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良い緊張に変える

レースは必ずやってくる。
緊張には種類があって
☆良い緊張=準備ができている緊張
レースが始まっても穏やかな気持ちで、展開が起きてもその選手が何を考えて動いているのか。その先のシナリオまで分析することが瞬時にできる。
よく周りが見えている状態。
苦手分野では、ライバルにその不安要素を見せない為の工夫をトレーニング通り行えている。

☆悪い緊張=準備ができてない=不安や焦り
レースが始まると少々パニックに陥り、パニックの自覚がないけれどアタックを見るとどれが決まるんだろう、不安だ!不安だ!エイ!行ってしまえ!
と、イチカバチかの無謀な足を使ってしまう。
色々試してみるが、結果いつも通り中途半端で足がなくなって、切れてしまう。

スプリントが得意ならば、最後まで残ればチャンスがある。
スプリントが苦手ならば、スプリンターが残らない展開の作り方を、ジャブから何度も当て続け、最終局面まで自分よりも勝負強い選手を残さない展開にすればいい。
相手を誘導するのが一番倒しやすい。敵に見えている他のチームも仲間にしたら戦いやすくなる。

レース前日UCI1.1 Gexo

そう、トレーニングメニューの何分何セットはレースのどの場面で、何をしなければならないから、やっているのかを真剣に考える。
5セットと言われてもできなかったら何が問題かをすぐに解決する。
もっと必要だと思ったら、もっとやってみる。
どんな変化が起きたか自分で確認する。
を繰り返していると、今日のトレーニングはレースのこの場面のこの部分を克服する手応えを感じた!(さぁ、レースが楽しみになってくる!)
という充実感で終われたか?それを毎日毎日続ける事が当たり前のことだけれど最も大事だ。
ということは、毎日のトレーニングは毎日レースをしていることと同じ緊張感が必要になる。
毎日緊張してますか?
毎日緊張から毎日ワクワクに変われば、レースはワクワクした良い緊張感で臨めるようになるよ。


この時は惜しくも2位だったけど

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