寝る前ピラティスの注意点！ぐっすり眠るためには？
ピラティスをやりたいけれど日中は忙しく、落ち着いて取り組めるのが寝る前だけ…という方も多いですよね。
しかし、ピラティスを寝る前に行うのはあまりおすすめできません。
ピラティスは体を目覚めさせるエクササイズなので、寝る前に行うと睡眠の質を下げてしまう可能性があるからです。
そこで今回は、ピラティスを寝る前に行う場合の注意点と、代替案（ヨガ）について紹介していきましょう。
寝る前のピラティスはなぜ眠りを妨げるのか？
ピラティスは、胸式呼吸を深く行いながら体を動かすことで、心身を活性化させるエクササイズ。
この時、「交感神経」を刺激するため、心拍数が増え、体温が上昇し、体が興奮状態になってしまうのです。まさに、眠りにつくためのリラックス状態とは真逆の状態です。
興奮状態になると、寝付けなかったり、中途覚醒の頻度が上がってしまいます。そもそも、就寝前の運動は身体を興奮させてしまうため、運動したいなら寝る3時間前までに済ませておくのがおすすめですよ。
寝る前にピラティスを行うならゆったりピラティスを取り入れよう
小さなお子さんがいたり、仕事で疲れていたりして、なかなかまとまった時間が取れないという方は、ゆったりとしたストレッチメインのピラティスを取り入れましょう。
YouTubeには10分～20分で完結する、寝る前に行うのに最適なピラティス動画がたくさんあります。
さっそく、今夜から試してみてはどうでしょう？
ピラティスは日中に行うのが効果的なエクササイズ
胸式呼吸を用いて行われるピラティスには、交感神経を刺激して体を目覚めさせる効果があります。
つまり、日中のパフォーマンス向上に効果的なエクササイズなのです。
また、日中のピラティスは睡眠ホルモンと言われる『メラトニン』の原料である『セロトニン』を増やすため、睡眠の質を改善する効果も期待できますよ。
このように、ピラティスは日中に行うのが一番効果的な時間帯なのです。
特にダイエット効果を高めたい方におすすめなのが、朝ピラティス。
朝ピラティスにより、
体温が上がって基礎代謝アップ
腸の動きが活発化
自律神経が整い、睡眠の質が上がる
ホルモンバランスが整うことで痩せ体質になる
といった、ダイエット＆健康効果を高めることが期待できるんです！
寝る前のリラックスにはヨガも効果的
寝る前に安心して行えるエクササイズとしておすすめなのがヨガです。
ヨガでは腹式呼吸を用い、さまざまなポーズで静止して瞑想状態を作り、副交感神経に働きかけます。
インナーマッスルの強化や柔軟性向上、深い呼吸による血行促進で代謝がアップする効果を得られますよ。
ピラティスと同様に体と心のつながりを意識して行うヨガですが、ピラティスより心の安定にウェイトが置かれています。
ダイエット目的にはピラティスのほうが向いていますが、運動が苦手で筋力がない方や、ストレスが多くてお疲れ気味の方にはヨガがおすすめです。
ASFiT（アスフィット）のYoutubeでも、ヨガを紹介しているので、ぜひトライしてみてくださいね！
まとめ
ピラティスは交感神経を刺激して体を目覚めさせるエクササイズです。
日中のパフォーマンスアップには適していますが、寝る前に行うと興奮状態になって睡眠の質を下げてしまう可能性があります。
寝る前にピラティスを行う場合は、ストレッチメインのゆったりしたものを取り入れるといいでしょう。
ピラティスの代わりにおすすめなのがヨガです。
ヨガは副交感神経を優位にし、リラックス状態を作るのに適したエクササイズです。
寝る前でも安心して行えるので、ヨガとピラティス、自分に合っているほうのエクササイズにトライしてみてくださいね！
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