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海外留学のための奨学金とは?申請方法や募集要項を解説【オーストラリア留学】

皆さんこんにちは。

留学してみたいけどお金が心配っていうのはきっと留学をしようと考えてる人なら一度は考えたことがあると思います。そのなかで足りないお金を補うために真先に浮かんでくる選択肢の一つが奨学金だと思います。

そこで今回は実際に奨学金をもらって交換留学生としてオーストラリアに半年間滞在している僕が奨学金の紹介、そして奨学金のリアルを皆さんにお伝えしていきたいと思います。

ではまず初めに皆さんが欲しいであろう給付型の奨学金について紹介していきます。

まず結論から先に申し上げると給付型の奨学金は取得するのがめちゃくちゃ難しいです。この記事を見ている方はワーホリではなく交換留学や休学留学を考えている人が大半だと思うので少し厳しい話をさせていただきますが、留学をすることの動機が『英語の勉強』ならまずほとんどの奨学金はおりないと考えていただいてもらっても間違いはないです。

給付型の奨学金というのは基本的に財団によって運営されていますから将来的にはその財団にとってひいては日本全体の未来に貢献できる人にお金を与えたいわけなので、『英語を勉強したいから』というフワフワな理由ではまず採用されませんし、どの財団でも奨学金の募集は10数名程度なのではっきり言って倍率もめちゃくちゃ高いですしそこらへんの大学入試、就職活動よりも難しいです。となるとほとんどの人にとって財団の奨学金というのは現実的ではありません。

しかも財団のほとんどの場合が奨学金の対象が大学院生なので大学生はそもそも募集対象じゃないということもしばしばです。中には条件付きでハードルの低いものもあることにはあって例えば母子家庭の方は優遇されるだというものがあるのでそこは大学内で必ず配られてるはずの奨学金の募集要項に目を通しておきましょう。そして財団の奨学金の多く場合で教授の推薦がいるので大学の教授とは普段から仲良くしていきましょう。

一応有名な財団の奨学金のリンクをいくつか貼っておくので自分が申し込めそうなものがあったら申し込んでみるのもありだと思います。しかしあまりアテにしないことをお勧めします。

平和中島財団
http://www.hnf.jp/

ロータリー米山記念奨学金
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/

柳生正奨学金
http://h-lab.co/scholarship/

エンデバー(オーストラリア政府のもの)
http://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/endeavour.html

ここまで話を聞いて絶望した方もいらっしゃるかもしれませんがまだ絶望しないでください。まだ希望の光は二つほど残っています。

一つはJASSOの給付型の奨学金、要は国の機関によって運営されている奨学金です。

給付型は国よって違いますが例えばオーストラリアだと月7万円ほどがもらえて、各家庭の経済状況によっては航空券等の補助金として10数万円追加で貰えたりします。

この奨学金においては家庭の経済状況と学校の成績がかなり重視されますので必ずしも留学の動機に重きが置かれることはありません。つまり英語の学習がしたいという方でも十分通る可能性があるということなので交換留学を考えてる方は絶対に視野に入れておきましょう。逆にいうと家庭の世帯収入が多いかただとこの奨学金はいくら成績がよくても通りません。家庭の収入が年収で800万超えてると厳しいというのはよく聞きます。

この奨学金は予約採用ではなく、交換留学が決まって初めて申し込めるものなので必ず学校からアナウンスされるはずなのでそれを見逃さないようにしましょう。

下記にJASSOのWebのリンクを貼っておくので参考にしてください。
https://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_a/scholarship/index.html

また貸与型の奨学金も本団体は行っており、それの場合は世帯年収が基準より下回ってればほとんど確実に申請できます。しかしこれはあくまで借金ですので自分は本当にその借金を背負ってでも留学がしたいのかよく考えてから申請しましょう。

そしてもう一つの希望がトビタテJAPANの奨学金です。これも公共団体によって運営されている奨学金なので財団のものよりは各段にハードルが低いです。

しかしこの団体から奨学金を貰うためには留学の動機が何より大事です。『英語の勉強』ではまず無理です。

具体的にいうと海外のこの会社でインターンがしたいとか海外のこの大学のこの先生から機械学習のことを学びたいだとか、かなり具体的な動機が必要であり、万が一、その目標を達成できなかったり、規約に違反する、例えばホームシックになってしまい早期帰国してしまったとかになってしまうと給付型にもかかわらず奨学金の返還を求められます。これは現実に起こりうる問題で自分の大学でも学年に一人くらいはそういう方がいる時があります。

しかし条件さえクリアすれば比較的楽に奨学金をもらえるチャンスですので申し込まない手はないはずです。理由は後付けだっていいんです。留学に行きたいという情熱があるなら出来ることはなんでもするっていうマインドを身につけましょう。それが留学の成功にも繋がります。

下記にトビタテのリンクを貼っておきます。
https://tobitate.mext.go.jp/

いかがでしたでしょうか。留学、特に交換留学は道のりがかなり険しいですがその分達成感もすごいです。自分はもうすぐ日本に帰国するのですが自信をもって自分が留学で得たことは大きく生涯に渡って糧になるものだと言えます。

本当に険しい道のりですがどうかあきらめないでください。希望は必ずあります。何年かかっていいんです。やりたいことを成し遂げてください。ではまた!


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この記事のライター Kaito さん

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