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【140文字小説】誕生日

またモンブラン味の玄関だった。
「そこで溶けてろ」
そう言い捨てられて、気泡がひとつ気絶した。

クリームみたいな人生を夢見ていたと思う。
だってマーブル模様は分かちがたい。
家族みたいに。

絶望するケーキの名前はホイップ?
それともイソップ?

氷のおむすびを頬張って涙を見せない誕生日。

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水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。