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なぜ転職しようと思ったのか~転職の思考法~

おはようございます。ヒロです。

本日はこれまで転職のテクニックや考え方について書いてきましたが、そもそも、私がなぜ転職しようと思ったのかについてお話していきたいと思います。

きっかけ

きっかけは転職の思考法という本を読んだことが大きかったです。

この本はフラットな目線で今の自分は転職をする必要があるのかを考え直すのに非常に有効でした。

正直これを読むまでは、約10年務めていた大手の商社で定年まで働くのだろうと漠然と考えていました。転職をしていく人を見てもどこか他人事で、そういう人もいるんだと思うくらいで、まさか自分が転職するとは夢にも思っていなかったです。笑

そんな中でこの本を読むことで、転職するしないに関わらず、転職は選択肢の一つとして持っておくべきで、ちゃんと企業を自分の目で見て本当にこのままでいいのか、と判断する考え方を身につけられたのではと思っています。

この本に書かれていることもありますし、書いてはいないけど、私が当時考えた事をベースになぜ転職しようと思ったのか書いていきたいと思います。

①給料については大きな不満はなかった

いきなり転職理由じゃない内容なのですが、しっかりフラットに見ていただくためマイナス要因でない部分も書いていければと思います。

私は今年33歳になったのですが、給料は年収で700万~750万円ほどでしたので、同世代からするといただいている方だと思っていました。かつ妻も働いていましたので世帯収入的には不自由なく生活できるレベルでしたので、特に給料を上げたいという希望はありませんでした。

給料に関して強いて言えば、日本企業らしい年功序列的な制度が強くあったので、自分よりも仕事をしておらず、もう少し頑張ってほしい、と感じる先輩が自分よりも給料をもらっている状況には少し不満があったようには思います。

②今後の自分のキャリアに不安を感じた

私が勤めていた商社はしっかりとしたビジネスモデルが確立されており、基本ルート営業なのですが、極端な話、営業が何もしなくても売り上げが目標の70~80%はいくような仕組みでした。

会社の仕組みのおかげで売り上げが行く部分が大きいので、仮に大きく達成したとしても調子に乗るな、見たいなことを社長がいっていたりしました。笑

会社のビジネスモデルとしては営業が誰であっても売り上げが出るため、非常に優秀なものではあるのですが、個人の技量による成果が限定的な部分が大きかったので、個人の成長というものは感じずらかったと思います。

極端な話ですが、非常に忙しいベンチャー企業で働いているとします。
人が少なく、分業されていないため、大企業であればやらなくていい仕事をやる環境にあった場合は、残業があったり、つらい部分も大きいと思いますが、個人の裁量幅が広いため、様々な経験や知識は身に着けることができますよね。

私は別にそのハードさを求めていたというわけではありませんが、これに近い成長できる環境というものを求めていたのではと思います。

このまま10年20年勤め続けた時、自分は果たして市場価値のある人材に慣れているのだろうか…と漠然と不安を抱えていました。

③会社の方向性への不信感

もし市場価値があまりないとしても、その会社が成長し、存続し続ける企業であればいいか…とも考えていたりしたのですが、逆に企業は自社のビジネスモデルや戦略に酔ってしまっている部分を感じ始めていました。

会社はかなりの投資を行っていたのですが、それは現場を見ていない経営者目線の投資で、現場やユーザーからするとそれほど効果的ではなく、多額の費用をかけているのに、むしろ振り回されて現場の負担が増加するといった事態も発生していました。

過去の記事でも書きましたが、今はVUCA(ブーカ)と呼ばれる非常に世の中の変化が速く、大きい時代になってきました。ある日突然技術革新や、新しいサービスが誕生し、これまであった仕事が不要になるなんて事態も起きてきています。

それに伴い大企業に入社すれば一生安泰という状況は崩壊しているといえます。

そのため、このままの企業の方向性で本当に生き残ることができるのか、、と不安を感じてもいました。

④チャレンジのできない環境

私の勤めていた企業は日本企業でよくある定期的に人事異動が行われ、様々な部署に異動するような人事制度を持っていました。

そんな中で、自分のキャリアや成長に前向きに取り組みたかった私としては、ITへの知見を深めるため情報システム部への異動や、管理職となることで、マネジメントを経験するといったキャリアを積み重ねたいとも考えていました。

しかし、希望異動制度はなかったためIT部門への異動はコネを使ったり運に身を任せるしかないという状況でした。
また、管理職希望を出す制度も、上司の承認がないと出すことができず、上司の質によっては人のスキルや仕事の力がないのに立候補できたり、力があるのに立候補できないといった状況がありました。
結果、私に足りない部分があったのかもしれませんが、なかなか立候補ができないまま、不満を抱え、このままでいいのかと思うようになっていました。

⑤東京に住み続けたかった

東京は良くも悪くも人が多く、情報の集まる都市だと思います。

そのため、様々な出会いやコミュニケーションをとることができるため、社外との関わりを持ちやすい環境にもあると思います。実際、私は社外のイベントや様々なワークショップにも参加していました。

最近はコロナの影響でオンラインでのイベントも増えてはいますが、やはり都内の方が参加できるイベントも多いと感じています。

先ほども書いたように、勤めていた企業は人事が定期的にある上、全国にたくさんの支店をもっていたので、常に全国のどこに行くかわからないという状況でした。

また私も妻の両親もどちらも東京にいることからも、今後の子育てや介護といったことも考えると距離が離れてしまうのは避けたかったという部分も大きかったです。

以上の5つの理由から転職を始めるにいたりました。

実際の転職のときの内容については下記の記事でも書いておりますのでこちらも見ていただければ嬉しいです!

どこまで参考になるかわかりませんが私が転職を考えた理由について書かせていただきました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた次の記事で!!

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