どうして感想文が書けないの？

今は２月。

そろそろ新学年のことが
気にかかる時期になってきましたよね。

お子さんが小学生になって
ひらがななどの文字を学んでいくうちに
夏休みを迎えることになります。

実は、この夏休みの宿題に
みなさんとても苦労なさっています。

何に苦労なさるのか、というと
「読書感想文」や「絵日記」などの
「どう思ったのか」を書く
必要がある宿題です。

ただ、この「どう思ったか」という
「感想文」を書く機会は、
特に小学校では年に何度もありますし、
また、そういう振り返る学習が
今の学習指導要領で大切にされています。

ですから、
「感想文」を書くことができるスキルは
必須になっているのです。

今回は、
感想文が書けないのはなぜなのか、
そして、書けるようにするためには
どのような練習が好ましいのかを
考えていきましょう。

これは、幼児のお子さんにも
当てはまることですので
是非一緒にやってみてくださいね。

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1.感想文が書けない原因

まず最初に、あなたに質問をさせてください。

私たちが普段無意識に使っているものといえば
「水」が挙げられると思います。

日本は水に囲まれた国であり、
かつ、水資源に大変恵まれている
環境が整っている国です。

ですので、
私たち日本人にとって
水はどこにいっても当たり前のように
手に入るものなのです。

そんな水を題材にして
あなたは感想文が書けるでしょうか？

おそらく、書けたとしても
考える時間が必要ですよね。

お子さんにとって
記憶に残りづらいことや
当たり前の流れになっていることなどは
この「水」の例えと同じなのです。