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返國臺灣備忘録 第1章

コロナ禍を経て4年ぶりの台湾、7年ぶりの台北へ旅した記録。食事の記録は

に綴ったのでこの記事では省略する。
*なお、1日ごとに書いていく予定なので「返國台湾備忘録」は7章まである。

旅行概要

・日程 2023年12月27日から2024年1月2日
・メンバー 4人(1人は途中から合流)

1日目「いよいよ出国」

朝4時に起き、新幹線と普通電車を乗り継ぎ羽田空港に到着。オンラインチェックインというものを初めて活用し、出国手続きがサクサク進んだ。
いつも成田空港を利用しているので、そちらに慣れてしまっているせいもあると思うが、成田空港のほうが格式がある。羽田空港は少しだけチープに感じた。

羽田空港第3ターミナル
搭乗する予定のBR189便

私は絶対JAL派だが、今回予算の都合上、台湾の航空会社であるエバー航空(ANAコードシェア)を利用することになった。エバー航空の後ろに、鶴丸マークが見える。大好きな航空会社を目の前にしていながら、搭乗できないことに唇を噛んだ。

*航空便情報*
エバー航空189便(BR189)
機体:ボーイング787-10(B781)
東京国際(HND)10:25→松山機場(TSA)13:25
約10分遅れて到着。機材整備のため、少し遅れた。

BR189便
機内画面
安全のしおり

流石は世界5つ星航空会社だけあって、安全への配慮が丁寧。特に安全のビデオの工夫が凄かった。
確かJALだと、見る気も失せてしまうようなほど真面目に作られていたが、エバー航空は違かった。ダンディーなおじさんがお茶をすする場面から始まり、我々は『フライトミッション』を遂行するためのエージェントと設定され、そのための説明を受けるという構成。真面目なものより、興味を引くことは出来ると思う。
しかし、今回の1月2日の航空便事故でスムーズに脱出できたJAL便の様子を見ていると、安全のための映像は少し堅苦しくやった方がいいのかもしれないと思った。JALは脱出スライドを滑るときの姿勢角度まで詳しく教えてくれるし。

気流も安定しており、比較的早く機内食が出てきた。
メニューは更科そば、シーフードドリア等。

季節のフルーツとヨーグルトムースのようなものもついてきた。

更科そばには、ご丁寧にきざみ海苔やワサビまでついていた。
食後は映画鑑賞。

「一秒先の彼」という映画だった。

エバー航空では、客のことを『レディースアンドジェントルマン』と言っていた。確かJALでは、『オールパッセンジャーズ』と放送していたような。『レディース』でも、『ジェントルマン』でもないわ!という人対策に『オールパッセンジャーズ』という言葉を使っているのだろうけど、配慮が良いですよね。エバー航空でも、そのうちに変わっていくと思われる(思いたい)。
…とJALを絶賛するようなコメントをつらつらと書いてしまっているが、座席はリクライニングが不要なくらい、良い角度であった。機内食を食べる時には少し狭く感じたが、全体的を通して乗りやすい航空会社だと思う。
しばらくすると、台北の街が見えてきた。旋回を幾度かして、間もなく着陸。ついに帰ってきた。4年ぶりの台湾‼‼‼感動的だった。
入国審査などを終え、外に出る。

地下鉄に乗る

排気ガスの香りや香辛料の香りがミックスされた独特の香りが漂ってくる。これぞ、台湾。
地下鉄に乗りホテルチェックインを済ませる。

乗り換えの南京復興駅から
宿泊したホテル

荷物を置き、早速街を散策。
中山駅周辺をぶらぶらする。

赤峰街周辺
公園
裏路地
大きい通りに出た

ここでティータイム。
『178巷豆花攤』で綜合豆花を食べた。

綜合豆花

また街に出る。
なんだか不思議な市場を発見。

市場の様子
市場の様子

飯を食べる人、肉を売る人、その隣で服を売る人、寿司を売る人、魚を勧めてくる。
訳の分からないローカルな市場だけれど、台湾を感じる。
日が暮れてきて、寧夏夜市に出た。
地図で見るより、いろいろなところが近い。折角だからと、ここで夜飯を食べる。

寧夏夜市
相変わらずの盛り上がり
露店でもコロナ対策のパーテーションはしっかりと。

夜市は、ほぼ何も変わっていなかった。相変わらずの活気。様々な香りがする。八角の香り、臭豆腐の香り…。
途中、豚を散歩させている人が居たり。こういう訳のわからない状態に時々遭遇できるのが台湾の魅力。

豚を散歩させている人を発見。

夜飯の後も少しぶらぶらする。小雨が降ってきた。

夜の台北

寝間着を忘れてしまったという祖母。中山のデパート街で、急遽調達していた。

繁華街「中山」

この日は朝4時からの大移動。さすがに疲れていたので、ホテルへ戻ることに。
セブンイレブンで買い物をし、ホテルへ戻る。
…とここで事件発生。
母がホテルの前で盛大に転んだ。
-残念ながらこの旅行は終了。今すぐ病院行きかーと最悪の事態を想定している内に、母は立ち上がっていた。幸い何もケガがなかったらしいが、ホテルのフロントの人たちも私たちも真っ青になっていた。本当にヒヤヒヤした出来事であった。今となっては笑い話であるが、心臓に悪い。
どうやら、ホテル前のタイルがツルツルしている素材で、そこを踏んで転んだらしい。

部屋に戻り、NHKを少し見た後、就寝。






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