スタートから成長していく

スタートする時
大きな印象を感じ、その中にいる自分をリアルに再現できた時、スタートする
そう、自転車に乗った時もそうだった
日本人が走っていないツールドフランス、そこを走っている自分はどんな気分なんだろう
ポディウムでキスされているあの気分に浸りたい

そんな他愛もない、下心の見え透いた夢がリアルになると人は燃えるのだ
しかし、現実は違うと皆がいう
あんなところで活躍なんて無謀だ、と言いながら自分の言うことの賛成者を探している

そんな無駄なこといつまで続ける気だよ笑
何度言われたか

物事には順番があり、活躍する上で順番を間違えると自分がどこにいるかわからなくなる

レースは何が起きているかを知ることがまず第一に大切なことだ
何が起きているかを知るには、集団の前にいなければならない
集団の前にいるためには、位置取りができなければならない

レースが見れるようになったら、完走することだ
どのレースに出ても、完走できるように考えてこうどうし、もし完走できなかったとしたら、そのコースは自分に合ってないのではないか?
と問いかけた方がいい

そうすると、自分の得意分野が見えてくる
得意分野が見えてくるには、20歳を超えるくらいまでわからない選手も多い
だからそれまではとにかくやってみることが大事になるのだ

レースを走っていて難しい場面が多いのは、特にアマチュアレースとコンチネンタルレースに限る
みんなが勝ちたい!チームとして動いている中でも出し抜いてでも結果を残そうとする選手は多い
そうツールドフランスを始めとするチームがまとまって、自分の仕事だけを完遂することが美徳な世界はない場所で皆が悩む

一度でも1クラスのレースを走ったら、走りやすさに感動する選手は多い
なぜなら、役割分担が完全に出来上がっている選手たちが大半を占めているからだ

そのレベルで活躍するには、有無を言わせぬ力が必要となり
その力とは、アマチュアやコンチネンタルのレースでは楽勝レベルにならないと認めてもらうことも難しい世界となる
つまずいている選手は何千人と見てきたが、躓き方に気づいている選手は少ない
どうすれば躓かないか、どうすれば結果が出せるか
レースで活躍するには、レースで強くなる他はない
トレーニングで強くなれるならもっと強くなっている選手が多いと感じるからだ

今、ヨーロッパで頑張っている選手たちが
同じことを繰り返さず、毎日1歩できなかったことをできるようになった!という繰り返しの中で、成長していってくれることを願う
成長とは、昨日の自分とここがこう違うようになった!
と具体て気に言えることが非常に大事になる
その先に未来があると信じて頑張ってほしい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?