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【読書】「わかりあえない」を越える――目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC

以下の本を読みました。
「わかりあえない」を越える――目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC

NVCはNonviolent Communicationのこと
攻撃的にならずに意思疎通するコツが学べます。


痛みは避けられない苦しむかは自分次第

以下、本書の引用です。
「人は他人の行為によって傷つくのではなく、自分の受け取り方によって傷つくのだ」

英語でも
Pain is inevitable. Suffering is optional.
なんて表現があります。

仏教でも
釈迦は第二の矢を受けず
なんて表現もあります。

何かが起こることこれ自体は避けられないとしても、起こった事柄に対してどう反応するかは自分次第です。

タンスに小指をぶつけたとします。
痛いですよね。これが第一の矢です。
これは避けられないこともあります。

ここで怒ってタンスを壊したり
誰かに八つ当たりしてしまったら…
怒りに飲まれるという形で
第二の矢を受けてしまっているわけです。

事実は揺るがなくとも、
解釈次第で自分の行動も変わります。


意外と難しい「伝え方」

以下、本書の引用です。
「何を求めていないか」を伝える代わりに、「何を求めているか」を明確に伝えると、相手とたどりつく場所が違ってきます。」

意外とできないのがストレートに要望を伝えることです。

これは嫌だという言葉の裏に隠れた
「こうして欲しい」という要望
意外と伝わらないんですよね。

基本的に人間は相手の気持ちを完全に読めるということはないという前提に立てば伝え方も変わりますよね。

こうしたちょっとしたコミュニケーションのコツが書かれた本書が気になる方はぜひ読んでみてください。



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