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経済オンチ書店員が「読書」で学んだこと

いやいやいや。

少子化対策の予算を増やす。それは素晴らしい。でもその財源のために消費税を上げたら本末転倒。可処分所得が上がっていないのに増税増税では庶民の生活は苦しくなる一方です。

もし「消費税は社会保障の財源」「他の目的には使わないし増やすのは仕方ない」と言う人がいたら「実際は消費税増税分の大半が法人税減税の穴埋めに使われてます」と返し、↓を見せてください。データが明確に示されています。

もしくは↓をどうぞ。

そもそもモノが売れない状況で消費税を上げても、税収が増えるのは一時的です。長期的には上げなかった場合よりも減収します。ソースは↓。

私は経済オンチの非正規書店員に過ぎません。でも危機感に背を押されて本を読む中でさすがに気づきました。消費税を下げない限り日本の景気は良くならないと。この事実を自民党政権と財務省はいつになったら学ぶのでしょうか? 

いや本当はわかっているけど、長年のやり方が間違っていたと認めたくないのかもしれません。某感染症に対する扱いのように。関心のある方には小林よしのり「コロナ論」シリーズをオススメします。現時点で全5巻ですが、4巻までは文庫になっています。

財源がないから増税。でも無駄遣いはやめない。民主主義国家でそんな理屈は通りません。

税金をたくさん取りたいなら、消費税を下げて景気を回復させましょう。順番が逆です。可処分所得が増えれば消費は活性化するし、所得税や法人税の税収も増えます。あと防衛費に関してもそうですが、財源が足りないなら増税ではなく国債です。

政府の借金は家計のそれとは違います。自国の通貨であれば不健全でもなんでもない。インフレ率に留意しつつ国債を出し、日銀を使ってお金を作り出せばいいのです。

「後の世代に負担を残すのは」「ギリシャみたいに財政破綻したら」と恐れている方は、↑で挙げたポプラ新書をぜひ。

引き続き本を読み、学んでいきます。

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