良いものについての覚え書き
自分の好きなものを他人に対してプレゼンできる人っている。あれが私は非常に苦手。「あのー、えーと、なんていったらわかるだろう、良いじゃないですか、ねえ」とかなんとか、あの時間のバツの悪さったらない。そんなだから、もう自分の好き嫌いについて語るのは辞めようと、いつ頃からか「趣味」について開陳することを避けるようになった。だけど、それはそれで不都合なことが起こるもので、社会性ばかり増していって、自分の好きが何だったのか、段々忘れていってしまう。海岸で拾った綺麗な石を大切にしまいこん