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毎日に役立つ!おうち療育手帳

発達障害のあるお子さんに家庭でどのようにアプローチすればよいかをお伝えしていきます。 療育も大切ですが、ママやパパにとっては育児そのもの。 だからこそ、日常生活の中に効果的な療育… もっと読む
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#発達障害の子育て

発達障害の子育てがあなたの未来を変えた

発達障害の子育てがあなたの未来を変えた

3月20日。

昨年、この日は、
私たち家族にとって
特別な日になりました。

・・・というと
あなたにとっては大袈裟に
聞こえるかもしれませんが、
それだけ私たち家族には
特別な日なのです。

昨年の3月20日に
私たち家族に何が起こったのか。

子どもたちが生まれる前から
飼っていた愛犬が亡くなったのです。

私たちはこの一年、
愛犬のことを忘れた日はなく、
特に小6の息子は
悲しみを抱え続け

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知的障害グレーゾーンは生きづらい?

知的障害グレーゾーンは生きづらい?

「発達障害」という診断自体は
ありませんが、
発達障害の中のASDとかADHDとか、
そういう診断をされるお子さんは
いらっしゃいます。

ただ、その診断はつかないけれど
発達に心配がある場合、
私たちは「疑いあり」という
表現を耳にする機会はありますよね。

でも、「疑い」という言葉は
あまりにもマイナスな雰囲気を
醸し出しています。

だからこそ、だと思うのですが、
私たちは、発達障害の診断が

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子どもに「教える」ってどういうこと?

子どもに「教える」ってどういうこと?

発達障害など、
発達に心配がある幼いお子さんは
周囲と比べると「できない」ことが
今は多いかもしれません。

それは、ママさんにとって
胸を締め付けられるような苦しみや
どうにもできない辛いお気持ちを
掻き立てる材料になって
しまいますよね。

ただ、ここで2つの分かれ道が
できてしまうとしたら、
あなたはどちらの道を
進みたいですか?

①も②も両方とも「教える」という点では
一致しています。

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発達障害の子どもに振り回されない生き方

発達障害の子どもに振り回されない生き方

発達障害のお子さんや
お子さんを育てているママさんと
出会う機会をいただいている私。

多くのママさんが
お子さんに振り回されているなって
そう思います。

そこで、
抜け出す決心をするママさんと
抜け出したいけれど
抜け出さないママさんとで
このあとの人生が大きく変わってくることは
私にとっては火を見るよりも明らか。

なぜなら、
学校教育に25年以上の時間を
費やしているのですから。

鈍感な

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発達障害の子育ても基本が大事

発達障害の子育ても基本が大事

最近、ますます大事だなって
そう思うことがあります。

それは、
「基本」こそ大事なことだと
改めて考えるようになりました。

それはどうしてなのか、というと、
ある一人のママさんのつぶやきが
私の目に留まるからなんです。

詳しいことは避けますが、
以下の点が気になりました。

もう、この繰り返しなんですよね💧

このママさんも
気づいていらっしゃいませんが、
この「新しい悩み」というのが

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どうして感想文が書けないの?

どうして感想文が書けないの?

今は2月。

そろそろ新学年のことが
気にかかる時期になってきましたよね。

お子さんが小学生になって
ひらがななどの文字を学んでいくうちに
夏休みを迎えることになります。

実は、この夏休みの宿題に
みなさんとても苦労なさっています。

何に苦労なさるのか、というと
「読書感想文」や「絵日記」などの
「どう思ったのか」を書く
必要がある宿題です。

ただ、この「どう思ったか」という
「感想文」を

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「これもこだわり?」と思ったら、既にこだわりになっている。

「これもこだわり?」と思ったら、既にこだわりになっている。

発達障害のお子さんの中には、
強いこだわりがあるお子さんが
いらっしゃいます。

ずっと同じものにこだわり続けている場合と
こだわるものが変化していく場合があります。

特に、こだわりが変わる場合、
私たちはつい見過ごしがちですし、
正直なところ、
お子さんの「こだわり」に
振り回されてしまいます。

この「こだわり」に大人側が慣れてくると、
「あぁ、これもこだわりかも?」と
判断できるようになり

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療育に通う選択を考え直してみる

療育に通う選択を考え直してみる

発達障害のお子さんの
子育てをなさっているあなた。

今通っている療育に不満はないけれど、
何となく心配を感じてはいませんか?

私がよくお伺いするのは

というお声です。

お子さんの成長を
なかなか感じることができないと
どうしても自責の念に
かられてしまいますよね💧

「うちの子だけが・・・」という
根拠のない不安も生まれてしまいがちです。

あなたと同じように
療育機関を利用しているママ

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子どもに伝える「発達障害」

子どもに伝える「発達障害」

自分が「障害者だ」と言われて
ドキッとしない人はいないでしょう。

特に子どもは感受性が豊かで素直。

大人のように理性をはたらかせて
自分の思いを必死にセーブしながら
目の前で起こっている現実を
受け止める、ということ自体、
難しいことだと思います。

ただ、私たちは、
いつか我が子に伝える日が
やってきます。

「障害」という言葉を
ストレートに出さないまでも
困難を抱えてこれから先も
生きて

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「うちの子はできない」と絶望する前にできること

「うちの子はできない」と絶望する前にできること

乳幼児健診を受ける前、
母子手帳に書かれた
チェック項目を確認しますよね。

そんな時、
保育園や幼稚園に通う
他のお子さんのことを
思い出してしまいませんか?

子ども同士を比べてはいけない、
と言われても、
どうしても比べてしまいますよね。

私は、くらべても良いと思っています。

その理由は、
私たちが常に比べられる
学校教育を受けてきたからです。

ただ、比較する思いや
あなたが比較した結

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読解が苦手なお子さんのための問題集の使い方

読解が苦手なお子さんのための問題集の使い方

国語が苦手だ、というお子さんの多くが
読解力に大きな苦手があります。

学校のテストはできるのに、
問題集ではさっぱり、という場合、
それは読解力が低いお子さんにとって
当然の結果と言えます。

学校では何時間もかけて学ぶ内容を
問題集では、わずか5分程度で解く、
というドリルもあります。

しかも、学校のテストは
授業で学んだことが出題されますが、
問題集の問題は、文章自体もですが、
お子さんが

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発達障害のお子さんの言葉の増やし方

発達障害のお子さんの言葉の増やし方

発達障害の子育てを
熱心になさっているママさんたち。

ある程度の年齢から
この「言葉」についての
質問が増えてきます。

・・・ということは、
この「言葉の増やし方」について
みなさん、悩まれている、ということです。

悩みの種類は主に2種類あります。

一つ目は、言葉、つまり
語彙自体が少ないこと。

もう一つは
発語がほとんどなかったり
機能的な言葉を話すことが
劇的に少なかったりすることで

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幼児期から育む読解力〜日常会話

幼児期から育む読解力〜日常会話

発達障害のお子さんに限らず、
幼児期から読解力を育むために
私たちが毎日できることがあります。

それは何かというと、
大人の私たちが
どのような言葉を使っているのかを
確かめることです。

「大人が使っている言葉」とは、
「毎日子どもが耳にしている言葉」
ということに置き換えることが
できます。

みなさんは、
あまり気にかけないかもしれませんが、
入園、入学当初から
煩雑な言葉を使っている

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見えない障害のあるお子さんが性被害に遭わないためにできること

見えない障害のあるお子さんが性被害に遭わないためにできること

「見えない障害」とは、
発達障害や知的障害などを
まとめた表現の仕方です。

診断名ではありません。

性被害者のうち、
障害のある人の割合はどれくらいなのか
私もよく分かりません。

Googleでちょっと調べてみましたが
すぐに検索できるものではなさそうです。

私は今年、ご縁があり、
発達障害のお子さんたちに
性教育をする機会をいただきました。

それは、あるママさんからの
ご提案だったので

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