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ポケットのない服が嫌いだ
ポケットのない服が嫌いだ。だって、スマホや定期を入れる場所がない。いつだって所定の位置に物を入れておかないとなくしてしまう私にとって、ポケットは多ければ多いほどいい。
私が高校生だった頃、制服のポケットは4つくらいあった。でっかいリュックサックの中になんでも詰め込めた。だけど、今はそんなことはできない。
「ポケットにそんなにものを入れちゃって。それに鞄パンパンなの、みっともないよ」
昔
どうか、境界の彼方まで。
京都アニメーションが燃えている、という通知が来たのはお昼頃だったと思う。大変そうだな、と思いつつ大学の講義を受けて、帰りの電車でTwitterを開けば、事態はそんな大変そうだなんて言葉で済まされるようなものじゃなかった。
19歳の私は12歳からアニメオタクをやっている。だからそれ以前のアニメはそんなに知らないし、ハルヒやけいおんだって詳しい内容は知らない。私が京アニという存在に出会ったのは境
映画の予告を見るのが好きだ
映画の予告をひとつ見てしまうと、その関連動画に目線が吸い寄せられ、またそれを見ては他の予告に吸い込まれ、2時間くらいは同じ作業をしてしまう。そういう経験、皆さんもあるのでは。
私はアクション映画以外は必ず寝てしまうので映画というものがあまり好きじゃない。朝ドラも推しである吉沢亮が出るから観ようとしていたけれど、あのだらだら感が駄目だった。現代人は時間という制限に親を殺されている。Twitte
他人の金でできてる、
バイト先で研修中のひよっこの私がファミレスのドリンクサーバーみたいな機械でいれたブレンドコーヒーを心底美味しそうに飲むお客様たちを見て、心底くだんねぇ、と思う。そういう大層くだんねぇことで世界は回っている。そんなことを考えていると、家でジュースを飲んでた方がましだと思ったけれど、それさえも工場で働く人間が金のために作ったものだと思うと笑けてくる。もう何も胃に入らない。私は他人の金でできている。
【ネタバレ】紺青の拳の感想。【注意】
大好きなものほど見たくない。期待を裏切られたくないから。ということで観に行くのを渋っていたわけだけれども、叔父さんが子守してくれるなら金を出そうと言うので、覚悟を決めまして。行きました。
結論から申し上げますと、良かったです。
ちょーーーっぴり腑に落ちない点もあったけれども、そこに目をつぶればいい映画だった。事前に既に観に行っていた友人Oからストーリーのネタバレは聞いていたので、キャラク
人生、はじまりおわる
地頭は悪くない方だと思う。中学3年生のとき、春期講習が終わってから塾に通い始めた。数学はものすごく先の範囲までいっていて苦しかったし入塾テストは悪くて小学校から一緒の女の子に裏で馬鹿にされていた。他の子たちは全教科受けていたけれど、私は数学と英語だけ受講していた。勿体ない、と母が言うから。
自分に文章を書く才能を見出したのはこのときだった。湖のあるこの場所では特色選抜なるものが存在していて、