あわうみ

街歩きやランニングが好きな社会人。日々感じたことをのんびり綴っています。目標はみんなが…

あわうみ

街歩きやランニングが好きな社会人。日々感じたことをのんびり綴っています。目標はみんなが楽しめる文章を書けるようになること。 おもしろ記事(?)は「足跡を辿る」にて更新中。 https://tenyard.hatenadiary.jp/ オモコロ杯2021-2023銅賞。

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  • VRの話

    VRにハマった人の行く先を見届けるならこちらへ。

  • 布教したい!

    自分の好きなものについて衝動のままに書きなぐった記事たち。後悔はしてない。

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    デイリーポータルZのような(自分にとって)おもしろいことを記事にする話の関連はこちら。noteでは告知や裏話が中心。

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    日々をすごしていてふと思ったこと、懐かしい思い出などよろず取り扱っております。

  • 運動の話

    あわうみが書いた運動の話。だいたい走ってる。

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日高さんへの恋文

いつしか隣にいるのが当たり前になってた。でもそうじゃなかったんだ。 はじめての出会いは吉祥寺を歩いていた中学生のときのこと。吉祥寺といえば「おしゃれな街」。男子学生がそこにいるのが場違いのような、そんな気後れを覚えてしまう場所。学ラン学生が来ていいところなのか。肩が狭くなる。目線が揺らぐ。目が一点で止まった。 「290円のラーメン……?」 無印良品やロフトが似合う空間にでかでかと掲げられた「290円」の看板。横に小さく「日高屋」の文字。おしゃれな場所なのに気にせず値段を

    • アバターは「魂の形」? ~アバターと自分の関係を振り返る~

      VRChatの記事を読んでいて頭に残った言葉がある。「アバターが自分の魂の形とそっくり」という一文だ。 VRChatは多様な世界だ。それはアバターとの付き合い方も同じで、様々な人がいる。 同じアバターを使う人。目や髪を自分色に合わせつつ様々なアバターを使いこなす人。あとはVRoid Studioをもとに一から作って手を加え続けるような硬派な人もいたり。 僕の場合はというと―― 話すと長くなるけどいいですか。 一言でいうと、「何となくで使い始め、少しずつ変えていったら

      • 「南総里見八犬伝、後半が退屈問題」について、実際に読んで感じたことを書く

        『南総里見八犬伝』が話題になっている。 これを見てうなずいた。そのとおり。 実は、『南総里見八犬伝』を1か月ちょっと前に読み終わったところだ。 読み始めは2月なので、およそ半年もかかったことになる。 つまり、「里見八犬伝の後半」を最後に読んだのは、僕なんじゃないか。 それならば、後半について「実際にどう思ったか」を一番書けるのは僕、ということになる。 それならばと筆をとった。 言いたいことは一つだ。 『南総里見八犬伝』の後半はたしかに退屈だが、それでも読む価値

        • 伊豆の珍スポット「メンテくん」を紹介する記事を書きました

          今回は新しい記事のお知らせ。 今までで一番、頭を空っぽにして読める記事ができあがった。 いつもと違う色合いの内容だけに構成や書きかたを悩んだが、わかりやすく書けたと思う。 ぜひ不思議な世界をのぞきにきてください!

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        日高さんへの恋文

        • アバターは「魂の形」? ~アバターと自分の関係を振り返る~

        • 「南総里見八犬伝、後半が退屈問題」について、実際に読んで感じたことを書く

        • 伊豆の珍スポット「メンテくん」を紹介する記事を書きました

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        記事

          他人を変えることはできないけれど

          最近わかったことがある。他人を変えようとしてもうまくいかないのだと。 大人になり、僕も友人も労働が日々の中心になった。変化が少ない生活の中でSNSをながめていると、それぞれの生きかたが透かしのように見えてくる。ひたすら道を切り開き続けている人がいれば、ずっと後ろを見ている人もいたり。 くすぶっている人を見ると、言いたくなる。キミは、もっとできるよと。 「こうしたら負け」と言って自分自身と戦うんじゃなくて、自分を味方につければきっと良くなるのに、と。 そう思って、変えよ

          他人を変えることはできないけれど

          書きながら最近考えていること

          つらつらと文章をつむぎながら、最近意識していることがある。 それは、「無理なく続けること」だ。 最近、文章の短期的な目標がない。 前はライターになりたい! とかバズりたい! とか、内側に炎を燃やしながらバシバシと記事を叩きあげていた。 でも、その時期は終わった。がむしゃらに進んだ先に見えたのは、自分の限界と厳しい世界だった。 残ったのは、BBQ後半の炭みたいなおだやかな火力だ。 さてこれからどうするかな。そんなことを考えていると、競い合っていた公募コーナーまでもが

          書きながら最近考えていること

          はじめてのおしり

          みなさんは、おしりに指を入れられたことがありますか? 僕はこの間はじめて経験してしまいました。 はじまり「俺、今日はオムツなんすよ」 後輩の突然のカミングバックに、職場がざわめいた。 話を聞くと、どうやら「痔(じ)」の手術をしたばかりらしい。実は多くの人がなって実はひっそりと手術をしている病気ナンバーワン(たぶん)のあいつか。 どんな症状なのか気になる。席に戻ってから、前になぜか上司からもらった『家庭の医学』を開いた。 ふむふむ。痔の症状は痛みだけではなくてかゆみ

          はじめてのおしり

          杉並の住宅地にあった「原発」の正体にせまる記事を書きました

          今回は新記事のお知らせだ。 今回は短めでサクッと読めるものになっている。 その正体も記事の中でしっかり解決しているので、気になる方はぜひ読んでください!

          杉並の住宅地にあった「原発」の正体にせまる記事を書きました

          加工肉の日

          いつもより少し駆け足で家のドアを開ける。 電気をつける。迎えてくれるのは机と椅子とベッド、結んだ段ボールが並んだ味気ない部屋だ。 でも、今日は心なしかその部屋も輝いて見える。 いつぶりかわからない「いい肉」を買ってきたからだ。 海外から輸入されたブツをさらに加工したような木っ端肉ではある。だがいい肉はいい肉だ。 なんてったって、牛肉なのだから。 最後に食べたの、いつだっけ。 1年と6カ月前、大きな変化で世界は一変した。 生活も変わった。 それまでは歩けば商店

          加工肉の日

          文学フリマで買った本の感想全部書く(東京38の巻)

          5月19日、東京ビックサイトに向かう。スマホの画面にあるのは「文学フリマ」のページだ。国際展示場の駅を降り、屋根のある道を歩き入口で気づいた。 会場、間違えた。 Uターンして駅に戻って今度こそ会場へ。 そんなかんやで、今回は文学フリマに「買う側」として参加してきた。今回も、買った本の感想を全部書こうと思います。 エネオスは元々どのブランドだったのか(電車待ちに読むブログ)自由ポータルZに書いているとき、自分とこんなにセンスが近い人がいるのか! とびっくりしたことがあっ

          文学フリマで買った本の感想全部書く(東京38の巻)

          思い出のラーメンを求めて

          小さいころ、よく行くラーメン屋が二つあった。 一つは正統派のラーメンを提供しているお店。もう一つが、「三ちゃん」という街中華のお店だった。 しかし、10年以上前にどっちのお店も閉店となり、その思い出とラーメンは記憶の地層に埋もれることとなった。 そして今日、その記憶を掘り起こしに来た。 今、私は三鷹にある「三ちゃん」という店の前に立っている。 同じ名前のラーメン屋三鷹に「三ちゃん」というラーメン屋がある。そんなことを知ったのは5年以上前のことだった。しかし、ちょうど

          思い出のラーメンを求めて

          明治時代のガイドブックで熱海を観光した記事を書きました

          ちょっと久しぶりの記事のお知らせだ。今回は、いつもの中では割と王道な内容になっている。 熱海は正直温泉のイメージしかなかったのだが、実際に行ってみると頭に残るような観光名所が次々と出迎えてくれた。しかも、それらは明治時代のときにはすでにあり、今でも大切にされ続けているものばかりだった。 ぜひ読んでみてください。

          明治時代のガイドブックで熱海を観光した記事を書きました

          VR世界で大好きなアニメキャラの「成長」に立ち会えた話

          2023年の春、好きなアニメキャラのライブに「参加」することができた。あれから1年。今年のライブは来てくれるだろうか。 今年も、サンリオVfesの季節がやってくる。 出場してほしい!心配していることがあった。昨年会えた「mashumairesh!!(通称ましゅましゅ)」は、2020年放送のアニメ「SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!!」から生まれたバンドだ。そのあと2021年に続編「SHOW BY ROCK!! STARS!!」が放送され、さらにはアニメが終

          VR世界で大好きなアニメキャラの「成長」に立ち会えた話

          こういうのがあるからマラソンはやめられない(三浦国際市民マラソン初参加日記)

          時計を見ると4時20分。緊張した日は思ったよりも早く目が覚めるものだ。カーテンを開けると、外はまだ黒い。お茶漬けを食べてエネルギーを身体に注ぎ込み、ワセリンを足に塗って準備はオッケーだ。 4年ぶりのハーフマラソンに、いざ出発。 出発リュックを背負い街灯の光の下を歩く。今日の目的地は三浦だ。酔っ払ってまだ昨日を歩いている人を横目に、京急の電車に乗り換える。 小説のページをめくる。剣戟が飛び交う室町時代のお話に没頭すること1.5時間、三浦海岸駅にたどり着いた。 ふわっと、

          こういうのがあるからマラソンはやめられない(三浦国際市民マラソン初参加日記)

          食欲がどうしたどうした

          最近食欲が伸び盛りだ。いつも夕食は1合炊いて食べるのだが、食べたあとに「まだいけるよ」と胃がささやいてくる。今まで買ってなかったお菓子もとうとう解禁した。 原因はたぶん、運動だ。来月ハーフマラソンの大会に出る。そのために走る量を増やした。とはいっても運動量は週一で17キロぐらいだが。 走ったあとの夜、重い身体が肉を食べたいと叫んでくる。鍋の鶏ももを噛みしめると、大事な何かが吸収されていく。胃が喜びをあげている。ああ、生きているってこういうことなんだなと。 ある日、20キ

          食欲がどうしたどうした

          京王井の頭線にある「小田急」のスーパーについて深堀りした記事を書きました

          今回は記事のお知らせだ。かなーりニッチな内容になっている。 まさかここまで深く情報が出てくるとは。予想外に盛りだくさんの情報が出てきたので、どうまとめようかとPCの前で腕を組んですごすこととなった。 自分らしい視点の記事が書けたと思うので、ぜひ読んでください!

          京王井の頭線にある「小田急」のスーパーについて深堀りした記事を書きました