情けは人のためならず
これは僕のとても好きな言葉の一つだ。
「甘やかしちゃダメ!」ということではなく、「人にした親切は巡り巡って自分に返ってくる」という意味合いである。
僕のお世話になっている方の一人で、僕の活動をどこまでも応援してくださる方がいる。
その人は僕以上に僕の才能や資質、可能性を信頼してくださっている、とてもありがたい方だ。
そういう方がそばにいてくださることは、いったいどれだけ人生を豊かにしてくれることだろう。
あなただって
ある時、その人に聞いた。
「何で○○さんは、そんなによくしてくださるんですか?」
するとその方はこうお答えになった。
「それを言ったら敦さんだって、塾の先生時代に生徒さんのためにやれることをやりきったじゃない」
それを言われた時、ハッとした。
-そっか。自分自身もやってきたことだったんだ。
自覚がなくても
生徒に対してこれまで恩返しを求めたことは当然ないし、これから先も当然ないだろう。
なぜなら、生徒にたくさん与えていたと錯覚していたその期間、僕もまた生徒たちから与えられていたからだ。むしろ生徒たちに感謝しているくらいだ。
それでも自分に返って来るのだから、この世界は優しくできているところもあるのかもしれない。
一人ひとり、大切な人たちに自分の好きなことや得意なことで貢献し続ける先で、気が付くと自分にも周りにも思いやりが溢れているのだろう。
思いやりの実践
上がり調子とは言えない今のような世の中だからこそ、ちょっとした思いやりが人を救うはずだ。
気付かずこれまで人に対してやってきたことに思いを馳せ
これからやれることに思いを馳せ、
小さなことから実践していくのもとても素敵なことかもしれない。
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