(W69) 「問い」はとてもパワフルなツール。いい問いは、良い人間関係や親しみや信頼感を構築する-2 (2021.10.12) by 大嶋祥誉 より抜粋加筆しました。
⑶ 「自動車販売の低下の原因」が、自動車そのものの商品力がないからだとしたら、販売戦略を見直してもムダになる
①マネージャーが教えてくれたのは、クライアントにとって、そもそもどうなることがいいことなの?という以下のこと。
「より根源的で本質的なことを、問いながら仕事をしなさい」
②「自動車メーカーの成長戦略をどうするか?」というお題に対し、
そのための販売戦略につながる資料がポイントでは?と思っていた筆者には衝撃でした。
③「クライアントにとって、どうなることがいいことなの?」、
というような筋のいい問いができると、そこから思ってもみない突破口が開ける。
この場合なら、自動車メーカーに対して自動車という、
ハードだけでなく、「自動車があることで広がる体験の豊かさ」など
ソフト面の良さも打ち出していくという提案も可能。
④そうした発想は、
ただ漠然と目の前のデータを見ていただけでは生まれてこない。
「どうなることがいいことなの?」というような問いをすることで
突破口が開き、そこから他の人とは違った仕事が生まれる。
↓
その積み重ねができるかできないかによって、
皆さんの成果や成長も大きく違ってくる。
⑷ 「問い」を心がけることで、何が変わるのか?
「問い」の力は、6つ。
【問Ⓐ】バラバラの情報をひとまとめにする
⇒ 情報が整理でき、仕事で悩むことが減る
【問Ⓑ】物事の核心がつかめ、時短につながる
⇒ 仕事の無駄が減る
【問Ⓒ】異なる物事をつなげて発想を広げる
⇒ アイデアが出やすくなる
【問Ⓓ】 状況を変える
⇒ 硬直した状況、行き詰まった思考に突破口が開かれる
【問Ⓔ】人間関係がうまくいく
⇒ 「説得」ではなく「質問」型で伝えると相手は自ら動いてくれる
【問Ⓕ】自分を変える
⇒ 本当に自分が大切にしたいこと、やりたいことが腹に落ちるので、すぐ動けるようになる
⑸ 「問い」はパワフルなツール
①以下の力を持っている。
・自分の思考や行動をクリアにする
・私たちの夢を叶える原動力になる
・問題の解決策を引き出す
・新しいアイデアを生み出す
・私たちの人生とビジネスの質を劇的に上げる
②いい問いは、以下のように良い人間関係や親しみや信頼感を構築する。
・良い雰囲気の場をつくる
・良いコミュニケーションを生み出す
・人を勇気づける
以下を忠実に実践すれば、生産性は上がる。
❶人間が十分に覚醒して仕事に取り組めるのは、
起床後12~13時間まで。
❷発想の質とスピードを上げるには、
既存のアイデアを掛け算して、沢山リストアップすること。
❸プレゼンにおいて大切なのは、
相手の同意やリアクションを引き出すこと。
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プレゼンの冒頭で、
仮説を「質問」という形で投げかけてみる。
私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp