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『騙し、騙され』

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「前回からの続き」が本編とは全く関係ないnoteです。小さい頃から人に騙されることを極端に嫌い警戒心が強いものののらりくらりと生きてきた私の半生が今明らかに!(興味ねぇーよとか言…
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#海外旅行

騙し、騙され -その4 エジプト・ピラミッド編-

騙し、騙され -その4 エジプト・ピラミッド編-

前回までのあらすじ
定年退職したヒロシ。家族はおらず、これといった趣味もなく、毎日をただ淡々と過ごしていた。しかし、いつものコンビニ前にいる犬との交流によって「生きる」ということの意味を考えるようになる。

-エジプト・ピラミッド編-

初めての海外旅行はエジプトだった。
とてつもなく大きなものが見たいという欲求に突然かられ、なぜか自分の中でオーストラリアのエアーズロックかエジプトという二択になり

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騙し、騙され -その5 インド・リキシャー編-

騙し、騙され -その5 インド・リキシャー編-

前回までのあらすじ
反乱軍に殺された父親の仇を打つために銀河帝国軍に入隊したサミュエル。主要な拠点ルマドン星に配属される。やがてその星で自分の出生に隠された大きな秘密に気づき…。

-インド・リキシャー編-
インドと言えば、このnoteのタイトルにふさわしい土地とお思いの方も多いだろう。
期待通り、インドでも騙そうとする人は少なくない。
ただ、あまりにも手口が露骨すぎて発展しないものばかりだったの

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騙し、騙され -その6 タイ・トゥクトゥク編-

騙し、騙され -その6 タイ・トゥクトゥク編-

前回までのあらすじ
山奥の限界集落で起こる謎の連続死。調査に送り込まれた岩淵警部。しかし次々起こる村からの反対により調査は暗礁に乗り上げる。ある夜、村外れにある祠に人影を見つけついて行くと…。

-タイ・トゥクトゥク編-

一人旅のときは基本的に歩きで移動する。
豪華なお寺や、仏像などはタイの見どころではあるものの、どちらかというとその辺を歩いている猫や、タイ文字の看板、半裸のおじさんなど、余計な

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騙し、騙され -その7 タイ・自称ドバイ人編-

騙し、騙され -その7 タイ・自称ドバイ人編-

前回までのあらすじ
貴族階級が幅を利かせる18世紀フランスで革命を起こすため奮闘するジョセフィーヌとモンパルナス。時代に翻弄されながらも、仲間たちと共に命を懸けて自由のために闘う二人。その前に現れた悪の枢機卿。彼らの目的とは。

-自称ドバイ人編-

これは、タイで何度も遭遇しているのでガチで多い詐欺案件。
ちなみに、数か月前にも遭遇したのがこの連続するnoteを書くきっかけになったものだ。

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騙し、騙され -その10 タイ・お守りを作る人編-

騙し、騙され -その10 タイ・お守りを作る人編-

前回までのあらすじ
これはあなたの恋愛観を知ることができる心理テストです。外で寒さに負けず凍りつきながら耐えている雪だるまの描写を選んだあなたの深層を分析して行くと、好きになったらまっしぐらになる反面(続きを読む…)

-お守りを作る人編-

ちょっと、このシリーズの趣旨からは逸れるのだが、タイには騙す人が多い印象を与えてしまっているので、実は良い人もたくさんいるというエピソードもいくつか書いてい

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騙し、騙され -その11 タイ・線路沿いに住む人編-

騙し、騙され -その11 タイ・線路沿いに住む人編-

前回までのあらすじ
ダンゴムシの知られざる生態を完全に網羅したダンゴムシ図鑑。この図鑑を編纂するにあたり尽力した小さな出版社・玉虫社。ようやく出版に取り掛かるが、また大きな問題が。

-線路沿いに住む人編-

前回から引き続き、1月1日のバンコクである。
路地裏に住む人との交流を終え、また気の向くままに歩き始めた。
本来、これを冒頭にある「前回までのあらすじ」に書くのがふさわしいのではという話もあ

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騙し、騙され -その12 ケニア・赤道直下編-

騙し、騙され -その12 ケニア・赤道直下編-

前回までのあらすじ
いよいよ宿敵との決戦の地「巌流島」を前にするが、気持ちを落ち着けるために戒光にもらった白い粉(クリープ)に手を出してしまう。甘い香りと恍惚とするあの感覚を忘れられず決戦を忘れ今日もまた手を出す。そんなわんぱく二刀流ペッタちゃんのお話だよ。

-ケニア・赤道直下編-

海外旅行の当初の目的は、とにかくでかい物が見たい、異文化を見たいという欲求。
親せきに譲ってもらった、Nikon

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