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  • 投資銀行 - 必勝転職メソッド

    【好評により若干の値上げ】 未経験や第2新卒で投資銀行に転職したい人向け。内容は随時アップデート

  • 基礎編

    M&A業務に関する基礎的な内容を抜粋

  • コーポレートファイナンス/バリュエーション

    【好評により若干値上げ】 財務モデリング、M&A、バリュエーション等について実務に触れたい人向けのCompleteガイド

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    【好評により若干値上げ】 PEファンド選考/実務や投資事例等でキャリアに役立てることができます

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最近の記事

M&A|財務DDのポイント/実務

前回は財務DDの概略を以下の記事で説明したが、今回は実際に財務DDのワークをする際にレポート作成時にどのような点が重要かイメージを持って頂くためにやや細かい実務面を中心に記載する。 財務DDレポートの作成は各ファームにより若干体裁は異なるものの、BIg4と呼ばれる大手会計系ファームであれば相当なナレッジとディールの経験があるので含めるべきコンテンツや分析の勘所は概ね決まっている。 以下はこれから財務DD業務に従事するであろう会計士や投資銀行やPEファンドで働く人にも参考に

¥1,500〜
    • M&A|財務DD

      M&A(企業の買収・合併)では、外部の専門家(弁護士・会計士・戦略コンサルタント等)を起用し必ずDDを行う。M&Aでは少なからず買手と売手の間に情報の非対称性があり、買手は買収したい企業のリスクや財務・ビジネス等の情報の入手が限定される可能性がある。 今回は財務デューデリジェンス ("Due Diligence" "DD")について分析のポイント等を踏まえて記載していく。 財務デューデリジェンス(財務DD/FDD)DDではスコープ(分析範囲)を絞って、対象会社の財務・税務

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      • M&A|英文LOIの書き方

        以前は日本語でのLOI(意向表明書)の書き方を記載したが、今回は英文でどのようにドラフトしていくのかを記載していきたい。オークションプロセスであればプロセスレターに従った形でLOIを作成するが文章全体をどのように作成すればいいか迷う人もいると思う。 今回は英文のサンプルも付けているので理解のサポートになれば幸いである。 序文序文をどのように書けばいいかは悩むところである。投資銀行等のアドバイザーを雇えば英文の意向表明書のドラフトはしてくれるが、手数料等もかかるのでできれば

        ¥2,980〜
        • M&A|条件付き対価と財務モデル

          今回は財務モデリングのテクニカルな部分に関して解説していく。この記事でテーマにするのは買収案件でアーンアウトを行った場合の財務モデルへの反映方法である。会計処理を説明している記事等は多いがM&A実務で実際にモデルにどう落とし込むか解説したものは殆ど無いと思うので参考になれば幸いである。 条件付き対価とは条件付き対価とはM&Aの実務において一定の財務業績を達成した際に支払うアーンアウト等を指す支払いスキームの一種である。詳細については以下の記事で説明しているが、ここでも改めて

          ¥980〜

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        • 投資銀行 - 必勝転職メソッド
          33本
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        • 基礎編
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        記事

          投資銀行/PEファンド転職時のレジュメの書き方

          投資銀行、PEファンド等のプロフェッショナルファームの転職に際して必要なレジュメ(CV)はどのような風に記載していけばいいか、筆者の経験も踏まえて仔細書いてみることにした。 戦略コンサルティングファーム/外資系投資銀行/日系・外資系PEファンドはいまだに高い人気を誇る業界である。 PEファンドを除き新卒採用は行っているが、第2新卒や中途で採用される場合、まずレジュメ(CV。Curriculum Vitae)をしっかりと作成するところから始める。日本で言う職務経歴書に当たる

          ¥2,100〜

          投資銀行/PEファンド転職時のレジュメの書き方

          ¥2,100〜

          M&A|インフォメーションメモランダムの書き方①|概要編

          今回は会社売却時にセルサイドアドバイザーが作成するIM (インフォメーション・メモランダム)の概要を説明していきたい。 概略IMはCIM( Confidential Information Memorandum)やCIP (Confidential Information Presentation)ともいう。 M&Aのみならず資金調達時の投資家向けプレゼンテーション作成において自社の概要とエクイティストーリーを伝えるという点ではIMに盛り込むコンテンツや作成上のポイントは

          ¥1,980〜

          M&A|インフォメーションメモランダムの書き方①|概要編

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          M&A|意向表明書(LOI)について

          今回はM&Aにおける意向表明書の書き方について一般論も交えて記載する。 概要意向表明書は会社を買収/出資する際に作成する文書である。英語ではLetter of Intent(LOI)とも言うので実務ではLOIという呼び名が目立つ。 ただ、ディールの状況次第でLOIの持つ意味合いは異なる。1次ビッドであれば、Non-Binding Offerと言いNBOと略されることもあるし、2次ビッド等法的拘束力のある最終入札であればBinding Offer、BOと略すことも多い。

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          M&A|意向表明書(LOI)について

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          アクティビストファンドによる株主提案

          はしがき 今回はアクティビストファンドがどのような視点で株主提案をするのか記載していきたい。2020年以降際立って存在感が資本市場で増してきているアクティビストファンドであるが、今回はその投資仮説について解説していきたい。 投資仮説投資仮説(Investment thesisという)は以下のようにまとめられる。 1. Financial 2. Business strategy 3. Executive compensation 4. Liquidation/sale 5

          ¥1,750〜

          アクティビストファンドによる株主提案

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          バリュエーション(企業価値評価)の資料

          今回はバリュエーション(企業価値評価)の資料作成について。 事業会社の経営企画/M&A担当の人でも外部アドバイザーを使わず社内である程度のM&Aアドバイザリー業務を遂行できるチームであれば、社内の経営陣や上層部向けにバリュエーションの分析資料を作成することは多々あるであろう。M&A案件を多くこなしている会社では自社内のリソースで賄えるところは賄うことも多い。 実際にどのように作成すれば分かりやすいのか、一般的なコンテンツは何か掴めないという人もいるであろう。ここではある程

          ¥1,980〜

          バリュエーション(企業価値評価)の資料

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          PEファンド選考|面接

          PEファンドの選考プライベートエクイティ(Private Equity)の選考は投資銀行やコンサルティングファームに比してハードスキルのみならず、投資候補先へのコミュニケーションや経営陣とのコミュニケーション等、プロフェッショナルとして恥ずかしくない人材かどうかが見られる。 選考自体は日系も外資系も採用ニーズが高い場合を除き、それなりに長期になることが多い。書類を通過した後はHR含め面接が数回あり述べ5人以上のメンバーに会い、モデルテストやケーススタディの実施もされるので

          ¥4,980〜

          PEファンド選考|面接

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          M&Aアドバイザリー業務|入札要約

          はじめに今回はセルサイドM&Aのアドバイザーが作成する入札要約資料についてである。アドバイザーを起用しない場合でも、受領した入札をどのようなポイントでまとめるべきか、どのように説明したらいいかは事業会社の経営企画/M&Aの担当者の方にとっては重要な業務になる。 参考になれば幸いである。 入札概要資料(Bid Summary)

          ¥980〜

          M&Aアドバイザリー業務|入札要約

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          価格調整 - SPA

          はしがき今回はSPA交渉における価格調整に関して記載していきたい。 価格調整にどのような方式があるのか(Locked boxかCompletion accounts方式なのか)、調整される会計上の項目は何か(運転資本、ネットデット等)については様々な媒体で記載されているのでここでは割愛したい。 M&Aの実務で売手、買手に立った際に実務ではどのような流れで進むのか実務寄りの目線での内容になる(一般的な株式譲渡を想定して記載している)。また、稀に混同する人がいるが、会計上のPP

          ¥1,500〜

          価格調整 - SPA

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          PEファンド選考|LBOモデルテスト

          今回はPEファンドのLBOモデルテストについて概要を説明する。実務でモデルを作成、使用する必要がある方にとっても参考になると思うのでお役に立てれば幸いである。 一般的な課題の概要PEファンドの選考課題は基本的に①LBOモデル作成と、②:モデルに付随して作成する投資メモ作成が求められると考えて頂いて問題ない。①のみの時もあれば①②両方を同日に実施、もしくは宿題形式で1週間ほど時間を空けて実施することもある。 このセクションでは主に、①:筆者がLBOモデル添削をする中で気づいた

          ¥5,500〜

          PEファンド選考|LBOモデルテスト

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          PEファンド選考|Investment Memo|ケーススタディ対策

          今回はPEファンドの選考課題のひとつであり、重要性や難度が高い投資メモ作成/ケーススタディに関して記載していく。 ケーススタディの位置づけケーススタディは選考終盤で行われることが多い。面接等で人柄やコミュニケーション能力が問題ないと判断され、LBOモデルテストも通過したら次はケーススタディ、という流れになる。ただしLBOモデルとケーススタディを別に行わず一体で行うファンドもあるので事前に確認はしておこう。 LBOモデルテストの趣旨はソーシング時に案件のリターン分析等を初期

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          PEファンド選考|Investment Memo|ケーススタディ対策

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          PEファンド投資例|Valextra | NEO Investment Partners

          PEファンドに保有されているラグジュアリーブランドについて久々のアップデートである。今回はイタリアの高級レザーグッズ・バッグのブランドとして有名なValextraを挙げる。 Valextraについて同ブランドは正式にはValextra S.p.A.という社名である。1937年にジョヴァンニ・フォンタナによってイタリアのミラノで創立された。 2022年時点で従業員は98名と企業規模は小さいが、売上高は直近(2021年12月期)で約50億円、EBITDAは約5億円程である(筆

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          PEファンド投資例|Valextra | NEO Investment Partners

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          PEファンドによるファッションブランドへの投資

          今回はPEファンドにより買収された案件にラグジュアリーブランド、ファッションブランドのリストや事例について簡単に見ていきたい。 日本ではファッションブランドに対して投資しているPEファンドは少ない(有名な案件はインテグラルによるヨージヤマモト位)。一方で海外、特に欧州を目に向けると、我々が普段よく目にするブランドでPEファンド傘下にある or あったブランドは意外と多いことが分かる。 ラグジュアリーM&A (by PEファンド)

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          PEファンドによるファッションブランドへの投資

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