(X75) ①製造業がDXを達成できたときの見返りが大きい。②人口減少にともなう新製品の開発難が「DXに取り組む理由」-2 (2021.10.14)by 営業ラボ より抜粋加筆しました。
⑹ DXに取り組まざるを得ない理由
・製造業がDXを達成できたときの見返りが大きい
・人口減少にともなう新製品の開発難
⑺ 【成功事例Ⓑ】ミスミの「meviy(メヴィー)」
①機械加工製品や金型部品、工具などを販売しているミスミは、
DXを経て以下を実現。
・生産性アップ
・顧客満足度の高いサービス提供
②3DCADデータのプラットフォームサービスを展開。
顧客はCADデータをアップロードすると見積りや、
発注ができるというもので、効率的で正確な製造が可能。
↓
以下につながっている。
・発注者と製造現場の情報伝達の効率化
・2Dの図面を作る手間を削減
納品の短縮にもつながっており、ミスミと顧客双方の、
業務効率化と満足度の高いサービスになっている。
⑻ 【成功事例Ⓒ】三菱電機の「スマートファクトリー」
機器同士でネットワークを組み、自動的にデータを収集・分析し、
工場を最適化するというもの。
↓
スマートファクトリーを作るサービスを提供。
※スマートファクトリーとは、工場内の機器や設備を、
ネットにつなぎ、データの収集や解析を経て、業務の自動化や最適化を目指す工場のこと。
三菱電機はDXを経て、他企業のDX支援ができるようになり、
実際にビジネスモデルを構築できた企業。
⑨ 先のDXの成功事例は、最終的なメリットであるビジネスモデルに昇華しており、似たようなことをいきなり実現するのは難しい
DXを達成するには、スモールスタートで進めていくのが重要。
↓
以下のメリットの1番目と2番目を意識するのが重要。
・需要のある製品開発が可能になる
・生産性をアップできる
・まったく新しい製品やビジネスモデルを生み出せる
(10) 製造業のDXの進め方は、以下の4ステップに分けられる
・現状把握
・製造業でDXが達成できたときのあるべき姿を具体化
・経営層を中心にチームを組みDXに取り組む
・ビジネスモデルや新サービスを考える
①現状把握を定量的に綿密におこなう
ツールを使って、「定量的に現状を把握」する。
↓
勘や経験則による現状把握は、実態との乖離が発生する可能性が、
高く、立場が違えば現状を「見る視点」も違ってくる。
②営業現場から顧客や、競合他社の動向を把握するのも重要。
業界の流れから遅れをとると、以下の可能性も出てくる。
・売上低下のリスクを抱える
・DXの方向性を間違える
③製造業のDXを達成できたときのあるべき姿のイメージを具体化
製造業のDXの達成には、「経営層による推進力」が必要。
↓
基本的にDXは複数部門が関わるプロジェクトであり、
小さな成功を積み重ねていく取り組みでもある。
成功企業に共通しているポイントは、
「自社の現状把握」。
私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp