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ちゃんとやる

みんな頑張ってる
ベルマーレの選手とトレーニングをする事が増え、今まで自分が想像していなかった以上のトレーニングの強度と、回数が増えて思わず
「今までトレーニングをちゃんとやっていると思っていたけど、全然やってなかったんだな〜って気付きました」と

トレーニングは内容を理解する事がとても大事で
1日のトレーニング内容をこなしたらOKなのだろうか?という疑問を常に持って欲しい。自分にとって目の前にあるレースで結果を出すには、この先自分が狙ったレースで結果を出すためには、今日のトレーニングは「ちゃんと!」やり切ったか?

やり切った!と聞くと、苦しむイメージをもつ選手が多いがそうではない
例えば
休まなければいけない日は、何もしなければ良い日ではない
次の日にちゃんとモチベーションを持てる休み方をしなければならない
「ちゃんとやる!」ということはその先に自分があるべき姿になっているか?ということを常に考えて行動しなければならない

例えば
「トレーニングをちゃんとやってました!」
とレースミーティングで話した選手がいたとして、レースは全く箸にも棒にも引っかからない展開をしていたらどう思うだろう?
ちゃんとやっていたら、結果は出るはず
結果が出なかったとしたら何をどう「ちゃんとやってなかったのか?」を考えるべきである

僕の場合レースはよく狩に例える事が多い
槍を持って、仕留める相手(動物)に対してどう攻めるかを考える
生き物なので加減速があり、投げるスピードや場所もその時に判断しなければならない
集中力が必要だし、自分の判断が少しでも遅れると大きなチャンスを逃してしまう

例えば、その練習が槍のスピードがどのくらいのパワーで投げたら、スピードがどのくらいでて
ではこういう練習をしてみよう!
みたいなのが、いわゆるパワートレーニングだ
パワーは1つの絶対評価だが、加減速する動物を仕留める判断をどれだけできるか?を無視して、パワーだけ槍のスピードだけ出せたとしても、動物を仕留めることは難しいだろう

(とってもわかりにくい説明だとしたらすみません)
我々は心理戦の中で、パワーコントロールをしながら戦っている
そして、狩はそこへの集中力が試される
レース会場に着いたら、選手を見ていると戦いに来た選手と、何も考えないでポケーっとしている選手とでは雲泥の差がある
本人たちはそんなことは到底気づいていないが.....

話は戻って
ちゃんとやっている選手は、レースで勝つための走りを普段からイメージして走っている
だからこそレースにくると、狩人の目つきをしている

今一度ちゃんとやってみよう
を考えてみて欲しい

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