宮澤崇史

高校卒業後、イタリアのチームに所属しロードレーサーとしての経験を積む。オリンピック出場や 日本チャンピオン、アジアチャンピオンなど実績を重ね、34歳の時に自転車競技連合における最もカテゴリの高いプロチームに所属。18年間の海外レース活動を経て、2014年に引退。

宮澤崇史

高校卒業後、イタリアのチームに所属しロードレーサーとしての経験を積む。オリンピック出場や 日本チャンピオン、アジアチャンピオンなど実績を重ね、34歳の時に自転車競技連合における最もカテゴリの高いプロチームに所属。18年間の海外レース活動を経て、2014年に引退。

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    • 粋なレースコラム <cycle road race>

      独断と偏見に満ち溢れた極私的な自転車コラム

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    スプリントは大事

    スプリントは大事 同じ力の選手同士の勝負になった時、ちょっとでもスプリント力があれば勝てる可能性が非常に高くなる。 自分はクライマーだから,,,と思っていても、スプリントの力はつけておこう。 必要な要素は速く動く+パワー(ポジション) 最も難しいのは、速く動くこと パワーや、ポジショニングは時間をかけて覚えることはできるが、なかなか速く動けるようになるのは難しい。 日本人として海外で戦おうと思ったら、スプリンターの方が得! なぜなら、クライマーや逃げ屋で結果を出すのは本当に

      • 良い緊張に変える

        レースは必ずやってくる。 緊張には種類があって ☆良い緊張=準備ができている緊張 レースが始まっても穏やかな気持ちで、展開が起きてもその選手が何を考えて動いているのか。その先のシナリオまで分析することが瞬時にできる。 よく周りが見えている状態。 苦手分野では、ライバルにその不安要素を見せない為の工夫をトレーニング通り行えている。 ☆悪い緊張=準備ができてない=不安や焦り レースが始まると少々パニックに陥り、パニックの自覚がないけれどアタックを見るとどれが決まるんだろう、不安

        • レースで緊張しないために

          挑戦する時は色々ある 明日の起きる時間をいつもより早くするのも挑戦だし 料理なんてしたことないけど、だ〜れも作ってくれてなかったら料理をしないと!と思うのも挑戦 普段挑戦は身近にあって やりたいこと、まぁ自転車選手にとってはトレーニングだったり、レースだったりするんだけど レースに関してよく聞かれること 「レースで緊張しますか?」 するわけないじゃない! というのが答えなのだけれど なぜ緊張しないかの答えを明確に言える選手はあまり多くない 緊張して困ることは 現場では:

          • 監督からよりも、周りの選手と話し、感じた方が受け入れやすい

            夏合宿  Team UKYO 、マトリックスとたまたま同じタイミングで同じ宿だったので、一緒にトレーニングへ 合宿中に気づいた事「監督から言われるよりも、周りの選手に言われた方が、感じた方が受け入れやすい」と言うことについて書きていく 常に選手が意識的に行うことは、今のタイミングでのペースはこれで良いか?練習メニューではどんなレース状況を思い描いて組み立てているか?それは何km地点なのか?そこから勝ちパターンに持っていくにはこの先どうするか? など、なかなか選手へ伝えるのは

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            ルーティーン このnoteを更新し続けてきたが、家族の入院で書くことを怠ってしまった 毎日書き続けることは難しい しかし、書けない時書く気になれない時もある 選手で走っていてもそうだ 走りたくない時、走り続けなければならない時 少なからず選手である以上、走り続けられなければ選手として終わっていってしまう 続けることは自分を維持し、次の目標を見つける行為である しかし、やりたくない事はやらない方がいい なぜならそんな気持ちで走っても自分にプラスにならないからだ 選手である

            怪我のリスクを避ける

            怪我のリスクを減らす方法の1つに、なるべく背中から落車をすることを選手時代心掛けてきた。 背骨が折れたら大事故な事はもちろんあるが スピードが出ている状態で転ぶと、基本出っ張っている場所(肩や頭)に大きな衝撃を受けやすい 人体とは不思議なもので、強い衝撃を受けた瞬間特定の場所を守ろうと筋肉が硬直するという反応があり、これは意識とは違った判断で体を守ろうとする機能だ 特に脊柱起立筋は、その傾向が非常に強く 背骨を守るためにガッチリと固まる スピードも出ている事で、体の皮膚は

            挑戦

            自転車に乗り始めた時 そう、あの時の感動は忘れる事ができない そして、初めてレースに出た時自分がどんな気持ちで走ったか鮮明に覚えている 今日、中学生がベルマーレのトレーニングに参加した 彼から見たら日本のトップ選手と一緒に走れるまたとないチャンス! 心躍った状態だったと思う ではそこでどんな経験をさせてあげられるか? 8段変速の自転車で望んだトレーニングは、とてもとても苦しい時間だったと思う こんな経験をした事がないだろう しかし我々ができることは、彼に次への目標そしてこ

            成長とは

            選手である上で苦しむのは当たり前 でも、どこで苦しむかが最も大切 トレーニングはとことん苦しむべきである レースは終盤のレースを決する時が1番の苦しみどころ そのためにトレーニングで苦しむべきである ということは? トレーニングでは自分に弱いところをさらけ出せるかが重要になる トレーニングは失敗の連続でいい その代わり、レースでは失敗を出さない事が最も重要なポイントだ トレーニングパートナーや、チームメイトに弱点を曝け出すことによって 自分の実力を知ってもらい レースで

            チャンスとは?

            チャンスとは? チャンスとは、チャンスをチャンスと感じれる人 そして、チャンスを掴める準備ができている人のみが手に入れる事ができる これってチャンスだったんだ! みんな口々にそう言います 年齢を重ねてから、『あ〜、あの時言ってたのはこういう事だったのか」!はよくある話で いやいや、年齢を重ねる前にこれチャンスだよね!?を伝えたかったからあの時話したよね?と言っても、若いから(笑 ということはよくあります 以前にも24才の後輩に話した事が、その選手が30歳を超えてから「あ

            ちゃんとやる

            みんな頑張ってる ベルマーレの選手とトレーニングをする事が増え、今まで自分が想像していなかった以上のトレーニングの強度と、回数が増えて思わず 「今までトレーニングをちゃんとやっていると思っていたけど、全然やってなかったんだな〜って気付きました」と トレーニングは内容を理解する事がとても大事で 1日のトレーニング内容をこなしたらOKなのだろうか?という疑問を常に持って欲しい。自分にとって目の前にあるレースで結果を出すには、この先自分が狙ったレースで結果を出すためには、今日のト

            レースを見れているか

            レースを走る上で大事なことは 展開を目で見れて判断しているか? レースは後ろでは行われてない、誰もがわかっているが前で行われている ということに気づけない選手は多い レースは誰がどんなタイミングで動かしているかではなく、誰が何を目的として動かしているか? そこを見誤っってはいけない その続きに周りの足を見ながら展開を作っていく 損得感情的には、一番良いタイミングで勝ち逃げに乗る事が良いと思われるかもしれないが、勝ち逃げができるまでもプロセスがある プロセスを眺めている選手

            消費できる体つくり

            エネルギーが消費できる体つくりをしよう ダイエット話が先行しやすい、そしてダイエットの先に見えているのは今の力でどれだけ速く走れるか 簡単に結果を出すためには効果のある方法ではあるが、本質とはかけ離れた方法になってしまう 僕が選手の時、7月までは今の体重を頑張って維持して、パワーをつけるトレーニングを集中的に行っていた 食べても食べても体重を減らさないようにする事で、エネルギーを代謝できる身体作りをすることによって、エネルギーを多く消費できる身体ができる レースシーズン後

            人生は自転車レースのようだ

            人生は自転車レースのようだ レースがスタートしたと同時にアタックがかかる 全てのアタックに反応し続けたら、誰もが前半戦に足がなくなって中盤までさえも集団についていけるかわからない 先日も書いたが https://note.com/bravo27/n/n59b8d814f8fe 自転車に乗り始めた頃は楽しいしいつまでも乗っていたい。しかし将来のことを考えたらアタックしまくる展開は先々で勝てる展開を手に入れることは難しくなる レースは展開があり、その展開の中でどう体力を残しな

            チェーン落ちのリスク回避

            レース中にチェーン落ちするリスクは全ての選手にあり、チェーンキャッチャーを付ければ100%回避でいるかといえばそうでもないが、無いよりは幾分マシになるだろう 後ろがローギアに入っている時にインナーに落とさないや、トップ側のギアに入っている時にアウターに上げないという当たり前の事は今回置いておく 実際に走っている時に自分で気をつけられる方法としては? チェーンがアウターからインナーに落ちる時はどんな時か そう、登り坂に入った時にインナーへと落とす時だ インナーに落とす時に一番

            ブラケット角

            ブラケット角 ブラケットの角度を決めるときは、特段スプリンターではない限り ステムとブラケット角は同じにしてください ダンシングの振りの軽さが変わります。 では

            ポジションを変えるとき

            ポジションは変わる、ポジションは変えるのではなく変わる 何かを得た時に、何かを必要とした時に自分自身に変化が起き、ポジションは変わる 自分で変えるイメージがなければ変えない方がいい 実際、SAXO BANKのチームキャンプで29名中28名は、フィッティングをしてもらったポジションから、元々の自分のポジションに戻した 選手の時に一番考えていたことは、ゴールまで集団についていく事が一番大事だった。ゴールまでいけたら勝負ができる アップダウンに弱かった僕は、シッティングでの勝負