高槻成紀・南正人「野生動物への二つの視点」からの出題。62A-07読解演習と同じ文章の別箇所。光塩、栄光、東京学芸大世田谷、横浜共立、品川女子、東京農大一、立教女学院などで出題。
問一 適語補充選択。線部延長すると「当然それは『 X 』なる」となる。指示語「それ」の内容はL11「横」。その説明は定義文L11「『横』とはただ名前を確認し、そのことを延々と水平に展開してゆくことをいう」にある。 X の中にはL13「見た種類を増やし」ていく、「横」の持つ性質であるエ「広く浅く」
清水良典「あらゆる小説は模倣である。」からの出題。世田谷学園(2015②)の過去問。世田谷学園は入試講評を公開しており、各問の正答率が分かる。
問一 語彙。合格者の二問完答は32.9%。一問正解は48.2%。不正解は18.9%。両方不正解は致命的。
A 一世を風靡する…その時代の人々がことごとく受け入れ従うようにする。ある時代に圧倒的に流行する。
B 股にかける…諸方を歩き回る。各地を飛び歩く。
問二 説明選択。完答60.1%。一問正解は34.6%。不正解は5
吉橋通夫「どろん」 芝中の過去問。
問一 語彙。
A 「船/舟をこぐ」=居眠りをする。
B 「清水の舞台から飛び降りる」=思い切る。大きな決断をする。
C 「嘘八百」=多くの嘘。全くのでたらめ。
問二 説明選択。易問。比喩の意味を読み取る。線①の主語は親方で、「仁王さま<みたいに>」と喩えられている。親方が喩えられているのだから、親方のセリフや行動が根拠となる。「仁王」は金剛力士。寺門の左右にあって、その忿怒の形相で仏敵を払う守護神。ゆえに正義と(悪人