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むさしの料理帖

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「コップに三分の一くらい注いで、飲んじゃいれ、飲んじゃいれして飲むのが、ビールの本当にうまい飲み方なんですよ」 池波正太郎
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#家庭料理

むさしの料理帖

むさしの料理帖

「ま、飯を食べながらはなそう。さ、早く……早く爺つぁん、飯にしてくれ」
舌が焼けるような根深汁(ねぎの味噌汁)に、大根の漬物。小鉢の生卵へ醤油をたらしたのを熱い飯へかけて、
「む、うめえな……」                       

池波正太郎「鬼平犯科帳 墨つぼの孫八」より

主水くたびれる(393回目)

主水くたびれる(393回目)

The 朝ごはん。
みそ汁、ししゃも、海苔。
休みの日しかこんなのはできないが、できればこういうのが毎朝食いたい。

散歩途中で団子を食う。
しょうゆ味でなかなか旨い。

晩飯は家人炊。
かぼちゃとさつまいもの炊いたん、いしもちの照り焼き。

いい天気に誘われて、午前午後と歩き回ったのでくたびれる。
熱い風呂に入って眠ろう。

ごちそうさん。

よくぞ金曜までたどり着きました(392回目)

よくぞ金曜までたどり着きました(392回目)

豚こまでしょうが焼き弁当。
結局こういうのが1番旨い。

晩飯は鶏むね肉と白菜と厚揚げの鍋と厚揚げの焼いたんと茄子の田舎煮。
厚揚げは近所の旨い豆腐屋「とうふ一番」さんのもの。

油揚げもそうだけど旨いやつは、さっと焼いてしょうが醤油で食うのが1番旨い。

茄子の田舎煮はよく作る。
家族にも好評なのだ。

今週もよくがんばりました。
お疲れさまでした。

ごちそうさん。

ぬくもる(391回目)

ぬくもる(391回目)

鮭の塩焼き、茄子のみそ炒め、切り干し大根の煮物、ゆで卵。
あんまり頑張ってない。
仕切り買ってこないとなァ。

しかし寒かった。
唐突に冬なのである。
なので夜は「味噌煮込み」である。
家人にはうどん、ぼくはラーメンにする。
両者の違いは和風だしと鶏がらスープの素の違いだけだ。
少しコチュジャンも入れてある。
名古屋人としては赤味噌でいきたいところだが、残念ながら切らしているので合わせみそで。

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残りものをどう処理していくかプロジェクト(390回目)

残りものをどう処理していくかプロジェクト(390回目)

朝、お弁当を作るというのは、特に自分のためとかになると、いかに残りものを処理するかということになる。
あ、ウチの場合ね。
基本的に我が家はふたりだけなので、夕飯に必要な量は多くない。
まして家人が結構好き嫌いがある人なので、ぼくが食いたいと思って作るものでも、あまり箸をつけてくれないこともしばしばあって、そうなると何日も冷蔵庫の住人になってしまう。
そうなると高校生の頃のように無尽蔵な胃袋があるは

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寒くてやわやわな火曜日(389回目)

寒くてやわやわな火曜日(389回目)

今日のお弁当。
コロッケとほうれん草のおひたしとたまご焼き。
鮭のふりかけ旨し。

寒いので長袖のインナーダウンを羽織る。
もう極端なんだよなァ。

晩飯は肉豆腐と切り干し大根の煮物。
前にも書いたけれど、ぼくの実家は父が牛肉を苦手にしていたので肉と言えば鶏か豚だった。
当然それを食って育ったので、ぼくも肉と言えばそうなっている。
まあ安上がりなのでいいのだけど、その食習慣は「吉野家」に訪れた事で

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さんまチャレンジ(388回目)

さんまチャレンジ(388回目)

基本だろ、基本。

さらに基本だろ。
ちなみに「豚」じゃなくて「ちくわ」なのは仕様だ。

ちょっと散歩して帰り道に「さんま」を買う。
付け合わせは旨い豆腐屋の「朧どうふ」だ。

さんまはトマトソースパスタに合わせる。
塩焼きにしたトマトソースパスタにどんと乗せる。
フォークで突き崩しソースと絡めて食うのだ。
さんまは淡白なのでとても合う。
豆腐にも合う。
嘘だと思ったら試してみるといい。

責任は

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晴天のハムサンド(387回目)

晴天のハムサンド(387回目)

昨日娘は自分の部屋に帰る予定だったのだけどウチにPASMOを忘れていて、また夕べこちらに帰ってきた。
なので今朝もお弁当をこさえる。

これは何か?と訊ねられると一瞬窮してしまうようなサンドイッチである。
マヨネーズと混ぜるのを忘れていてハムの上に横たわるのはマスタードである。
あとはきゅうりとレタス。
オープンサンドといえば聞こえはいいが、パン2枚は要らないなァと思った結果である。
まあぼくが食

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雨の献立(386回目)

雨の献立(386回目)

娘に持たせたお弁当。
昨日書けなかったが豚そぼろとたまごの二色弁当である。
娘は紅しょうがが苦手なので刻みのりに変更してある。

昼はししゃも、みそ汁、ごはん。

夜は豚と白菜の四川風鍋。
仕上げに熱したごま油をぶっかけて盛り上げる。
背景がごちゃついてて申し訳ない。

ごちそうさん。

食べることは生きること(385回目)

食べることは生きること(385回目)

"息子達が小学生の時私が中度の鬱病に。子供達はご飯を炊きぶつ切りの大根と魚肉ソーセージの味噌汁を並べて笑顔で呼びに来た。あれを超える料理はない。息子達は今16歳と19歳。"

"今日は本当につらい一日で...全て捨てたいくらい苦しくて...このお味噌汁のように優しく生きやすい世の中だったらどんなに...土井先生をお手本に今日も15分以内目安に鮭を焼き白米早炊き&味噌汁作って飲みました。泣きながら歯

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ごはんを装う(384回目)

ごはんを装う(384回目)

ごはんは1度にではなく何度かに分けて装う。
適度に蒸気を飛ばすため。
まあお弁当なんだから食うころには冷めてるので関係ないと言えばないかも。
唐揚げも朝に作ることは面倒とも思わなくなった。
味つけはしょうゆと酒と塩だけ。
漬け込んだりもしない。
茄子も油で炒めてみそと水と砂糖だけ。

装うというのは「装う」から来る言葉で「整える」の意味があるという。ごはんを器に整えて用意すること。
地域によって言

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肌寒い日に食うもの(383回目)

肌寒い日に食うもの(383回目)

今日のお弁当。
味醂干し、里芋の煮転がし、小松菜とじゃこ炒め、たらこの煮物、たまご焼き(甘め)、キムチにんにく。

足が冷たい。
冷え性とかではないけれど手足が冷たくて冬場は難儀する。
特に今朝のような冷たい雨が降るような日は動きまで鈍る。
ぼくは冬生まれだが冬が苦手だ。

晩飯はタンメンと焼き餃子。
夕方からまた冷えてきたからちょっと暖かいのがいい。
つけ麺用の太麺を使ったからちゃんぽんみたいに

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カブの葉処理の日(381回目)

カブの葉処理の日(381回目)

だそうだ。
ペペロンチーノはものすごく簡単にできるが、そのぶん難しいともいえる。
シンプルなものはごまかしが効かないのだ。

晩飯は昨日の残りの鰹と鰤、それから蛸をヅケにして食った。
葉がついたカブもあって、葉が邪魔で冷蔵庫に入らないと家人がこぼしていたので、カブの葉とじゃこを炒め、みそ汁にもした。
あとは早めに処理したかったもやしと厚揚げを豚と炒める。
またカブの葉の残りはカブと一緒に浅漬けにし

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鰹と鰤と選挙(380回目)

鰹と鰤と選挙(380回目)

昼飯はやっつけ。
コンビニのきつねそばとおにぎり。
でも旨かったりするんだよねェ。

晩飯は買い出しに行った最近話題の「ロピア」で。
鰹と鰤、それとおでん。
鰹はたたきより刺身のが好きなのである。
あのねっとりした感じがいい。

さて皆さん選挙には行かれましたか?
まあ一票を投じないと何も変わらない、とか今さら言わないけれど、今回は本当に誰にも投じたくない気持ちになる選挙だなァと。

もう今夜のう

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