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LBOモデル作成ステップ|Path to Modeling Test|Step2

今回は前回に引き続きLBOモデルの作成ステップのうち、Step2になる。今は、予測PLの作成である。まずは全体像を見てみよう。

上記のスナップショットでは一部行を隠しており、以下の3セグメント:Parts Selling, Maintenance, Otherになる。対象会社は自動車部品を販売する会社と仮定しており、Part sellingは単純に部品販売から生じる収益で、Maintenanceは文字通り販売した部品に関するメンテナンス(補修)である。Otherはその他の事業に付随する収益である。

各セグメントにおいて上記のように売上総利益=粗利 (Gross profit)までブレークダウンできるという前提で進めていく。


仮定 (Assumptions)の作成

こちらは従前紹介している財務3表モデルの時と大きく変わらない。まずは過去の実績を整理することから始まる。初期的な分析の段階とはいえ各セグメントでケース分けしておくほうが無難である。
今回の例示では、SG&A(販売費および一般管理費)は、全体の売上高に対して比率を計算してケースを組むが、固定費と変動費に明確に区分することが難しい(例えば販売費は売上高に連動する変動費的な性質があるが賃料は固定費、人件費は売上高の増加に応じて人員数(ヘッドカウント)が増えるので変動費的な性質がある..といった点である。

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