵梨花が「いっぺん行ってみようよ」とぐいぐい誘って、渋々付いてきたのだ。

照明と、鏡と、客が吸う煙草の煙と、お酒のグラスが交差する世界。
不必要に煌びやかで、現実味を排除した空間。

ホストたちが妙に手慣れた様子で細やかにグラスに

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「春夏秋冬 猫うらら~CATS IN HAIKU」より|♯本の紹介

「春夏秋冬 猫うらら~CATS IN HAIKU」より|♯本の紹介

昔から、猫は好きだ。実家でもずっと猫を飼っていた。

猫は「ペット」といえども、媚びることはない。

自分のことを好きと思ってくれる人、餌をよくくれる人をしっかりと見分けている。自分が心を許していないと、決して近付かない。

気の赴くままふらりと出かけ、いちばん居心地の良い場所を見付けて眠りこけたりする。

自由で「自分軸」を確立している姿に、憧れに近いものを持ってしまうのだ。

先般、「春夏秋冬

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jewel《宝石》の瞳〜風街へ連れてって|#短篇小説

jewel《宝石》の瞳〜風街へ連れてって|#短篇小説

このnoteは、松本隆トリビュートアルバムからインスパイアされて創作しております。以下のnoteの続篇です。

よろしければご高覧下さい・・・😊

✥過去作

▶Femme

▶Male

Male et Femme

ある日の仕事帰り、君と再び会う瞬間が訪れた。

僕は東京から、関西の支社に打合せのために来ていた。
それは、まさしく、奇跡だった。

後ろから「後藤くん」と声を掛けられ、振り返っ

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神戸NOW😊♪|#今こんな気分

神戸NOW😊♪|#今こんな気分

今夜のプチ同窓会にあわせて、早めに帰神してます🌿

ランチを食してアフタードリンク中。

神戸はGW時期がいちばんツーリストが多くて、トアウエストもいつもより人が多いですね~🪻

このあと、集合時間まで、相楽園という躑躅の美しい名所を楽しもうと思います😊✨

🌹おまけ🌹

▶神戸市立相楽園―1分でわかる!

こういう所はデートで行きたいものですね😊💮

🌟Iam a little

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High School 徒然草|#エッセイ

High School 徒然草|#エッセイ

今日は、高校時代のことについて、そこはかとなく書きつくってみたい。

🌿環境

高校の思い出は、楽しいことばかりだ。自分と似た感覚の先生や生徒が多かったせいだと思う。“刺激”というよりは、“共感”する世界だった。

高校は山の上にあり、最寄り駅から20分ほどかけて坂道を登った。途中の石塀には、降雪時に滑らないように手すりが付けられていた。

校門をくぐってもグラウンドがあるだけで、校舎まではまた

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神々が降りる島〜ラムネ炭酸寝顔〈YouTube追加版〉|#たらはかに様

神々が降りる島〜ラムネ炭酸寝顔〈YouTube追加版〉|#たらはかに様

たらはかに様のnoteを拝読。

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ショートショートではないのですが、 #ラムネ炭酸寝顔というお題にインスパイアされて 、短篇小説を編んでみました。

 

神々が降りる島〜ラムネ炭酸寝顔

波影がきらきらと光をまき散らして、透明度の高いこの海は、ブルーキュラソーのカクテル宛らだった。

透羽子は、ウインドサーフィンのボードの上に横たわり、柔らかな太陽を浴びて、瞼を閉じた。

永遠に繰り

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トラネキサム酸笑顔|#毎週ショートショート

トラネキサム酸笑顔|#毎週ショートショート

たらはかに様のnoteを拝読。

↓ ↓ ↓
#毎週ショートショートに参加いたします 😌🥀

トラネキサム酸笑顔

僕は、ある時から、職場の後輩が気になり始めた。

彼女はネイビーの制服を着て、朝早くから自分のデスクの拭き掃除をし、卓上カレンダーやパソコンの位置を整えて、仕事につく体勢を取っていた。

上司の声掛けにはいつも口角を上げ、はきはきと返答する。コピー取りでも何でも、嫌な顔ひとつ見せ

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ひとりで散歩♪〜呑みながら書きました|#マリナ油森様

ひとりで散歩♪〜呑みながら書きました|#マリナ油森様

今日はGWで娘が帰ってきた♪

帰る前にひとりで散歩した・・・

はい、何の捻りもない
「ひとりで散歩♪」のnoteでした✨

マリナ油森様、遅刻ですがお納め下さいませ😌🥀

🌟Iam a little noter.🌟

お休みなさい♪

 🤍