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マスクで呼吸筋が衰えてるかも(ブラス不足)

おはようございます。音楽家、チューバ奏者のKazzです。

このnoteはコロナ禍で音楽の機会が減っている全ての人に、何かしらお役に立てることはないか、と昨年550日連続で書いていたnoteの第二章的なものです。(多分今日で再開2週間目ぐらい)

もくじ

さて、今日の題名「マスクで呼吸筋が衰えてるかも(ブラス不足)」ですが、率直にいうとコロナ禍でマスクをつける機会がほぼ起きている間中になった現代人の呼吸筋は確実に衰えているよねという話です。

ずっとマスク

2020年、日本でもコロナが騒がれ始め早2年、ずーっと続くマスク生活が続いており、人と接することが多いご職業の方々や児童や学生の方々はほぼ起きている間中マスクを着けているという事も多いようです。

例えば僕は音楽家、とりわけチューバという金管楽器最大級の楽器を演奏していることもあり呼吸というのには敏感です。

普段から多量の酸素の循環を行っているからか、少し息苦しかったり、マスクを長時間つけていたりすると物凄いストレスを感じます。

そんな中で学校や社会人の方にチューバや音楽のレッスンをさせてもらう際、この二年でやはり感じるのがマスク生活における呼吸筋の衰えです。

呼吸筋も同じ

このコロナ禍ではマスクもそうですが、管楽器を愛好している方も練習やリハーサルがなくなり演奏する機会がものすごく減りました。そうして起こることが呼吸筋の衰えです。

まず最初に息を吸ったり吐いたりした時の呼吸筋の話はここからどうぞ


誰しも経験があると思いますが、風邪を引いて2~3日布団の中で安静にしたあと、回復し生活を始めると身体の筋力の衰えを感じたことはありませんか?

ずっと立っているのがしんどかったり、物を持ち上げる時や歩いたりするのに風邪をひく前よりも何だか動きづらい現象です。これは単純に動いていなかったことにより筋肉が硬くなっているのと少しづつ使わない筋肉というのは減少していくというのが理由です。

これは呼吸筋も同じです。コロナ禍に入り、くしゃみや咳などによる飛沫感染やそれらを触った手で目や口などの粘膜を触って感染する接触感染が起きると言われている中

深く呼吸を行う

ことに抵抗を感じるときはありませんか?今の時代、僕自身も電車に乗っていたり人が多いところではやはり深呼吸は控えたくなります。

さらにマスクです。このマスクの布により呼吸がしにくくなり、より浅い呼吸が続くのです。

こうした深い呼吸ができる機会の減少、さらにマスクによる浅くなる呼吸によって多くの方々の呼吸筋の衰えや可動域の現象を感じます。

息を意識して深く吸おう

日頃から歩いている時、仕事をしている時、勉強をしている時、車に乗っている時に呼吸に意識を向けてみましょう。

マスクをして、口からではなく鼻呼吸で深く呼吸を繰り返します。

恐らく最初は呼吸筋が固まっているでしょうから4秒吸って4秒吐くパターンを繰り返したり、もし休憩時間に外に出向きマスクを外せる機会があるのであれば、そこで思いっきり吸ったり吐いたりを10数回繰り返してみても良いと思います。もしもう少し余裕があるのであればストレッチを行うと更に良いです。

すると徐々により深く吸えるようになり、普段の浅い呼吸では動かなかった筋肉や骨が動き始めるのがわかると思います。

この呼吸に意識を向けるというのはマインドフルネス的効果もあり、簡単にいうと自分自身に意識を向けやすくなるので不安などのメンタル的にとても効果があがります。さらに呼吸を循環し、新鮮な酸素を身体中に行き渡らせることにより意識の覚醒や運動機能の上昇にも効果的です。

簡単にいうと、気分が良くなります。

まとめ

もし今、練習やリハが少なくなって管楽器を吹く機会が減っていたとしても、呼吸や呼吸筋を衰えさせてしまうのは得策ではありません。

またマスクにより呼吸がしにくくなることでメンタルもやられます。

なので普段の生活に少し意識を加えてより深く、長く呼吸をするようにしてみてください。

特別なこと、お金なんかも何一つ必要ありません。ただ呼吸に意識を向けるだけでだいぶ変わります。お勧めです、お試しを!

Thank you

Kazz

https://kazuyukikouno.wixsite.com/bassjunkie






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