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運動の話

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あわうみが書いた運動の話。だいたい走ってる。
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2020年8月の記事一覧

テニスを惰性で続けなかったら今の人生はなかった—光の大学生編—

テニスを惰性で続けなかったら今の人生はなかった—光の大学生編—

大学入学。新しい世界に新しい友達。そして研究の基礎を身につけ将来の道を決めていく場所。テニスを惰性で続けてしまった中高生時代。引退後本気で受験勉強に取り組み、なんとか納得のいく大学に入ることができた。今回はテニスの話の後編です。

大学でもテニスを続けるか大学に入った。入学式に出ると左右にいるわいるわサークル勧誘の人々。歩くだけで手の中はチラシの山。当然その中にはテニスもある。せっかくテニスはある

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もっとも暑さを感じたときはいつだろう

一昨日も昨日も今日もアスファルトでBBQができそうな気候だ。お出かけしづらいこのご時世、汗をかく回数は昨年より少ないが夏らしい開放感はあまり感じられない。

こういうときは今を考えるよりも思い出にひたる方が建設的だろう。冷房の下でギラついた青空を見ながらふと思う。一番暑さを感じたときっていつだろう。

思い浮かんだのは山。ひたすら続く階段を汗だくで登っていく。見上げると頂上近くまでひたすら直線に続

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テニスを惰性で続けなかったら今の人生はなかった —闇の中高編—

僕の両親の共通の趣味がテニスだった。その関係で小学生のとき、ちょくちょく遊びのテニス教室に参加していた。なので、中学で部活を選ぶときテニスを選んだのは自然な流れだった。これが茨の道だとは知らずに……。

中高のテニス部中学でテニス部に入った。そこにあったのは運動部の実力社会。僕は運動神経が悪いので上達が遅かった。部活は毎日ある。うまくいかず注意される。怒られないようにやるもうまくいかず説教される。

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きのこ派のあまりに巧みな懐柔工作に舌を巻いた

きのこ派のあまりに巧みな懐柔工作に舌を巻いた

戦後75周年。日本は平和をなんとか守れているが、新たに生まれた火種もある。それが「きのこたけのこ戦争」。日本中が2つに分かれ、メディアや技術を駆使し水面下で熾烈な勢力争いが続けられている。

今回はそんな争いに巻き込まれ、見事に策略にはまってしまった話。

たけのこの里は唯一無二である僕は純粋なたけのこの里派だ。きのこの山は滅すべし。きのこはたけのこに勝てる訳がない。クッキーのサクサク感の横で控え

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暑いから夜に駆ける

暑いから夜に駆ける

7月は涼しかったけど今月はいよいよ夏本番。ようやく高気圧が本気をだし、熱中症予報は真っ赤っか。月が変わるのを待っていたかのごとく新しい名前のついた台風が報道される。

こんな暑い中で走れば10分でゆでだこ。続ければ全身が溶けたアイスになって道路のしみになりそう。

ということで、最近はランニングを夜にしている。寝静まりつつある街を横目に足を進める。心拍が上がり身体がギアを上げようと準備しているのが

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