平井佑

ぷりぷりな2歳の娘とおおらかな夫とせっかちな私

平井佑

ぷりぷりな2歳の娘とおおらかな夫とせっかちな私

記事一覧

大学に行かせてくれた親のこと

私の地元はものすごい田舎だ。 人口密度の低さは全国トップレベル、 土地だけはたくさんあるが人はほとんどいない。 だから、幼稚園から小学校、中学校、高校まで ほとん…

平井佑
6か月前
3

祖父たちの一周忌

2022年の秋と冬に、祖父が立て続けに亡くなった。 93歳と94歳、入院期間はそれぞれ2ヶ月と少し。 入院当初は本人たちもまさか亡くなるとは思っていなかったんじゃないか…

平井佑
6か月前
1

2歳になった娘と、ぺったんこのおしりの記憶

今日、娘が2歳になりました。 お誕生日おめでとう。 こんなに元気に大きくなってくれてありがとう。 今は午前5時47分、2年前もこのくらいの時間に仮眠から目覚めました。…

平井佑
7か月前
11

私の出張と娘の成長

3日ほど出張に行ってきました。 自営業の夫は今まさに繁忙期、 保育園の送り迎えは難しいということで もうすぐ2歳になる娘は実家の両親に預かってもらいました。 娘が一…

平井佑
7か月前
4

娘の入院に付き添う夫を尊敬する件

今年の冬、娘がアレルギーの負荷試験で入院する。 2歳児なので保護者の付き添いが必要なのだが、 主治医が苦笑いで「すごく暇になると思います…」と言うくらい、時間を持…

平井佑
8か月前
8

朝ドラらんまんが育児中の心にぶっ刺さった話

朝ドラらんまんが終わって1週間。 本当に素敵な朝ドラで、もうすぐ2歳になる娘がいる私の心にぶっ刺さったので 忘れないうちに書き記しておきたい。 最終回で涙が溢れ出し…

平井佑
8か月前
11
大学に行かせてくれた親のこと

大学に行かせてくれた親のこと

私の地元はものすごい田舎だ。
人口密度の低さは全国トップレベル、
土地だけはたくさんあるが人はほとんどいない。

だから、幼稚園から小学校、中学校、高校まで
ほとんど同じメンバーで過ごして、
役場とか農協とかに就職して、
地元の先輩か同級生か後輩と結婚する、
そういう人生なんだと思っていた。

実際、うちの両親はそれぞれ地元の高校を出て
父は地元企業、母は信金に勤めて
仲間内で出会って結婚していた

もっとみる
祖父たちの一周忌

祖父たちの一周忌

2022年の秋と冬に、祖父が立て続けに亡くなった。

93歳と94歳、入院期間はそれぞれ2ヶ月と少し。

入院当初は本人たちもまさか亡くなるとは思っていなかったんじゃないか、
というくらいのスピード感で、ピンピンコロリの部類に入ると思う。

遡ること2022年の夏、私は0歳の娘を抱えて里帰りをしていた。

0歳児育児は本当に休まる時間がなく、
うちの娘は比較的よく飲んでよく寝るタイプだったが
私と

もっとみる
2歳になった娘と、ぺったんこのおしりの記憶

2歳になった娘と、ぺったんこのおしりの記憶

今日、娘が2歳になりました。
お誕生日おめでとう。

こんなに元気に大きくなってくれてありがとう。

今は午前5時47分、2年前もこのくらいの時間に仮眠から目覚めました。

神妙な面持ちで、きっと帝王切開になるから
水を飲むのはやめておきましょうと言う短髪の看護師さん。

予定日までまだ1ヶ月以上。

娘の胎動が急に落ちてしまい、経過観察のために入院して4日目。

真夜中に陣痛が始まり、LDRで夜

もっとみる
私の出張と娘の成長

私の出張と娘の成長

3日ほど出張に行ってきました。
自営業の夫は今まさに繁忙期、
保育園の送り迎えは難しいということで
もうすぐ2歳になる娘は実家の両親に預かってもらいました。

娘が一人で実家に泊まるのは初めて。
実家は車で4時間近くかかるなかなかの遠方。
これまでは、私が仕事のときに実母がこちらに泊まって面倒を見てくれたこともありました。

でも慣れない家での生活はやはり負担が大きく、自分の家で面倒を見たいとの強

もっとみる
娘の入院に付き添う夫を尊敬する件

娘の入院に付き添う夫を尊敬する件

今年の冬、娘がアレルギーの負荷試験で入院する。
2歳児なので保護者の付き添いが必要なのだが、
主治医が苦笑いで「すごく暇になると思います…」と言うくらい、時間を持て余すものらしい。

それはそれで、入院しているのに健康なのだから、ありがたいことなのだけれど。

元気いっぱいの2歳児と密着24時間(順調にいけば1週間なので168時間)。

面会禁止、子どもは入院フロア以外の外出禁止、保護者は院内コン

もっとみる
朝ドラらんまんが育児中の心にぶっ刺さった話

朝ドラらんまんが育児中の心にぶっ刺さった話

朝ドラらんまんが終わって1週間。
本当に素敵な朝ドラで、もうすぐ2歳になる娘がいる私の心にぶっ刺さったので
忘れないうちに書き記しておきたい。

最終回で涙が溢れ出したのは、主人公万太郎が人生をかけて作った植物図鑑の謝辞のラストに
空へと還った我が娘園子へ届くよう願う
と書いてあったところ。
今こうして思い出しても視界が滲んでくる。

万太郎、寿恵子夫妻の第一子、園ちゃんはそれはもう可愛らしくて、

もっとみる