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「学参」は「学生専用」ではない

先日↓を買いに来た学生さんがいて「おっ」となりました。

1999年出版となっていますが、その前から存在しているはず。なぜなら私が中学受験の勉強をしていた際、お世話になったから。うろ覚えだけど当初は学年別じゃなかったような。

いまやったら解けるでしょうか? まったく歯が立たないかもしれない。

たまに計算問題とか漢字の書き取りを日々の習慣にしたくなります。村上春樹が毎日ランニングをするように。感覚としては、昔部活でどっぷり浸かっていた卓球を久しぶりにやりたくなる際のそれに近いです。

↓も懐かしかった。けっこう問い合わせがあります。

大学受験の時に使いました。何周したかなあ。ひとつの例文で複数の語彙を覚えられる画期的な単語集です。

いわゆる「受験英語」ではない実用的な使い方が書かれているので、進学後もたまに参照しました。"homepage"と"web site"の違いをこの本で知った記憶があります。ちなみに当時は「DUO2.0」でした。

私のオススメする単語集の覚え方はスピード重視。1か月で1冊です。いきなりすべてを暗記するのはムリなので、1周目は各単語を覚えつつ「完璧に知っている=○」「何となく知っている=△」「知らない=×」の3つに選別します。すると2周目は○をスルーできるから、初回よりも迅速に進められる。RPGと一緒です。

1冊に何か月も費やすと途中でだれるし、意外に定着しません。それよりも早々に1周し、7割程度の習熟度で次へ行き、記憶が薄れた頃にまた引っ張り出して2周目に入る。この繰り返しの方が面白いし効率もいいのです。

とりあえず↑の2冊を仕事帰りに覗いてみます。学習参考書は学生専用ではありません。学ぶ意欲をいつどのように持つかは、その人の自由です。だからこそ面白い。

「習うは一生」私の好きな言葉です。

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