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【読書感想文】心理学のオススメ題材【長編】

夏休み――読書感想文って面倒だったの覚えてますか?

大人は子供だった経験がある。
子供の頃を振り返る事で自分の子供の気持ちが分かったりします。

感想文が好きだった人は限りなく少数派でした。
大人になっても「必要ない」という意識を持つ人もいるでしょう。
ただ、読書感想文は「大人になると有効性も分かる」のが悩みどころ。

ならば…
『もし本棚の肥やしになっても、いつかは役立つ本』がいいだろう!
そんなコンセプトで推薦する「心理学の本」10選をご紹介します。

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読書感想文にオススメ!心理学の本10選

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』

『感想』(オススメ:小・中・高)
本当に心理学を知りたいと思うなら最初にオススメする本です。
現代の心理学の基礎の1つとなっているアドラー心理学の本です。
さらに私が考える「親も読むべき本 」です。
心理学を知りたい人」に真っ先に薦める入門書。現在、最も心理学に入りやすい本の1つと言えるでしょう。

注意)マンガと解説が入り混じっているので、読書感想文として成立するかは学校側に要確認。


『マンガでやさしくわかる小学生からはじめる論理的思考力』

『感想』(オススメ:小・中)
タイトルに心理学はありませんが、私が「心理学に通じる」と断言します。
私が考える「親と子供が一緒に読むべき本」です。
大人が読んでも参考になる本。むしろ大人に向けて作ってます。
ただし欠点としてタイトルに反し、ほぼ「ふりがな」が無いです。
論理的思考」という、どの学問にも通じるスケールがあります。

注意)マンガと解説が入り混じっているので、読書感想文として成立するかは学校側に要確認。


『10代のための疲れた心がラクになる本:「敏感すぎる」「傷つきやすい」自分を好きになる方法』

『感想』(オススメ:小・中・高)
「思春期ならばコレだ」と言える心理学の本です。
ふりがなが付いているのですんなり読めて、知識編とチャレンジ編に分かれているので分かりやすい。感想文なら知識編だけで十分でしょう。
タイトル通り10代に向けて作られてます。なので、非常に読みやすい文章が特徴です。

同じ筆者の10代のための疲れた体がラクになる本もオススメです。


『自信をつける習慣 よけいな迷いが消えていく58のヒント』

『感想』(オススメ:中・高)
思春期になると様々な人間と出会い、新しい出来事も増え、視野が広がる事で「自分なんて無理だ」と思う事もあるでしょう。
そんな学生にこそオススメの本で、焦り、自信、行動、思考を丁寧に綴った読みやすい本です。
本そのものが小さめなので、学校や塾への通学などで読むのに便利です。


『世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド』

『感想』(オススメ:中・高)
思春期は自分のやりたい事やできる事などに悩むもの。
冷めた目線を持ったり、熱い心を持ったり、現実が見え過ぎたり、逆に見えていなかったりと、色々なタイプがいると思います。
そんな時、「自分の持つ才能」と向き合いやすくなる本です。
子供が人生に迷った時、1つの道しるべの本としてもオススメです。


『さみしい夜にはペンを持て』

『感想』(オススメ:中・高)
こちらは読書感想文の題材として利用するならダントツでオススメです。
その理由は「物語を通して心理学の大切さを伝えている」からです。
人生を変える1冊となるクオリティを誇り、子供を持つ親からも高評価なのが特徴。
文学としても質が高く、物語だからこそ心に響くかもしれません。


『わたしが「わたし」を助けに行こう ―自分を救う心理学―』

『感想』(オススメ:中・高)
こちらも心理学の本として非常に分かりやすく、ためになる本です。
できるだけ心理学用語を省いている感じのですんなり入ってくるのも特徴。その内容は濃厚であり「家族全員に読んでもらいたい本」です。
読みやすく、内容も濃く、大人も子供も関係なく当てはまる内容です。


『マンガでわかる 自己肯定感低めでもうまくいく「心のクセ」読本』

『感想』(オススメ:中・高)
個人的に私が考える「年代に関係なく読むべき本 」です。
また『子供を持つ親』には心からオススメします。
自己肯定感が低い理由。思考のクセや認知の歪みを解説しています。
ですが、内容が重いので小学生にはあまりオススメしません。だからこそ、思春期や大人にはダイレクトで響く内容でもあります。

注意)マンガと解説が入り混じっているので、読書感想文として成立するかは学校側に要確認です。


『「うまく相談できない自分」にサヨナラする本』

『感想』(オススメ:高校生)
「人間の悩みはほとんどが相談で解消する」というコンセプトで書かれている作品。思春期にとって、重要な内容でも親などの大人に相談できない人が多いでしょう。そんな『相談の大切さ』が分かりやすく書かれた作品です。
今後、進学にしても就職にしても、大きく変化する環境と人間関係がある以上、読んでおいて損はない本です。


『あなたはもう自分のために生きていい』(迷ったらコレ!)

『感想』(オススメ:中・高)
物語調ではない作品の中で、1番オススメです。
まず第一に、とにかく読みやすいのが特徴です。優しく問いかけるような文章で、ページ数に対して文字も少なく、分かりやすい作品。
子供も大人も全てに響くし、すんなり読めるので、一章に絞って感想文を書いても十分な内容です。


番外編-大人にオススメ4選

番外編として、心理セラピストとしてオススメできる本を4冊紹介します。

『精神科医が教える ストレスフリー超大全 ―人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト 』

『感想』
心理学の本の決定版と言えるくらいの内容が詰め込まれています。
読みやすいのですが、見た目が分厚いので読むのは気力が必要かも?
著者も「必要な所だけピックアップして読む事」を推奨しています。
それだけまとまっている本でもあります。
この本を読み、人生が楽に生きれるようになった人も多いようです。


『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』

『感想』
作者がうつ病になった事で描いた「うつ病経験者のルポマンガ」。
かなり内容はリアで、私もうつ病の経験者だからこそ「内容はエグイけど、この絵柄だから読めるな」と感想を持ちました。
「うつ病がいかに危険性の高いものか」が理解できる一冊。
そして、うつ病から抜け出せると思える一冊です。


『マンガでやさしくわかるNLP』

『感想』
心理学先進国のアメリカで生まれた超実践型心理学の技術を分かりやすく解説した作品。
こちらもマンガと解説が一緒になっているので非常に読みやすいです。
いかにして『日常の中で心理学を技術として駆使するか』が分かりやすくマンガで載っている本です。


『先生、どうか皆の前でほめないで下さい: いい子症候群の若者たち』

『感想』
見た目やタイトル通り、難しい類で内容が重い本です。
データや図を使っている論文形式。心理学に興味があるなら非常に興味深い内容。チャレンジ精神で読むのが良いでしょう。
学生だけでなく、親、社会人、教師にも良い教材となるでしょう。


終わりに…

心理学に関連する14冊の本のご紹介となりました。
もし、読書感想文に悩んだりしたのならオススメします。

ただ、やはりネックはマンガですね。
私は文学部出身なので、マンガも文学として考えています。
世間や業界でも研究対象となっています。

しかし、現在の学校ではシステムはどうなのか分かりません。
採用しづらいと予測される作品もいくつかありますが、それでも私は強くオススメの本です。

読書感想文のご参考までに、もしくは純粋に読みたいという人は手に取ってみてください。



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