風戸輝斗

ライトノベルに、マンガ原作に、アニメ脚本に、ゲームシナリオに。物語を創造することが好き…

風戸輝斗

ライトノベルに、マンガ原作に、アニメ脚本に、ゲームシナリオに。物語を創造することが好きなので、様々な方面からクリエイターとしてデビューする機会を窺っています。同じくらい格闘技が好きです。

マガジン

  • 創作大賞2024 漫画原作部門

    〝創作大賞2024 漫画原作部門〟に応募した作品をまとめたマガジンとなります。

  • 星色Tickets(ACT2)

    〝創作大賞2024 オールカテゴリ部門〟に応募した「星色Tickets」のACT2(分岐あり)になります。

  • 週刊少年マガジン原作大賞

    〝週刊少年マガジン原作大賞〟に応募した作品をまとめたマガジンとなります。

  • 星色Tickets (ACT1)

    〝創作大賞2024 オールカテゴリ部門〟に応募した「星色Tickets」のACT1(共通ルート)になります。

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(約半年遅れの)自己紹介

はじめまして。風戸輝斗(かざとときと)と申します。 一見ペンネームのように見えるかもしれませんが、実はほぼほんみょ……と、この情報はいらないか。 軌道修正。昨年の「マガジン原作大賞 企画書部門」で初投稿し、このたび「創作大賞2024」にもゲームシナリオだのマンガ原作だのを投稿しようと考えている……というより既にしているので、そろそろ自己紹介記事を作成することにしました。 お堅い文章よりも砕けていたほうが親近感が湧くかなぁと思ったので、こんな感じのなんちゃって敬体で文章を綴

    • 「悪役令嬢バトルロワイヤル」_第1話

      〇モモプリアの自宅前 中世ヨーロッパ風の街並み。 モモプリアの手を取り、片膝を地面につけるルードヴィヒ。後ろには白馬。 ルードヴィヒ「僕と結婚してくれませんか?」 モモピリア(M)「いつか白馬の王子様が迎えにやってくる。そんな夢を幼い頃に抱いていた」 モモプリア「貴方の周りには無数の宝石があるはずです。なのに道端に転がる石ころを選ぶのですか」 ルードヴィヒ「仮に世界がそう定義しようとも、僕から見れば世界で一番美しい宝石だ。その宝石があまりに眩しいものだから、他の宝石は

      • 「悪役令嬢バトルロワイヤル」_企画書

        作品タイトル: 悪役令嬢バトルロワイヤル キャッチコピー: 悪役令嬢大集結! ジャンル: 悪役令嬢コメディ 媒体想定: 横読みマンガ あらすじ: 公爵であるルードヴィヒと結婚した平民のモモプリア。 それに嫉妬して集まる、悪役令嬢悪役令嬢悪役令嬢悪役令嬢悪役令嬢……。 悪役令嬢が大渋滞する中、モモプリアは冗談交じりに提案する。 「決闘……なんてどうです?」 かくして、モモプリアを虐める権利を巡る争奪戦――悪役令嬢たちのバトルロワイヤルの幕が開けたッ! 第1話:「悪役令

        • 星色Tickets(ACT2)_SCENE12

          ※場所選択でヒロイン絞り込み⑤ すもも③→演劇部部室・演劇部に出向いて必死に練習するすもも(重要①) あげは④→あげはの家・双子の監視をあげはに頼まれる(重要②) アリス④→演劇サークル部室・寝ている恭司にビズするアリス(重要②) 志那③→街・スーパーで志那とばったり出逢う 以下、アリス④シナリオ //背景:演劇サークル部室_夕方 //SE:扉の開く音 アリス「失礼しま……恭司くん?」 恭司「んむぅ……」 アリス「ふふ、可愛い寝顔」 アリス「ほんとうに君はいつも一生懸命

        • 固定された記事

        (約半年遅れの)自己紹介

        マガジン

        • 創作大賞2024 漫画原作部門
          12本
        • 星色Tickets(ACT2)
          11本
        • 週刊少年マガジン原作大賞
          3本
        • 星色Tickets (ACT1)
          11本

        記事

          星色Tickets(ACT2)_SCENE11

          ※共通 //背景:家庭科室_夕方 米山「こんな感じの衣装に仕上げようと思うのですが……どうでしょうか?」 恭司「さすがは福原先輩の後継。完璧だよ」 米山「ありがとうございます。では明日、雛鳥さんを家庭科室まで連れてきてください。正確に採寸したいので、スリーサイズまでしっかり教えていただけるとありがたいです」 恭司「わかった、伝えとく」 恭司「改めて米山さん。俺のわがままを聞いてくれてありがとう」 米山「いえいえそんな。福原先輩から引き継いでいたことですので」   現・家庭

          星色Tickets(ACT2)_SCENE11

          星色Tickets(ACT2)_SCENE10

          ※場所選択でヒロイン絞り込み④ 星③→校舎裏・星の演劇練習を見守る恭司 瑠奈③→街・疲労の蓄積で本音を包み隠す余裕のない瑠奈(重要①) あげは③→演劇サークル部室・あげはと演劇鑑賞 アリス③→街・息抜きする恭司とアリス ※以下、瑠奈③シナリオ //背景:図書館(過去) 恭司『努力家なんだな藤沢って』 瑠奈『……っ!? ストーカーなんて趣味が悪いわね。冷やかしにでもきたの?』 恭司『そんなことしないよ。九教科中八教科が学年一位。けど、家庭科だけが学年二位。むず痒いだろうけ

          星色Tickets(ACT2)_SCENE10

          星色Tickets(ACT2)_SCENE9

          ※共通 桜の花びらがひらひらと地上に降り注いでいる。 恭司「うぅ、アリシアぁ……」 一枚、また一枚と。命の燃えゆくさまを示唆するように、中庭の大木についた桃色の花弁が徐々に地上に散り落ちていく。 瑠奈「ふぅ。ようやくゴーサインの出せる企画書ができたみたいね」 春の薫りをふんだんに孕んだあたたかな風が、大木に背を預けて寝付くひとりの少女に吹きつける。 アリシアは、春の精だった。 春の精である彼女は春の間しか活動することができず、もし、桜が完全に散ったその日に活動し

          星色Tickets(ACT2)_SCENE9

          星色Tickets(ACT2)_SCENE8

          ※場所選択でヒロイン絞り込み③ すもも②→小波と仲良く買いものするすももに嫉妬する恭司 瑠奈②→仲のいい相手以外にはとことん冷たい瑠奈 アリス②→恋人と思しき誰かと電話するアリス。恭司は赤点回避(重要①) 志那②→眠っている志那を起こさず作業する恭司 以下、志那②シナリオ //背景:喜多川書店_夕方 恭司「おつかれ~、志那ちゃ……」 志那「すぅすぅ……」 恭司「……珍しいな」 カウンターで堂々と舟を漕ぐ女子高生店長代理。 いつも見栄を張ってばかりで、隙をみせることな

          星色Tickets(ACT2)_SCENE8

          星色Tickets(ACT2)_SCENE7

          ※場所選択でヒロイン絞り込み② すもも①→教室・いつもと変わらない距離感のふたり。クラスでは恋人扱い(重要①) 星②→星の家・星がつくったイタリア菓子の試食をする恭司(重要①) 瑠奈①→図書館・しれっとアピールする瑠奈 あげは②→演劇部室・男子生徒に詰め寄られるあげはを助ける恭司 以下、すもも①シナリオ //背景:恭司の家(外)_朝 //SE:インターフォンの音 恭司「……」 //SE:インターフォンの音 恭司「…………」 //SE:インターフォンの音 恭司「…

          星色Tickets(ACT2)_SCENE7

          チャンピオンになる男は常識から逸脱している。

          はじめに. 〝天下無双の稲妻ボーイ〟鈴木千裕選手の出版された『夢を叶える「稲妻メンタル」』を読み終えて印象に残った点をいくつかあげていきたいと思います。それはともかく、「シビレる人生、生きようぜ!」っていう帯コメント最高じゃないですか? まさに千裕って感じがして最高です。……ダメだな、作家志望なのに語彙力が低くなっちゃう。けど、千裕選手のことを語るなら文章力よりも熱い想いだよね。 1.有言実行! 千裕選手の代名詞ですよね。キックとMMAのチャンピオンになる。本を出版す

          チャンピオンになる男は常識から逸脱している。

          星色Tickets(ACT2)_SCENE6

          ※共通 //背景:恭司の家(リビング)_夜 恭司「小波」 小波「ん」 恭司「なんかさ……『あ、これよかったわ~!』みたいな作品ある?」 小波「抽象的な質問だね」 夕食後。皿洗いをしながらいまひとつ意図のつかめない質問を投げかけた俺に、小波はとりわけ違和感を覚えることはなかったようで、うーんうーんとしきりに唸っている。 小波「……『こころ』かな」 恭司「そうきたか」 たしかによかったわってなりそうだけど、俺の求めるよかったわとはベクトルが違う。 小波「教科書に載って

          星色Tickets(ACT2)_SCENE6

          星色Tickets(ACT2)_SCENE5

          ※共通 //背景:演劇サークル部室_夕方 光陰流水。あっという間に金曜日だ。 瑠奈「とりあえず、プロットと冒頭を書いてみたから確認して頂戴」   二日前の約束通り、俺が部室に入るなり、既に俺のお隣という固定席に腰かけていた藤沢が十枚ほどの用紙の束を手渡してくる。 雛鳥とすももも既に部室にいて、おそらくは雛鳥が作ったであろうお菓子を食べながら雑談に興じてるんだけど……にしても三人とも部室にくるの早すぎないか?  まぁ、俺はかなりの頻度でアリス先生と雑談してから足を運ん

          星色Tickets(ACT2)_SCENE5

          星色Tickets(ACT2)_SCENE4

          ※場所選択でヒロイン絞り込み① 星①→雑草を抜き、花を植える星 あげは①→悩みを打ち明ける恭司と弱気なあげは(重要①) アリス①→放課後の教室でテスト対策 志那①→重たい書物を無理して運ぶ志那(重要①) 以下、あげは①シナリオ //背景:演劇部部室_夕方 あげは「こんなところかな。はい、どーぞ」 恭司「ありがとうございます」 演劇部は基本的に週五日活動していて、火曜日と木曜日は休日となっている。 だから木曜日の部室は無人……ということもなく、ほとんどの場合、部長が自

          星色Tickets(ACT2)_SCENE4

          「ぼくは君の特効薬」_企画書

          キャッチコピー: 青春を知らない宇宙人の少年と青春をしたい病を患う少女の特効薬学園コメディ あらすじ: 地球を征服するよう父親に命じられて地球に潜伏している宇宙人・小春日和(こはるび・のどか)は、高校二年生に進学した日に、年中微熱に侵される未知の病――『微熱症候群』を患う少女・水津羽波(みづ・はなみ)と出逢う。 和が側にいるときだけ限定的に微熱症候群から解放されることを知った羽波は、「君は私の特効薬なんだよ!」と宣言して和と『お薬契約』を結び、これまで微熱が原因でできなか

          「ぼくは君の特効薬」_企画書

          「ぼくは君の特効薬」_第1錠

          ■登場人物:  小春日和(こはるび・のどか/男/高校二年生) ・父親に地球を征服するよう命じられて、一年前から地球で暮らしている宇宙人。人と容姿の違いはほとんどないが、身体能力が異様に高かったり、超能力(物体を触れずに動かす。動物と意思疎通する。など)が使えたりする。 が、普段は力を隠して普通の男子高校生を装っている。 ・つながりに飢え、無自覚に友だちを欲している。 ・自身の纏う微粒子が微熱症候群の唯一の抗体であると自覚していない。  水津羽波(みづ・はなみ/女/高校二年生

          「ぼくは君の特効薬」_第1錠

          星色Tickets(ACT2)_SCENE3

          ※共通 //背景:演劇サークル部室_夕方 瑠奈「まさか雛鳥さんがこれほどの演劇の才能に恵まれていたなんてね」 それから時間は少し流れて、すったもんだするかもしれない段階に至ったのは三十分後のこと。 瑠奈「てっきり閑古鳥さんなのかと思っていたけれど、仮にそうなったら責任は脚本を書いたこちら側にあるのでしょうね」 瑠奈「……これはちょっとハードル高いかも」 ザバイ……カスタードみたいな液状のものにサヴォイ……アルディ? みたいな名前の棒状のビスコッティの先端を浸してかじ

          星色Tickets(ACT2)_SCENE3