ヨーロッパでのレースって?

始めてヨーロッパへ行ったのが、パリのシクロクロス世界選手権
そして、スイス、イタリアでのアマチュアレースだった
あの頃のことをよく思い出すが、沿道の車は一時停止してその中を集団が走っていくことが当たり前で、風がふけば車ギリギリを走らなければ無らなかったことを鮮烈に思い出す。

グランフォンドを走れば先頭集団の前200mでどんどん車を止めていく
そんなことが当たり前のようにレースが開催されていた。
フランスへ行くと、小さな周回コースを回るが各コーナーに立哨員が立っていて、車をうまく通しながらレースが開催されている。

もちろん、大きなレースになれば完全に通行止めにした中で行われることが当たり前になってくる。
それでも、数分前から止まって待っている車は路肩に何台もいる。
ツールドフランスは、完全に通行止めに直前ではなくレースがくる1時間ほど前から人っこひとり歩くことにも注意される。

オーガナイザーがレースを運営する上で非常に難しいのが、地元の人、警察との連携で、その上に成り立っていることは非常にありがたいことだ。
しかし、現場はどうか?
というと、現場はだから大丈夫!なのではなく、どんな状況でも自分の身の安全を集団内はもちろんのこと、集団外からの思わぬ貰い事故を受ける可能性が常にあると思って走っている。

レースはオーガナイザーだけでは安全に作ることに限界があり、多くの人々の協力があって、そして何よりそこを走る選手も安全に走ることを意識して安全なレースが成り立っていると感じた。
そんな中、ヨーロッパのジュニアカテゴリーのレースをよく見るのだが、最近では昔のように応援してくれるドライバーもいるが、罵声を浴びせる人も多くなったようだ。

土日は外に出ないで家でゆっくり過ごす
というヨーロッパの昔とは変わり、みんなが外に出る週末にレースをすることはヨーロッパでも大変になっているのだ。

https://www.youtube.com/watch?v=OJe59btgWXY&t=1622s

みんなで良いレースを作っていきたい

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