utakata

ノスタルジーと音楽。言葉とか文章とか。

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ノスタルジーと音楽。言葉とか文章とか。

マガジン

  • アマプラ映画部

    Amazon primeで観た映画のレビューを中心に書きます。基本、面白かったヤツのみ。

  • こちら音楽製作部・DTM研究部前・機材考察課

    音楽や音楽制作、音楽機材などの所感を一人で書き連ねます。

  • 【ノスタルジールポ】二丁目に転がる覚書

    1989〜1999年頃の空気感を。 子どもだった自分の視線で。

最近の記事

踊ってばかり

作りかけの曲のファイルがクラッシュしてしまった。クソッタレイ。 慌ただしい仕事と仕事の合間を縫って、気持ちを少しばかりでも奮い立たせて、PCに向かい、オーディオインターフェースにプラグを挿し、お気に入りのエフェクターをオンにして、半ば勢いでやったんだけれども、、、、。 久しぶりに作曲活動に熱を入れたきっかけがありまして。 最近は、踊ってばかりの国というバンドを聴いておったのです。 何の気なしにYouTubeを観てたら、オススメで彼らのライブ映像が出てきましててですね。

    • しりとりシリーズ〜リンドバーグ

      “しりとり”の“り”から繋がって、次は“リンドバーグ” フッと頭に思い浮かんだワードを出してみたが、困った。 俺はリンドバーグという人をよく知らない。 よく知らないので、微かな記憶とペットボトルのキャップから溢れんばりの想像力で、リンドバーグを語っていきたいと思う。 絶対、Google先生には頼らんぞ。すぐウェブだなんだと頼るのは現代人のいけない習慣だ。 リンドバーグは…たしか冒険家だ。 飛行機に乗って世界中を旅したドリーマーだ。 けしからん、何で稼いでいたのだ

      • 素敵なYouTube脳

        テレビが全盛の時代は「テレビばっかり見てたらテレビ脳になってバカになる」と言われ ゲームが全盛の時代は「ゲームばっかりやってたらゲーム脳になってバカになる」と言われる。 YouTubeが全盛の今は「YouTubeばっかり見てたらYouTube脳になってバカになる」と言われる …のかな? いつの時代も、子どもを夢中にさせる新しいものは、大人が取り上げ、禁止・抑制の対象になることが多い。 ホントは陰で大人も夢中になってるのにね。 どの時代も、お母さんと子どもの間に熾烈

        • 尻取り

          いちいち文章のネタを考えるのも面倒なので、しりとりでお題を繋げていき、どこまで続くかやってみようと思う。 まず最初は、ズバリ、『しりとり』 小学校とか、中学校とか、買ったばかりのスポンジのように、どんどん新しい言葉を覚えていく成長時期に、よく友達や家族としりとりをして遊んだ記憶がある。 ただ単語と単語を延々と繋げていく作業なのだが、同じ単語を使ってはダメ、最後に“ん”がついてはダメ、という単純明快なルールが、子どもにとっては分かりやすくて取り組みやすい。 『パスは3回

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        記事

          怖いと思うのは、怖いと思っているものをよく見ようとしないからだ

          昔書き殴ってた記事が埃を被って出てきたのでアップしてみやす。 以下、本編。 3月3日の雛祭りを過ぎて、片付けられるのを忘れられた、ささやかな雛人形が我が家の寝室に鎮座している。 もはや埃を被り始めそうな雛人形の存在に対して、4歳の娘はなぜか、お化けでも見るような恐怖を訴え始めた。 アニメ鬼太郎に、妖怪として雛人形が出てきたらしい。 それまでは、喜び勇んで飾られた“彼ら・彼女ら”を眺めていたが、アニメを契機に雛人形が怖くなったようで、泣きべそをかきながら「怖い。早く片

          怖いと思うのは、怖いと思っているものをよく見ようとしないからだ

          TIME is デジャヴ

          ふと気がつくと、昨日と同じ時間、同じ場所に立っている自分がいる。 職場に入るため、靴を履き替えている自分がいる。 「あれ?この光景、昨日も見たぞ?」 仕事が忙しくて、毎日精一杯やってると、こんな錯覚に陥ることがある。 というか、そんな毎日。 気がつくと一週間経っていて、「はて、アレはこの前の木曜だっけ?あれ、先々週の木曜だっけ?」 てなことに。 あっという間に人生が終わってしまうような寂しい気持ちになり、この感覚から逃れたいがために、色々と悪あがきをしてみる。

          TIME is デジャヴ

          どうして魔法使いはシンデレラに0時の鐘が鳴ると魔法が解けるようにしたのだろうか

          童話や寓話っていうのは、教訓めいたゴールを導くことが目的だったりするのか、やや設定が強引だったり、よく考えるとツッコミどころ満載というか、ストーリーのディテール(もしくは骨組み自体)に亀裂が生じている場合がある。 無邪気な子どもの頃は母親が読み聞かせする王道中の王道の物語達に対して、なんの疑いもなく聞き入り、眠りに入っていたものだが、大人になって汚らわしくなってくると、「なんでそうなのか」と考えなくても良い余計な粗探しを始める。 子どもに読み聞かせする立場になった私だが、

          どうして魔法使いはシンデレラに0時の鐘が鳴ると魔法が解けるようにしたのだろうか

          悪い人

          悪い人って、どういう人のことを言うのだろうか。 なんの躊躇もなく他人を殴る人? 私利私欲のために他人のものを盗む人? 拙い人生の中で、“最も悪かった人”がどんな人か思い返してみた。 あんまり思い出せないんだなコレが。 「うっわ、この人わっる〜」 って手放しで思ったことのある人って、なんだかいないんだなぁ。 感情を剥き出しにする人とか、他人を傷つける人とかはいっぱいいたような気がするけど、皆それぞれ、何かの“正当性”や“目的”を持って行動した結果だと思うんだよ。

          悪い人

          大物小物

          自分は大物になれないと思う。 なぜって、先に“大物になった時の自分”を想像してしまうから。 行動する前に“その分野で喝采を浴びている自分”を想像(妄想)してしまうのです。 いやぁ、恥ずかしい話なんですけど、これ、小学生くらいからの癖でしてね。 何だか自分がとりわけ“何かの分野に秀でた特別な存在”と思ってしまうわけですよ。 至極楽観的で、おめでたい性格だとはわかってるんですけど、これがやめられない。やめさせてくれ。 例えば、音楽。 中学生の頃からギターを弾いたり、

          大物小物

          周波数が合わない人

          話をしていて、なんだか早くやりとりを終えてしまいたい人がいる。 相手に対して興味がないとか、そういうことではなく、とにかく掛け違いのボタンのように会話の調子が合わない。 むしろ、自分も相手も、何とか話を合わせようと、割と必死。合わせよう、合わせようと思いながら話している。 話題の本質がズレているかというと、実はそうでもない。 それでも、なんだかストンといかない。 こういう、嫌いじゃないけど、なんだか苦手な相手っていないですかね? よく考えてみると、それは“会話のリ

          周波数が合わない人

          好きこそものの上手なれ

          何かが好きで好きでたまらない人のことが、たまらなく好きだ。 そういう人たちは大体“プロ”と名がついていて、近くにはおらず、画面の中や書籍の中で活躍している姿を眺めることになる。 ずーっと絵を描いていても飽きない人。 ずーっとピアノを弾いていても飽きない人。 ずーっと走っていても飽きない人。 (自分はギターを弾くけど、せいぜい30分くらいかなぁ。コードをかき鳴らしたり、演奏めいたものを行うのは。一日中は無理) 周りから見れば“努力家だ”と賞賛の対象にされることが多い

          好きこそものの上手なれ

          何となく良い、は確実にイイ

          ジャンケンで勝負する時、“あ、ここでチョキ出せば絶対勝てる”っていう感覚を持つことがある。 そして勝つ。 友達と外食すると、“あ、この人、親子丼注文するんだな”と確信めいた予測を感じることがある。 そして彼は親子丼を注文する。 特に時間に追われることなく過ごしていて「あれ、そろそろ4時かもしれない」と思って時計を見る。 時計の針はピッタリ4時を差していた。 別にスピリチュアルな体験談として語ろうとしているわけではなく、自分に超能力があることを自慢する文章でもありま

          何となく良い、は確実にイイ

          時代の匂い

          時代の空気感というものが、多分あるんだろうと思う。 空気感って何スカ?と言われると、よくわかんないんだけど、一つ言えるのは“匂い”が重要だと言うこと。 他人の家に入った時に、まず気づくのは、部屋の模様やレイアウトではなく“匂い”だと思う。 玄関のドアを開けた時点で空気中にそよいでいる極小の匂いの粒が「お前の居場所ではないんだぞ」と鼻の粘膜に突撃してこられるような経験がある。 なわばりとかを意識していた太古の昔からの人間の本能かどうかはわからないけども、視覚的な情報より

          時代の匂い

          女なんて所詮○○なんすよ

          「金の切れ目は縁の切れ目だ」 というセリフは、ドラマの中や昼下がりにゴシップを垂れ流す情報番組の専売特許かと思っていたけど、最近“リアルに”その言葉を聞いた。多分、人生初かも。 仕事関係で出会った、いわゆるバツがついている中年男性の口からもたらされた。 「所詮、女は金なんですよ」 どうやら、お金を失った途端、妻が逃げるように離婚を申し立てたらしい。 『はぁ、そうなんすか』と気の抜けた返事しかできなかったが、なんか彼の言葉にしっくり来なかった。 自分のつたないロジッ

          女なんて所詮○○なんすよ

          未来は誰かの手の中①

          10年前の自分の生活と今の生活を比べてみると、どうだろうか? 自分(の人間的なシステム)はさして変わっていないけど、世の中のシステムやテクノロジー、流行り廃りなどは目まぐるしく変わっていく。 すいません、少し考えてみていただきたいんですが、 10年前、スマートフォンのような機器を当たり前のように手にしている自分を想像できましたか? 自分は想像もしていなかったです。テクノロジーの発達による生活の変化は一気には感じられず、「便利になっていい時代になったもんだー」とか言いな

          未来は誰かの手の中①

          人生の数字

          1箱460円を2日かけて灰にし 1,500,000円に乗って20日会社に勤め 月に20日働いて200,000円を貰う。 月59,000円の場所に帰って 1本218円を毎晩空にする。 7200分後に、5,800円を身に纏い 値段がつけられない4歳を迎えに行く。 一皿980円と1杯680円を3人で食べに行き 3,600秒をたわいもない会話で潰す。 1,480円を読んで感銘し 1本108円を7,200秒観て 2ml目から流す。 5475日後、2000万円かけ

          人生の数字