マガジンのカバー画像

【その他の記事】

87
私がこれまでに、書きましたその他の記事のまとめとなっております。
運営しているクリエイター

#言葉

【‘‘箏曲 ’’】

【‘‘箏曲 ’’】

鼓動

いつからでも、新しい物事や分野に触れて、能動的に学ぶことは楽しいことのように思える。
ぼくにとって、読書はそうした学びの原動力でもあるし、だからこそ、かけがえのないものだと感じる。

混合

楽しいことも、嬉しいことも、苦しいことも、悲しいことも、全ての感情が混ざり合うことで今があるんだと実感している。
断片的な気持ちも、いつかは文体に乗せてきちんとした文章として伝えること、それこそが理想

もっとみる
【‘‘文体を編む’’】

【‘‘文体を編む’’】

偽りなく、ただ思いの丈を話すということは難しいことだと感じる。
私にとって、文体というものは、自分の中にあるものを言葉へと変えて編み出すものだというような認識があります。
編む上で、大前提に言葉を自らが選び、選び抜かれた言葉を編むべきか、編まないで捨て去るべきかということが問われるものだと私は思います。
文体は、時によって誰かの影響により、大きく変わることがあると感じます。
それは、本やnoteに

もっとみる
【‘‘零れる、言葉から’’】

【‘‘零れる、言葉から’’】

ふと、自分がこれまでに綴ってきたものを読み返すことがあります。
読み返しながら、思うことがあって、それは今の私があの頃に書いたものをもう一度書けるだろうかということについて考えることがあるということです。
文章を記している間は、苦しいことや悩み事などのことは忘れていられる。
作品が完成されるまでの間の私の意識は別のところにある、そのような感覚があります。
書いてきたものによっての熱量はそれぞれ違う

もっとみる
【‘‘ある手記のゆくえ’’】

【‘‘ある手記のゆくえ’’】

1.心から形象へ
心を形へと変えるということ。
あるいは、心というものは形象化出来るのかということを前から考えていました。
表現によって紡がれたものは、作品でありながら、それは作者の心象によるものではないだろうか。
心象とは、書き手が心を解放させて、つくられたもの。
つくられたものを私たちは読んだり、見たり、聞いたりする。
解放されてつくられたものに、制約というものは存在しない。
制約がないという

もっとみる
【‘‘軌跡を辿り、描かれるもの’’】

【‘‘軌跡を辿り、描かれるもの’’】

たまに、過去に記した自分の記事を読み返すことがあったりします。

私自身は、読み返す際に誤字脱字がない限り、書き直すことは基本ありません。

読み返してみると、自分の未熟さを痛感したりすることがあったりします。

ここは、もっとこうして書いた方が良かったのではないかとか、この一文は書く必要はなかったのになと思ったりしても、それでも書き直すということはありません。

何故、書き直さないのかと問われれ

もっとみる
【‘‘言葉の萌芽’’】

【‘‘言葉の萌芽’’】

ー言葉を紡ぎ、文章に記す以前についてー

これまでに、私はいくつもの記事を書いてきました。

note、Twitterは私にとって、言葉を紡ぎ、文章にして、創作物というものを生み出す為に、必要不可欠な存在である事が言えます。

創作する上で、私はたくさんの人たちとの交流の中で生まれた創作物というものがあります。

何気ない日常会話から、読書にまつわる本の感想、面白かった映画の話、楽しかったこと、悲

もっとみる