あつし

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あつし

ご覧いただきありがとうございます。 人の人生を聞いて、その人の物語を主に書いているライターです。公務員、会社員、経営者、フリーランス等、様々な方のお話を書かせていただいています。 人の心と空・風を始めとした自然、そして旅が好きです。

記事一覧

町のどこかで、やさしさは今日も巡る

恩送りについて描いたジャンプのマンガ。 最近読み返して感動したので、活字に変えて投稿してみようと思う。 僕と同年代の人でジャンプを読んでいた人なら、何のマンガか…

あつし
4年前
5

【家族との和解】消極的歩みのススメ

一生分かり合えることはないんだろうなと決めつけていた母とは、3年前半前にわだかまりがなくなった。 同じく、距離を取って接し続けるつもりだった兄とつい先日から仲良く…

あつし
4年前
10

台風が人生を変えた?転機が訪れるサインは…

これまでの僕の人生において、自分が大きく変わるきっかけとなった出来事はいくつもある。 その中でも特に今の自分を根本から形作っているのは、大学4年・夏にした一人旅…

あつし
4年前
7

情けは人のためならず

これは僕のとても好きな言葉の一つだ。 「甘やかしちゃダメ!」ということではなく、「人にした親切は巡り巡って自分に返ってくる」という意味合いである。 僕のお世話に…

あつし
4年前
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あの人に嫌われているというのは思い込みかもしれない、そんなことを学んだ話

自分=嫌われている という 等式以前の僕は、自分が相手から嫌われている前提で人と関わるタイプだった。 (あ、今Aさんに何となく距離を感じる。僕から遠ざかりたいん…

あつし
4年前
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劣等感の塊だった僕に、生まれて初めて自信をくれた言葉

言葉は人を傷つけるナイフにもなり得るが、人の傷を守るガーゼにもなり得る。 言葉の持つ力について、実体験を書きたいと思う。 自分の何にも自信を持てなかった。中高時…

あつし
4年前
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町のどこかで、やさしさは今日も巡る

町のどこかで、やさしさは今日も巡る

恩送りについて描いたジャンプのマンガ。
最近読み返して感動したので、活字に変えて投稿してみようと思う。

僕と同年代の人でジャンプを読んでいた人なら、何のマンガかわかるかもしれない。(正解は、エピソードの後に)

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ある少年が下校し

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【家族との和解】消極的歩みのススメ

【家族との和解】消極的歩みのススメ

一生分かり合えることはないんだろうなと決めつけていた母とは、3年前半前にわだかまりがなくなった。
同じく、距離を取って接し続けるつもりだった兄とつい先日から仲良くなれそうな兆候が見えてきた。
家族との溝が人生を足かせになってしまっている人も少なくないと思うので、最近あったことや家族の和解について感じたことをつらつらと綴ろうと思う。

壁のある兄との関係大人になってからは正直、兄とは距離を取るように

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台風が人生を変えた?転機が訪れるサインは…

台風が人生を変えた?転機が訪れるサインは…

これまでの僕の人生において、自分が大きく変わるきっかけとなった出来事はいくつもある。

その中でも特に今の自分を根本から形作っているのは、大学4年・夏にした一人旅だった。

日本で最後に沈む夕日を見にこの旅のゴールは、日本最西端・与那国島の予定だった。
日本で最後に沈む夕日を、この眼に焼き付けたかった。

飛行機で行って帰って来るのではすぐに終わってしまうだろうからと、青春18切符を使って興味ある

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情けは人のためならず

情けは人のためならず

これは僕のとても好きな言葉の一つだ。

「甘やかしちゃダメ!」ということではなく、「人にした親切は巡り巡って自分に返ってくる」という意味合いである。

僕のお世話になっている方の一人で、僕の活動をどこまでも応援してくださる方がいる。
その人は僕以上に僕の才能や資質、可能性を信頼してくださっている、とてもありがたい方だ。

そういう方がそばにいてくださることは、いったいどれだけ人生を豊かにしてくれる

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あの人に嫌われているというのは思い込みかもしれない、そんなことを学んだ話

あの人に嫌われているというのは思い込みかもしれない、そんなことを学んだ話

自分=嫌われている という 等式以前の僕は、自分が相手から嫌われている前提で人と関わるタイプだった。

(あ、今Aさんに何となく距離を感じる。僕から遠ざかりたいんだろうな。)

(B君、苦笑いした。僕へのリアクションに困っているんだろうな。)

少しでもマイナスを感じさせる要素に、これでもかというくらい過敏に反応してしまっていた。

嫌われ者であるというフィルターから見た世界は、やっぱり嫌われ者な

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劣等感の塊だった僕に、生まれて初めて自信をくれた言葉

劣等感の塊だった僕に、生まれて初めて自信をくれた言葉

言葉は人を傷つけるナイフにもなり得るが、人の傷を守るガーゼにもなり得る。
言葉の持つ力について、実体験を書きたいと思う。

自分の何にも自信を持てなかった。中高時代の僕は、コンプレックスの塊だった。

すぐ人の顔色をうかがう臆病者で、うじうじしていて、運動音痴で容量が悪い。
気の利いたことも言えなければ、思ったことをはっきり言えない。勉強も、そこそこ。

-僕みたいな人間は社会人になってからも職場

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