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ライターでも”読まされてしまう”ズルいテクニック

アサヒです。

読者さんはnoteの
投稿を読んでもらう時に
どんな工夫をしていますか?

・インパクトのあるキャッチコピー
・読者さんの目を引くアイキャッチ
・話題性のあるネタを投稿する

など、いろんな工夫があると思います。

これらの方法は自分のnoteを
読んでもらうために強力な方法なので、
ぜひ続けてください。

今回、お伝えするのは見ず知らずの人でも
文章を読ませてしまうズルい方法です。

ただし、この方法は
noteでは使えません。

出来たとしても、
あまり効果は期待できない
と思います。

ですが、

「noteを通じて文章力を上げて
 副業や本業に繋げていきたい」

と考えているのであれば、
マーケティング力につながる話です。

・自分の文章を読んでもらう
 テクニックを知りたい、 

・副業に役に立つ情報が欲しい

・お客さんを獲得する
 マーケティング力をつけたい

そういった人は
このまま読み進めてください。

それでは、スタートします。

・・・・・


突然、身に覚えのない
物が届いたことありませんか?

これは僕が東京にいた時の話です。

今日の業務が終わり、
いつも変わらず20時ごろに
帰宅します。

先にお風呂に入ろうかな?
ご飯を食べようかな?

なんて考えていました。

そうして玄関の前に着くと
ポストに郵便物が入っていないか
チェックします。

・宅配ピザのチラシ
・電気代の明細書

そして、普段では見ることのない
中に何か入っている封筒が届いていました。

Amazonで注文した商品でもなく、
知り合いからの送られてきた物でもない。

こんな時、あなたならどうしますか?


普段なら、見覚えのない郵便物でも
透明の袋に入ってるので、

自分に関係ない内容のものかは
一目でわかります。

自分に関係のない郵便物は
開けずにそのままゴミ箱行きですが、

でもこれは、
中身がわからない封筒です。

少し開けるのが怖くなるくらい。。。

何が入っているのか、と
封筒の上を触ってみても

固いもので、振ってみると
シャカシャカ音がします。

そうして、中身が気になって
その封筒を開封してみると、、、

なぜ、こんな物が届いたんだ?


帰宅してから、お風呂に入ることも
ご飯を食べることも忘れていました。

そこまで釘付けになってた
封筒の中身はなんと、、、、

「爆弾、、」

ではなく、

「砂時計」

が入っていたんです。

そのほかにも、スクールの見学会の説明書や
申し込み用紙、体験者の声をまとめた本が
入っていました。

実はこの砂時計は
プレゼントではなく、

僕に文章を読ませることが
目的の道具だったんです


この人に文章を読ませるための
道具のことをグラバーと言います。

マーケティング業界で用いられますが、
セールスコピーライティング業界発祥の
マーケティング手法です。

グラバーは、商品と関係性のある現物を
貼り付けるテクニックのことを言います。

この手法は、50年前から使われ続け
今でも効果が期待されているんです。

なんとこの方法で、成約率が
15%〜30%アップした事例も出ています。

今回のケースで言えば、
スクールの見学会の文章を読ませるために
砂時計が入っていたんです。

グラバーがズルい理由はここにある


封筒の中から砂時計が出てきたら
あなたならどんな反応をしますか?

僕は、この砂時計がなんなのか、
その目的を知りたくて
仕方がありませんでした。

だから、すぐに同封されている
紙を隅々まで読んで

「この砂時計がなんなのか」

その答えを探すのに
躍起になっていたんです。

すると、砂時計について
こんなことが書かれていました。

砂時計を同封した理由は、
2つあります。

1つ目は、あなたに
この手紙を読んでもらいたかったから。

2つ目は、今回の説明会の
期限が近づいていて、

あなたに損をして
欲しくなかったから。

ズルくないですか?笑

いきなり見覚えのない物が届いて
その答えを知るためには、
文章を読まなければいけない。

ズルくないですか?笑
(大事なことなので2回言いました)

これは、コピーライティングで言うと
「興味性」というテクニックです。

「興味性」とは、
”未解決のこと”を言います。

マンガのお決まりで
「次回、その真相が明らかに!」
にあえて答えを伝えないことです。

心理学の観点から興味性をくすぐられると
人はその答えが気になってしまって
仕方がなくなります。

そんな心理学的な手法が
使われています。

僕も当時はライターではなかったので
まんまと引っかかってしまいましたが、
このテクニックを知って、

そういうことだったのか!?

って思ったのを覚えています。

文章を読ませるために
”いくら”かけているのか?


この砂時計は、一目で
すぐに壊れそうな安物とわかります。

ただ、一件一件に砂時計を送ることで
相当なコストがかかってしまいます。

1個100円にしても
1000人に送れば10万円です。

そのほかにも紙代・印刷代
封筒代など合わせていくと
コストは高くなります。

その目的は、
たった1通のスクールの説明文を
読んでもらうためだけです。

封筒を開封させて
文章を読んでもらうことが
できればグラバーの役目は終わります。

コストをかけてまで
グラバーを同梱する理由


興味のないチラシなんて
すぐ捨てるでしょう?

チラシなどいわゆるDMは
投函しても3秒で捨てられてしまいます。

そもそも読んでもらえないと
売上にはつながりません。

なので、送り主からすれば
何としてでも開封させて
読んでもらいたいんです。

そこで効果的な手段として
用いられているのがグラバーです。

日本ではグラバーは少ないですが
マーケティング大国のアメリカでは
日常茶飯事で起きています。

それほど強力な手法になっているので

「グラバー」

この言葉を頭の片隅に
置いておいてください。

それでは今日はこのへんで!

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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