監督からよりも、周りの選手と話し、感じた方が受け入れやすい
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監督からよりも、周りの選手と話し、感じた方が受け入れやすい

宮澤崇史

夏合宿 
Team UKYO 、マトリックスとたまたま同じタイミングで同じ宿だったので、一緒にトレーニングへ
合宿中に気づいた事「監督から言われるよりも、周りの選手に言われた方が、感じた方が受け入れやすい」と言うことについて書きていく

常に選手が意識的に行うことは、今のタイミングでのペースはこれで良いか?練習メニューではどんなレース状況を思い描いて組み立てているか?それは何km地点なのか?そこから勝ちパターンに持っていくにはこの先どうするか?
など、なかなか選手へ伝えるのは難しい

高いお金を払って専門家に見てもらうのは良いと思うが
本質は自分で理解していた方が良いと思うので...

強い選手はレースで、自分の勝ちパターンに持ち込めるように、トレーニングでメニュー(仕事)を行う
クリアしたい課題があるから、メニュー処方するのであり
トレーニングメニューありきで、レースは逆という事になる
この結果の反応がよくわかるのはトレーニング後の選手の表情だ

強い選手ほど苦しいトレーニングをしているのに、晴々とした顔をしている
自分が得た事を感じ、次へのモチベーションに満ち溢れているからだ

逆に、あまり考えていない選手は苦しい思いが殆どで、何を得たかまで把握できていないので
常に疲れた表情になってしまうし愚痴も多い

一緒に走っているとそんな考えがどんどん見えて来る
この人はなんでここのタイミングではあまり踏まずに後々のタイミングでこのペースまでペースアップしたのだろう?とか
自分が周りより強ければ、苦手な区間を引き倒し
自分が弱い立場であれば、得意な場所を出来る限り後半上げていかれるように協調を取ろう、そうレースと同じだ

とかとか
ただ後ろについているだけでも、何も考えてないのとでは見える景色が変わってくる

ガッsっゆく

何故この選手はシッティングではハンドルのココ(上ハン、ブラケット、下ハン)を持っているのだろう?
ケイデンスは、ダンシングのタイミングは?
ダンシングからシッティングの瞬間にギア変えたな、なんで?
そんな動きには必ずその選手が選んでいる理由がある

考えながら走るとは
自分の事ももちろんだが、周りから入ってくる情報に目を向け、常に自分なら?と、問いかけ続けると見えてくるものがある
もちろん強い選手にだって課題は山積みだ
そんな選手たちよりも早く一歩でも上に行きたければ、真似ること
の重要性は見えてくる、そして拾うものと捨てるものを決める

僕もフランスで集団に振り回されているときには何も見えなかった、しかし、自分が勝てるかもしれない一筋の光が見えた時やるべき事が溢れ出してきた
そんなことを思い出した


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宮澤崇史
高校卒業後、イタリアのチームに所属しロードレーサーとしての経験を積む。オリンピック出場や 日本チャンピオン、アジアチャンピオンなど実績を重ね、34歳の時に自転車競技連合における最もカテゴリの高いプロチームに所属。18年間の海外レース活動を経て、2014年に引退。